アムステルゴールドレースは、1966年から始まり今年で57回目を迎える。Amstel Gold Race(1.UWT)
フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュとあわせてアルデンヌクラシックと呼ばれる。
アムステルゴールドというのはメインスポンサーのアムステルビールのブランド名。サポートカーにはしっかりと、アムステルビールの名前が入っている。
公式サイトではオンランインで酒を売ってあるので生年月日の入力が必要。
過去の優勝者
- 2022 ミハウ・クフィアトコフスキ
-
2021 ワウト・ファンアールト
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2019 マチュー・ファンデルプール
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2018 ミケル・ヴァルグレン
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2017 フィリップ・ジルベール
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2016 エンリコ・ガスパロット
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2015 ミハウ・クフィアトコフスキ
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2014 フィリップ・ジルベール
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2013 ロマン・クロイツィガー
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2012 エンリコ・ガスパロット
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2011 フィリップ・ジルベール
2年連続の写真判定となるゴールだったけれど、今年からは写真判定も完璧になる予定。
- マーストリヒト~ファルケンブルフ 253.6km
- スタート前
- 7人の逃げ
- Sibbergrubbe (1.8 km・4%) 残り86km
- Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り81km
- 残り2周
- Geulhemmerberg (0.7 km ・6.6%) 残り 76km
- Bemelerberg (1 km・ 4.4%) 残り66km
- Loorberg (1.4 km・ 5.3%) 残り51km
- Gulperbergweg (0,9 km・5.5%) 残り43km
- Kruisberg (0,7 km・7.3%) 残り 38km
- Eyserbosweg (1.1 km・7.6%) 残り37km
- Fromberg (1.7 km・3.8%) 残り33km
- Keutenberg (1.6 km・5.2%) 残り29km
- Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り18 km
- 残り1周
- Geulhemmerberg (0.7 km・6.6%) 残り13km
- Bemelerberg (1 km・4.4%) 残り7 km
- リザルト
マーストリヒト~ファルケンブルフ 253.6km
スタート地点が、昨年から変更。マーストリヒトのフライトホフからスタートするけど、少し北からとなる。75km走って昨年と同じコースに戻る。
コースマップにあるように、黒いパート、赤いパート、黄色いパートの周回を回る。
2013年以降、アムステルゴールドレースはフォルケンブルグ カウベルグの頂点でフィニッシュすることはなくなっている。
ゴールは1.8 km離れた場所で、2012世界自転車選手権が終了した場所とまったく同じゴールとなる。
レースの特徴は、33か所の登り。短いけれど、これを生き残ったライダーによる決勝戦となる。さて、誰が最後まで残るのか。
- Maasberg (0.3km・5.1%) 残り241km
- Adsteeg (0.7km・4.7%) 残り222 km
- Bergseweg (0.8km・3.3%) 残り205 km
- Korenweg (0.9km・5.7%) 残り203km
- Nijswillerweg (0.8km・3.4%km) 残り198km
- Rijksweg N278 (1km・4.4%) 残り189km
- Wolfsberg (0.3 km・7.7%) 残り168km
- Loorberg (1.2 km・5.7%) 残り165km
- Schweibergerweg (2.3 km ・4.6%) 残り 154km
- Camerig (3.7 km・4.2%) 残り 147km
- Drielandenpunt (3 km・3.8%) 残り 135km
- Gemmenich (0.9 km・6%) 残り 130km
- Vijlenerbos (1.4 km・5.5%) 残り 127km
