ワールドツアーチームの財政状況は改善され続けている。
チームの総予算は新シーズンも着実かつ強力に増加している。これは、ニースで開催した会合で発表したUCIの数字から明らかになった。
ワールドツアーチーム18チームの総額は5億7000万ユーロ(約900億円)と報告された。
毎年チーム予算は増額
#Gazzetta of today reporting World Tour trends from UCI seminar
WT teams budget (total):
– €379M (2021)
– €430M (2022)
– €473M (2023)
– €499M (2024)
– €570M (2025)Average rider salary:
– €373K (2021)
– €403K (2022)
– €435K (2023)
– €449K (2024)
– €501K (2025)— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) December 1, 2024
18チームを平均すると3,200万ユーロ(約50億円)。まあ、これは本当に平均だ。
チーム存続が危ないと言われているIntermarché – WantyとArkéa – B&B Hotelsは1,200万ユーロ(約19億円)しかない。
そして、最上位はUAE Team Emiratesの5000万ユーロ(約80億円)。さらに続きそうなのが、Red Bull-BORA-hansgroheだ。
2024年時点で各チームの予算総額は5億ユーロ(約800億円)。12%増えている。ただ、2025年の計算にはAstana Qazaqstan TeamをスポンサーするXDS Carbon-Techの予算は入っていない。
富めるチームと財政難に苦しむチームの差は開く一方だ。
そして、ワールドツアーライダーの給料も上がり続けている。2021年と比べると約25%も上がっている。
ワールドツアーライダーの平均給料は、50万ユーロ(約8千万円)もあるのだから、こちらも十分に貰っている。
トップ選手タデイ・ポガチャルの年俸800万ユーロは間違いなく平均を上げているのは確実だ。
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