25歳で自転車を始めたイモージェン・コッター(Imogen Cotter)は、3年で2021アイルランド選手権ロードチャンピオンとなった。
だが、2022年1月に車と正面衝突。膝蓋骨骨折、腕と手首の骨折という重症を負ってしまう。
5回の手術と何百時間にも及ぶ、リハビリでレースに復帰している。
今回、事故の経験からサイクリストが生きて家に帰れるように、道路安全局 (RSA) 、アイルランドのŠkodaと提携して、ドライバーに「速度を落とし、自転車に乗っている人々と道路を安全に共有する」よう求める交通安全キャンペーンを開始した。
道路を安全に共有する交通安全キャンペーン
I’m so proud to launch this advert campaigning for road safety. It’s vulnerable and emotional to share my story, but I’m doing it in the hopes that I can help to save a life through changing drivers’ attitudes towards cyclists. @SkodaIRL @RSAIreland pic.twitter.com/Xg7tzegU3r
— Imogen Cotter (@CotterImogen) May 4, 2023
イモージェン・コッターは、Instagramで以下のようにコメント。
来ましたね。skodairelandと@rsairelandとの広告の発売が今日になりました。私のページでこれを発表するのは、かなり緊張しています。
とても傷つきやすく、感情的なビデオだからです。自分のストーリーを共有することは、命を救える可能性があることを願い、どうしてもやりたかったことです。
しかし、だからといって、簡単にできるわけではありません。この広告がドライバーの意識を変えるきっかけになればと願っています。
サイクリストが5秒間、あなたの旅を遅らせるかもしれないけれど、私たちはその出会いの外では、生活や愛する人、目標を持っている一人の人間だということを理解してもらうためです。
私たちは傷つきやすく、生きて家に帰りたいだけなのです。もし、あなたの心に響くものがあれば、ぜひシェアしてください。♥️
交通キャンペーンでは、ヘルメット、明るい服、ライトの着用をサイクリストに完全に依存するのではなく、ドライバーが責任を負うことを求めている。
このキャンペーンは、
- サイクリストに十分なスペースを与えること
- ミラーを定期的にチェックすること
- ドアを開けて降りる前にサイクリストをチェックすること
サイクリストがいたら、減速することをドライバーに思い出させることを目的としている。ほとんどの事故は、ほんの少しドライダーが注意してくれたら防げる事故が多い。
事故は一瞬だけど、ケガをしたら回復には長い時間がかかる。少しだけ、スピードを緩めてくれたらサイクリストも助かると思う。
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