2019年からTrek-Segafredoに加入したリッチー・ポート。
ウィランガヒルで抜群の走りを見せていたので、調子は良いのかと思ってました。
しかし、彼のTrek-Segafredoでの最初のシーズンは、気管支炎のために、計画どおり進んでないようだ。
シーズンの滑り出しは好調
リッチー・ポートのシーズンインはツアー・ダウンアンダー。
ウィランガヒルで6年連続優勝。Mitchelton-Scottのダリル・インピーについで総合2位でフィニッシュ。
その登りでは、ラスト3分の平均は500w前後で登っていた!
リッチー・ポートの体重は62kgなので、8w/kg 人間技ではない走りを見せてました。
これは、今年のリッチー・ポートはいけるんじゃないのかと、誰もが思っていたのは間違いがない。
その後、彼はヘラルドサンツアーのためにオーストラリアの自宅で待機。ヘラルドサンツアーでは、総合5位。
続く、UAEツアーではパフォーマンスが悪く、総合でも50位。そのため、パリ~ ニースをスキップ。
過去に2回勝ったボルタカタルーニャで再起をはかるが総合38位と低迷。
全く調子が上がってこないので、カタルーニャのあとに約1か月、回復のために長い休憩をとることに。
約1か月ぶりのカリフォルニアツアー、サクラメントで行われたレース前の記者会見で、
「私は今シーズン最高のスタートを切っていない。カリフォルニアでのレースは初めてなので楽しみにしている。
もちろん、やる気があるんだ。ツアー・ダウン・アンダーは良かった。ただ、気管支炎でレースプログラムを変更することは、Trek-Segafredoで始めたかった方法ではない。
しかし、モチベーションは高いよ。やる気があれば正しい方向へ進みだすと思っている」
2019年のカリフォルニアツアーは、過去の優勝者
- 2013年の優勝者 ティージェイ・ヴァンガーデレン(EF Education First)
- 2015年の優勝者 ペーター・サガン(Bora-Hansgrohe)
- 2017年の優勝者 ジョージ・ベネット(ジャンボ – ヴィスマ)
3人の元チャンピオンを迎えて開催される。
リッチー・ポートの意識する総合系選手は
カリフォルニアで2回ステージ優勝したローハン・デニスは、今年はバーレーン・メリダから出場。Bora-Hansgroheはマキシミリアン・シャフマンとフェリックス・グロスチャートナー。
UAE Team Emiratesのタデイ・ポガチャル。若いブランドン・マクナリー(Rally UHC)も同様に、総合争いで注目するライダーとなる。
ポートは尋ねられたとき一流の競争相手のリストを選ぶことに熱心だったが、主要な競争相手として元BMC Racingのチームメイトを選び出した。
「ティージェイ・ヴァンガーデレンは、おそらくこのレースで最高のライダーだと思う。
彼はコロラド州を拠点にしており成長している。あとは、ジョージ・ベネットかな」
調子が上がっていないのか?
リッチー・ポートが最初の勝負所とみていた第2ステージ。
ランチョ・コルドバ~サウスレイクタホの194.5km。
結局、リッチー・ポートは総合上位に絡むこともなく、15位でゴールしている。
第6ステージにも山岳のクイーンステージがあるので、そこで上位に食い込めないようだと、まだまだ調子は上がってきてないと言えるかと。
ツール・ド・フランスでは、いつも不運に泣いているリッチー・ポート。なんとかベストな状態でツールに臨んで欲しいですね。
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