カリフォルニアツアー第4戦では、クイックステップのファビオ・ヤコブセンが勝利。
これで、クイックステップは
- 第2ステージ カスパー・アスグリーン
- 第3ステージ レミ・カヴァニャ
とハットトリックを達成。
しかも、それまで7秒差で3位につけていたカスパー・アスグリーンのイエロージャージもゲットと思っていた。
リーダージャージのティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、EFエデュケーションファースト)が、落車の影響で遅れていたからです。
チームは、3連勝とイエロージャージゲットの報告。
#TheWolfpack are all smiles at #AmgenTOC: three consecutive stage wins and the yellow jersey for @k_asgreen.#WayToRide pic.twitter.com/s3bE6mcLFU
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) 2019年5月15日
レースは、ティージェイ・ヴァンガーデレンが、52秒遅れでゴール。
その後に、UCI陪審員はゴール手前3キロ以上であったにもかかわらず、落車に巻き込まれた選手、それによって影響を受けた全ての選手を同タイム扱いにすると発表。
これまでのUCIのルールでは、ゴール手前3キロ以内の落車は同タイム扱いでした。
規則は、インシデントの瞬間に記録されたギャップを考慮に入れて、レースが一時的に無力化または中止された場合、委員会の委員長が結果をキャンセルするか、結果をそのままにするかを決定できると述べています。
これによって、カスパー・アスグリーンのイエロージャージの夢はかなわなかった。
チームイネオスのジャンニ・モスコンも落車の影響で遅れていたが総合はかわらです。
ルールを勝手に変えて良いのか??
1位 | ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、EFエデュケーションファースト) | 21h16’50” |
2位 | ジャンニ・モスコン(イタリア、チームイネオス) | +06″ |
3位 | カスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ) | +07″ |
4位 | タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) | +16″ |
クイックステップGMが怒る
パトリック・ルフェーブルは、レースの陪審員がヴァンガーデレン に3キロメートルのルールを適用することを決断したことについて、
「クラッシュが発生するたびに、このようなルール変更をしますか? 彼らは、サイクリングのすべての規則に違反しています」
ジロ・デ・イタリアの第3ステージで、エリア・ヴァニーニがスプリントフィニッシュでライバルを妨害したと判断されたことに続いてクイックステップの大きな損失です。
ルフェーヴルはツイートでも他のチームにも聞いてみたらどう? と言ってます。
place. this is a very dangerous president and I’m absolutely against his decision#AmgenTourOfCalifornia curious to see what other teams @AigcpOfficial #CPA thinks of that. the @uci var jury decide the stage winner and the president of the jury the yellow jersey
— Patrick Lefevere (@PatLefevere) 2019年5月16日
パトリック・ルフェーブルは、カリフォルニアでの事件は危険な傾向にあるので重要であると示唆し、規則を一貫して適用する必要があると主張した。
「スポーツはスタートの白線とフィニッシュの白線の間の戦争です。 その間のすべてがレースだ。
彼がアメリカ人だからでしょうか。そうではないだろ。誰もクラッシュなんか望んでない。
我々はアピールするよ。 それが原則だ」
パトリック・ルフェーヴル以外にも、このルール変更については論議が起こっています。
特に今回は、ゴールして1時間後に判定が報告されており、リーダージャージが着れると思っていたクイックステップのチームとしては納得がいかないものだと思います。
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