2023ジロ・デ・イタリアをコロナにより、リタイヤしたレムコ・エヴェネプール。
ツール・ド・スイスに出場したが、コロナ明けのトレーニングだけでは、流石に本調子とはならず総合2位に。
その後は、世界選手権に向けて再び高地トレーニングに取り組んでいる。ジロをリタイヤしたことで、ブエルタに出場かもと言われていたけど、正式に参加を発表している。
ブエルタの防衛に
¡Olé! @EvenepoelRemco returns at the start of @lavuelta, where last year he wrote history for Soudal Quick-Step and Belgium pic.twitter.com/DmAOIejx44
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) July 10, 2023
上記のツイートでは、こ芝居でブエルタ参戦をレムコが言っている。レムコ自身もSNSで
「2023年のラ・ブエルタでタイトルを守るために、また戻ってくるよ
スペインの美しい道での新たな戦いを楽しみにしています!
バルセロナでお会いしましょう 」
とコメントしている。
2023ブエルタ・ア・エスパーニャは、8月26日から9月17日まで開催され、バルセロナでのチームタイムトライアルから始まる。
昨年、レムコは、ベルギー人としては44年ぶりのグランツール優勝者となっていた。まあ、世界選手権も出るけど、その後にブエルタまで出るとは結構ハード。
Soudal – Quick Stepとしても、来年のツールに向けての準備でもあるのでしょうね。
レムコ・エヴェネプールのスケジュール
I will be back and ready to defend my title in La Vuelta 2023!!
Looking forward to a new battle on the beautiful Spanish roads!
Nos vemos en Barcelona! pic.twitter.com/yqy7Cy6Wyd
— Remco Evenepoel (@EvenepoelRemco) July 10, 2023
レムコ・エヴェネプールは、世界選手権の前にクラシカ・サンセバスチャンも追加している。
- 7月29日 クラシカ・サンセバスチャン
- 8月6日 世界選手権ロード
- 8月11日 世界選手権個人タイムトライヤル
- 8月26日 ブエルタ・ア・エスパーニャ
- 10月7日 イル・ロンバルディア
クラシカ・サンセバスチャンでは、昨年に続いて連覇を目指すことになる。これで、ブエルタでは、プリモッシュ・ログリッチとの決着をつけることになりそうだ。
現在ブエルタに出場が予定されているのは
- プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
- ゲラント・トーマス、カルロス・ロドリゲス INEOS Grenadiers
- リチャル・カラパス EF Education-EasyPost
- アレクサンドル・ウラソフ BORA-hansgrohe
- ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates
リチャル・カラパスは、ツール第1ステージで落車したので、ブエルタでリベンジ。ゲラント・トーマスも出場するというので、結構豪華なメンバーで戦うことになる。
コメント
レムコがブエルタに出場するのは嬉しいことですが、メルリエはどうするんだろ。
彼ほどのスプリンターがグランツールに出場しないのはもったいないけど、出場したらメルリエのアシスト要員含めかなり枠を食うことになりますが…。
精鋭を揃えたジロでも山岳ではイネオス等の攻撃でアシストが崩壊していたことを思えば、
いっそアシストを諦めて、山岳ステージでは単騎になるのを前提でレムコの自力頼みって選択肢もアリっちゃアリですが(笑)
ティム・メルリエは一応暫定リストに入ってますね。多分契約時に決まっていたのかな。ツールはファビオだけど、ブエルタは君ねと言った感じかも。
来年のツールには、ファビオ・ヤコブセンはいない。でも、ティム・メルリエは入っているとか言われてますね。
今の所、山岳はルイス・フェルファーク、マウリ・ファンセベナントが入ってますけど、あとは誰がはいるでしょうね。Jumbo-Visma、INEOS Grenadiersのアシストに勝てるのかは難しいでしょうね。ただ、来年のツールを考えると機能しないとこまりますね。