- Erperheide (2.4 km・4.7%) 残り 118km
- Gulperberg (0.5 km・9.8%) 残り 109 km
- Plettenberg (1 km・3.5%) 残り 105 km
- Eyserweg (2 km・4,.%) 残り 103 km
- St. Remigiusstraat (1.4 km・5.2%) 残り99 km
- Vrakelberg (0.5 km・7.6%) 残り94 km
- Sibbergrubbe (1.8 km・4%) 残り86km
- Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り81km
- Geulhemmerberg (0.7 km ・6.6%) 残り 76km
- Bemelerberg (1 km・ 4.4%) 残り66km
- Loorberg (1.4 km・ 5.3%) 残り51km
- Gulperbergweg (0,9 km・5.5%) 残り43km
- Kruisberg (0,7 km・7.3%) 残り 38km
- Eyserbosweg (1.1 km・7.6%) 残り37km
- Fromberg (1.7 km・3.8%) 残り33km
- Keutenberg (1.6 km・5.2%) 残り29km
- Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り18 km
- Geulhemmerberg (0.7 km・6.6%) 残り13km
- Bemelerberg (1 km・4.4%) 残り7 km
注目のライダーは
-
INEOS Grenadiers ミハウ・クフィアトコフスキ、トム・ピドコック、マグナス・シェフィールド、コナー・スウィフト、キム・ハイドック
-
AG2R Citroën Team ブノワ・コヌフロワ、スタン・デウルフ、グレッグ・ファンアーヴェルマート
-
Jumbo-Visma テッシュ・ベノート。アッティラ・ヴァルテル
-
Alpecin-Deceuninck ジャンニ・フェルメルシュ
-
BORA – hansgrohe セルジオ・イギータ、ジェイ・ヒンドレー、イーデ・シュリング、ニルス・ポリッツ
-
UAE Team Emirates タデイ・ポガチャル、シェード・バクステッド、マルク・ヒルシ、マッテオ・トレンティン
-
Intermarché – Circus – Wanty ルイ・コスタ、リリアン・カルメージャヌヌ
-
EF Education-EasyPost ニールソン・ポーレス、ベン・ヒーリー、ミッケルフレーリク・ホノレ
-
Soudal – Quick Step レミ・カヴァニャ、マウロ・シュミット、アンドレア・バジオーリ
-
Trek – Segafredo バウケ・モレマ、トムストムス・スクインシュ、クイン・シモンズ
-
Groupama – FDJ ダヴィ・ゴデュ、ヴァランタン・マデュアス
-
Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、ワウト・プールス、ジョナサン・ミラン
-
Team DSM
-
Cofidis アクセル・ジングル
-
Movistar Team ルーベン・ゲレイロ、アレックス・アランブル、ゴルカ・イサギレ
-
Astana Qazaqstan Team アレクセイ・ルチェンコ、ジャンニ・モスコン、ダビ・デラクラス
-
Team Jayco AlUla ルーク・ダーブリッジ、ゼネク・スティバル、マッテオ・ソブレロ
-
Team Arkéa Samsic ワレン・バルギル
-
Lotto Dstny パスカル・エーンクホーン、アンドレアス・クローン
-
TotalEnergies ヴァランタン・フェロン
-
Israel – Premier Tech マイケル・ウッズ、サイモン・クラーク、ダリル・インピー
スタート前
タデイ・ポガチャルのコメント
私はアルデンヌが大好きだ。近年はアムステルに出場していなかったが、またこのレースをプログラムに加えることができてうれしい。とてもテクニカルで慌ただしいコース。左、右、上、下、とても速く、短い上り坂がある。でも、上位に残って順位を争うには、いいチームだと思う。
レースで重要な場面は?
最後の登り坂(笑)。私は知っているが、それを発音しようとするつもりはない。登り坂の発音はあまりよくないので、何も言わないほうがいいんです。
レース全般は石畳のクラシックとは全く違うが、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュともまた違う。アムステルゴールドレースには独自の魅力があり、美しいレースだ。
トム・ピドコックのコメント
もちろん、タデイのアタックに備えなければならない。なぜなら、タデイは逃がしてはいけない選手であり、ギャップを与えてはいけない選手だからだ。でも、一人の選手にレースを全部合わせることはできない。このレースでは、チームとして先頭に立たなければならないポイントがたくさんあり、そこでレースが行われる。それは変わらない。
フルコースは1度しか走ったことがないんだ。超タフなコースだけど、とても好きなコースなんだ。
ストラーデビアンケとアムステルゴールドレースは、モニュメントに数えられるべきでしょうか?
