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トム・デュムランがツール・ド・フランスに出場しない?

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回復の時間がたらない

 

デュムランは、 クリテリウム・デュ・ドーフィネで復帰したが、厳しい山岳ステージが始まる前にリタイヤ。

 

その後、膝の炎症の原因だった膝の中の異物の手術を行った。

 

手術は成功し、デュムランは高地トレーニングに向かったが、本人の膝への不安から車を引き返してしまった。

ブリュッセルで7月6日から始まるツール・ド・フランスの準備に間に合うのかわからない。特に膝の調子が万全でないのが一番気にしていた部分だった。

 

Team Sunwebはデュムランがツールに参加しないことを確認した。

今の状態で競争力があるというのは現実的ではないと判断。

「先月は全体的にとても調子が悪く、膝の状態もよくなかった。

Giroの落車の後、本当にツールに参加したかった。だが、自分のレベルがツールに間に合うのは現実的ではないことに気づいた。

懸命に努力したが、自分の身体に耳を傾け、非現実的な目標を追いかけることから自分自身を解放する必要があると思った」

とDumoulinは述べた。

 

自分自身納得しなかったんでしょう。ツールまで、わずか2週間で、ベストな状態になることはないと判断した、ということですね。

 

photo by Simon Gill

 

チームSunwebの医師Anko Boelensは、ジロでクラッシュして以来、あまりにも多くの後退があったと述べた。

「彼は全力を尽くしたが、結論はそれが単に不可能であるということです。
私たちは休息、回復、レースへの復帰の過程に信頼を寄せていましたが、どんな回復においてもそうであるように後退があった。

トムが完全な体力に戻るために必要な時間を与えるには、後退に対応する時間はもうありません。

ツアーに参加したいという彼の強い意志にもかかわらず、最適な回復を目指したほうがよいでしょう」

とBoelens博士は説明しました。

 

デュムランとチームは、将来のことも考えて不本意な状態で出場するのをメリットがないと判断したのでしょう。

病気や怪我からの回復は、一直線に治っていくものではない。良くなったり悪くなったりを繰り返して、徐々に回復していくので時間がかかるものです。

 

ツール・ド・フランスは現在、デュムランが出場しなくなったことで、二人の優勝候補を失った。

クリス・フルームも出ない、トム・デュムランも出ないツール・ド・フランス。クラッシュによって、出場できないのは残念でならない。

 

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