どちらも歴史がある。私の意見では、モニュメントより上だと思うが、それもまた私の意見だ。何でもかんでもモニュメントと決めつけることはできないよ。
ミハウ・クフィアトコフスキのコメント(昨年優勝)
ブラバンツパイルでは気分がよくなった。ここには良い思い出も悪い思い出もある。ポガチャルは明らかなお気に入りだが、レース全体を彼と一致させるつもりはない。
フォームは100%ではないが、昨年の準備も良くなかった。それでも参加希望だ。我々はタイトルを防衛し、いくつかの切り札を持っている。
タデイ・ポガチャルは、前のほうに並んでいる。
シューズのアップがあったけど、DNTからプレゼントされたシューズではなかった。
13度の気温の中スタート。
オフィシャルスタートに。
7人の逃げ
スタートして7人が逃げに。
- マティアス・ヴァチェク (Trek – Segafredo)
- レオン・ハインシュケ (Team DSM)
- マテオ・ベルシェ (TotalEnergies)
- ウォード・ヴァンフー (Team Flanders – Baloise)
- トビアス・ルドヴィグソン (Q36.5 Pro Cycling Team)
- アレッサンドロ・フェデーリ (Q36.5 Pro Cycling Team)
- マルティン・ウーリエンスタッド (Uno-X Pro Cycling Team)
残り113kmで7人の逃げは消滅。
Alpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュがアタック。
ジャンニ・フェルメルシュの後ろには、11人が少し集団から抜け出している。
先頭は13人に。なんとタデイ・ポガチャルが後ろからすっ飛んできたぞ。
タイム差15秒で集団から抜け出している。
Sibbergrubbe (1.8 km・4%) 残り86km
先頭にはトム・ピドコックもいる。
- トム・ピドコック INEOS Grenadiers
- マグナス・シェフィールド INEOS Grenadiers
- トッシュ・ファンデルサンド Jumbo-Visma
- ジャニンニ・フェルメルシュ Alpecin-Deceuninck
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
- ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost
- スタンファン・トリヒト Soudal – Quick Step
- ラース・ファンデンベルグ Groupama – FDJ
- ケヴィン・ゲニッツ Groupama – FDJ
- クイントン・バウチャー Groupama – FDJ
- アクセル・ジングル Cofidis
- アレクセイ・ルチェンコ Astana Qazaqstan Team
- アンドレアス・クローン Lotto-Dstny
Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り81km
タデイ・ポガチャルの引きに集団が絞られていく。
後方は、もうちぎれかけている。
先頭は、もう11人に減っている。
- トム・ピドコック INEOS Grenadiers
- マグナス・シェフィールド INEOS Grenadiers
- ジャニンニ・フェルメルシュ Alpecin-Deceuninck
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
- ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost
- スタンファン・トリヒト Soudal – Quick Step
- ラース・ファンデンベルグ Groupama – FDJ
- ケヴィン・ゲニッツ Groupama – FDJ
- アクセル・ジングル Cofidis
- アレクセイ・ルチェンコ Astana Qazaqstan Team
- アンドレアス・クローン Lotto-Dstny
残り2周
後ろに集団が見えている。
集団は30秒離れている。ある程度のメンバーが前にいるので、引くチームが現れない。
Geulhemmerberg (0.7 km ・6.6%) 残り 76km
Jumbo-Vismaは、先頭に誰も乗っていない。引くしかない展開だ。先頭はサム・オーメン。
ジロ・デ・シチリアで独走勝利して総合優勝したアレクセイ・ルチェンコも入っている。これは勝ち逃げになるかも。
集団はINEOS Grenadiersがふたをする。サム・オーメンだけでなくJumbo-Vismaは先頭にメンバーを集める。逃げ切りを許したら終わりだ。
Trek-Segafredoも先頭にのせてないので、集団牽引に加わる。
タデイ・ポガチャルは、あとは少しずつメンバーを減らしていくだろう。まだ、ゴールまで距離があるので、まずは逃げの確定だ。
タデイ・ポガチャルはボトルを取れなかった。
Bemelerberg (1 km・ 4.4%) 残り66km
タイム差は28秒。流石に各チームのアシストが全開で追うので広がらない。
Jumbo-Vismaのハイス・レームライズは集団から切れそうだ。Jumbo-Vismaは、アシストがまた一人減る。
Jumbo-Vismaのヨス・ファンエムデンも切れた。テッシュ・ベノートのアシストがいなくなりそう。
集団最後尾はUAE Team Emiratesのシェード・バクッス。このあとシェード・バックスは切れてしまった。パリ~ルーベ13位と調子は良かったのに。
先頭は21秒差に。これは流石に捕まるのかな。
集団はBahrain Victoriousがワウト・プールス、マテイ・モホリッチなどを出して牽引。追いつくかもしれないけど、確実に足はなくなる。
タデイ・ポガチャルは、登りではグイグイいく。
タデイ・ポガチャルからトム・ピドコックへの先頭交代。豪華だ。
集団が下りの右カーブで落車。
- フレドリック・ドゥバースネス (Uno-X Pro Cycling Team)
- TUSVELD Martijn (Team DSM)
- レミ・カヴァニャ (Soudal – Quick Step)
- ドリース・デヴァイナンス (Soudal – Quick Step)
- トビアスハラン・ヨハンネセン (Uno-X Pro Cycling Team)
- ヴァランタン・マデュアス (Groupama – FDJ)
- ドリアン・ゴドン (AG2R Citroën Team)
AG2R Citroën Teamのドリアン・ゴドンが立ち上がれない。
このレースの最年長39歳、Soudal – Quick Stepのドリース・デヴァイナンスもバイク交換。
Loorberg (1.4 km・ 5.3%) 残り51km
先頭から、Groupama – FDJのラース・ファンデンベルグが切れてしまった。
なんと、EF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスが切れてしまった。前にベン・ヒーリーがいるからいいかな。
残り46.1km。タイム差は37秒と少し開いた。
EF Education-EasyPostのベン・ヒーリーは、本当に好調だ。このメンバーにも入ってくるとは。
Gulperbergweg (0,9 km・5.5%) 残り43km
アレクセイ・ルチェンコが登りでグイグイと前を引く。また、犠牲者が出るか。
集団からマテイ・モホリッチがアタック。
だが、テッシュ・ベノートが捕まえる。集団も人数は少なくなっている。
集団からブリッジがかかる。まずは、BORA – hansgroheのイーデ・シュリングだ。
イーデ・シュリングが頑張るが、後ろはマッテオ・トレンティンだから、先頭交代はしない。
Kruisberg (0,7 km・7.3%) 残り 38km
先頭は700mの登りに。
タデイ・ポガチャルがパンクか。
すぐにバイク交換。
タデイ・ポガチャルは、先頭においつかないといけない。
先頭はトム・ピドコックが引いている。
後方では、イーデ・シュリングを抜いて、マッテオ・トレンティンが前に。
タデイ・ポガチャルが追いつきそうだ。
タデイ・ポガチャルが先頭に追いつく。
なんと、集団からINEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキが切れる。やはり調子は100%ではないようだ。
Eyserbosweg (1.1 km・7.6%) 残り37km
タデイ・ポガチャルが先頭に戻る。
いや、先頭からアタックだ!
これは全開のもがきだ。
次々とライダーが切れていく。
タデイ・ポガチャルについているのはピドコックだけだ。ベン・ヒーリーとアレクセイ・ルチェンコ、アンドレアス・クローンが見える。
タデイ・ポガチャルとトム・ピドコックの二人に。
これは二人の戦いとなるのか。
いや、後ろからベン・ヒーリーが下りで踏み倒して前の二人に追いついた。
アレクセイ・ルチェンコとアンドレアス・クローンが追う。
Fromberg (1.7 km・3.8%) 残り33km
ピドコックは二人を追いつかせないように先頭でペースを作る。
後続の二人は5秒差。
ピドコックの引きで、後続を引き離す。
なんと、登りだけでタイム差が14秒に開いた。
メイン集団は59秒開いた。これはもう追いつかない。
ベン・ヒーリーは、良く先頭に戻れた。でも、流石に先頭交代には入っていない。
Keutenberg (1.6 km・5.2%) 残り29km
ここはタデイ・ポガチャル先頭で入る。
タデイ・ポガチャルは全開だ。これには、ベン・ヒーリーが切れそう。
ベン・ヒーリーは切れてしまう。
さすがに、世界一のクライマーには、売り出し中のベン・ヒーリーでもついていけない。
あれ、トム・ピドコックが少し離れたか?
あ~、なんとピドコックも切れた~!
なんと、ここから一人でいくとは~。残り28kmもある。
ベン・ヒーリーは、ピドコックに追いつく。
もう、タデイ・ポガチャルは飛んでいる。
ビドコックは、ベン・ヒーリーの引きには期待できない。一人でタデイ・ポガチャルとのタイム差を保たないといけない。
タイム差は14秒。距離にすると166m。
第4集団のテッシュ・ベノートは1分48秒も離れている。
アレクセイ・ルチェンコとアンドレアス・クローンは1分2秒も離れた。後続に追いつかれないように走らないといけない。
トム・ピドコックでも、登りではタデイ・ポガチャルの全開の引きにはかなわないということか。
Cauberg (0.8 km・6.6%) 残り18 km
タデイ・ポガチャルは、大歓声の中カウベルグを登っていく。
残り1周
タデイ・ポガチャルは、ピドコックを33秒離して通過。
このまま行くと、この二人が4位争いとなる。あと1周だ。
Geulhemmerberg (0.7 km・6.6%) 残り13km
ここでベン・ヒーリーがアタック!
ピドコックは離れない。
なんと、ピドコックが切れてしまった~。
なんということか。ストラーデビアンケの勝者が遅れるとは~。
このまま行くと、ベン・ヒーリーはアムステルゴールドレースの表彰台。しかも、タデイ・ポガチャルについで2位という大金星となる。
ベン・ヒーリーは23秒差で追っている。残り10.5km。まあ、追いついてもベン・ヒーリーはスプリントはねえ~。
残り10km。これはまずくないかな。カーペーサーになっている。
ああっ、離れた。
ベン・ヒーリーはすでに、ピドコックを16秒引き離した。
タデイ・ポガチャルは、時々後ろを振り返って確認。
Bemelerberg (1 km・4.4%) 残り7 km
登りで、タデイ・ポガチャルがベン・ヒーリーを引き離す。
ベン・ヒーリーは37秒差に。
ピドコックは戻ってくるか。ベン・ヒーリーと12秒差。
ベン・ヒーリーはピドコックから逃げ切れるか。2位の座がかかっている。
タデイ・ポガチャルは、割とサドルの前に乗ってますね。力が入っているからかな。
ピドコックから前が見えない。これは追いつかない。
残り1.3km。後は、ゴールに向かうだけだ。
タデイ・ポガチャルは、ゴール手前300mから笑顔だ。
タデイ・ポガチャルは4年振り2回目の出場で見事にアムステルゴールドレースを制した!
しかし、強い。これで今シーズン、17レースで11勝。今回も残り90kmからの逃げに乗れたのが勝因だ。タデイ・ポガチャルは、自身のパルマレスにアムステルゴールドレースも追加となった。
続く、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュも当然優勝候補だが、誰がタディを止めることが出来る?
ベン・ヒーリーは大金星。というか、これほどまでに強いとは。ワールドツアーレースでタデイ・ポガチャルに次ぐ2位というのは非常に意味が大きい。
他チームのエースを退けて、アルデンヌクラシックの表彰台獲得とは素晴らしい。さらに、力を発揮しそうだ。
トム・ピドコックは、最後はアンドレアス・クローンとアレクセイ・ルチェンコからギリギリで逃げきって表彰台を確保。流石にベン・ヒーリーのアタックについていけなかったのはびっくりした。
ピドコックも、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュと出場なので、こちらに期待だ。
リザルト
タデイ・ポガチャルのコメント
決勝がこんなに早く始まるとは思わなかった。でも、いいライダーがたくさんいる大きなグループができているのが見えたので、そこに向かって走ることにした。
チームはマッテオ・トレンティンとマルク・ヒルシの2人で後方をコントロールすることができた。
クルイスベルグでは、タイヤがパンクし、バイクを交換してましたね。
長い間、先頭集団に車が来なかったので、少しイライラしていた。でも、ナーバスになっていたのは確かだ。でも、最終的には、すべてを出し切って、成功したんだ。
2位のベン・ヒーリーのコメント
この冬、私は大きな一歩を踏み出した。それを結果につなげることができてうれしい。
強くなった秘密は?
少し体重が減り、それが功を奏した。このレースでは非常に警戒する必要があることはわかっていた。トム・ピドコックもドロップアウトしなければならなかったので、キューテンベルクで彼を解放することができた。
3位のトム・ピドコックのコメント
ほぼ写真判定で 3 位?ハハ。最後には何も残らず、完全に空っぽだった。長い最終段階だったが、それでも表彰台に上ることができた。
タデイ・ポガチャルが、カウベルグを攻撃し、さようならだった。気分は良かったが、距離に少し苦労したかもしれない。
トレーニングブロック後の最初のレースだった。通常、大会初日以降は気分が良くなるが、次の予定まであまり時間がない。
あれ、今年は昨年に比べると小さなビールになっている。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
---|---|---|---|---|
1 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 500 | 6:02:02 |
2 |
HEALY Ben
|
EF Education-EasyPost | 400 | 0:38 |
3 |
PIDCOCK Thomas
|
INEOS Grenadiers | 325 | 2:14 |
4 |
KRON Andreas
|
Lotto Dstny | 275 | ,, |
5 |
LUTSENKO Alexey
|
Astana Qazaqstan Team | 225 | ,, |
6 |
BAGIOLI Andrea
|
Soudal – Quick Step | 175 | 3:14 |
7 |
VAN GILS Maxim
|
Lotto Dstny | 150 | ,, |
8 |
SKJELMOSE Mattias
|
Trek – Segafredo | 125 | ,, |
9 |
KAMP Alexander
|
Tudor Pro Cycling Team | 100 | ,, |
10 |
ZINGLE Axel
|
Cofidis | 85 | ,, |
11 |
MADOUAS Valentin
|
Groupama – FDJ | 70 | ,, |
12 |
HINDLEY Jai
|
BORA – hansgrohe | 60 | ,, |
13 |
FERRON Valentin
|
TotalEnergies | 50 | ,, |
14 |
VERMEERSCH Gianni
|
Alpecin-Deceuninck | 40 | ,, |
15 |
BENOOT Tiesj
|
Jumbo-Visma | 35 | 3:16 |
16 |
GENIETS Kevin
|
Groupama – FDJ | 30 | ,, |
17 |
VELASCO Simone
|
Astana Qazaqstan Team | 30 | 3:40 |
18 |
EENKHOORN Pascal
|
Lotto Dstny | 30 | ,, |
19 |
BURGAUDEAU Mathieu
|
TotalEnergies | 30 | ,, |
20 |
CLARKE Simon
|
Israel – Premier Tech | 30 | ,, |
21 |
COSNEFROY Benoît
|
AG2R Citroën Team | 20 | ,, |
22 |
POELS Wout
|
Bahrain – Victorious | 20 | 3:42 |
23 |
CAVAGNA Rémi
|
Soudal – Quick Step | 20 | 3:49 |
24 |
DUJARDIN Sandy
|
TotalEnergies | 20 | 4:06 |
25 |
VAN TRICHT Stan
|
Soudal – Quick Step | 20 | ,, |
26 |
VAN AVERMAET Greg
|
AG2R Citroën Team | 20 | ,, |
27 |
DINHAM Matthew
|
Team DSM | 20 | ,, |
28 |
SKUJIŅŠ Toms
|
Trek – Segafredo | 20 | ,, |
29 |
MOLLEMA Bauke
|
Trek – Segafredo | 20 | ,, |
30 |
VALTER Attila
|
Jumbo-Visma | 20 | ,, |
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