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2023 パリ~ルーベでの波乱に満ちたジョン・デゲンコルプの走り

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Photo credit: adambowie on Visualhunt.com
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Team DSMのジョン・デゲンコルプは2015年のパリ~ルーベ覇者。

だが、2016年に1月にスペイン・マヨルカ島でトレーニングキャンプでの練習中のこと。Giant-Alpecinのチームメイト5人と共に、旅行者の運転する車と事故にあい大ケガをおってしまった。

逆走してきた車に撥ねられ、大腿、前腕、唇に負った傷の縫合手術。左手人差し指の負傷と前腕の骨折。人さし指が千切れかけるほどの大怪我をおってしまう。

その後、2年の低迷を経て、2018ツール・ド・フランス第9ステージで復活の走りを見せる。今回、ジョン・デゲンコルプはパリ~ルーベで往年の走りを思い起こさせる走りを見せた。

だが、その走りは波乱に満ちている。

 

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不運な落車

 

第4セクターで先頭はAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン。2番手でジョン・デゲンコルプは走っていたが、マチューに道を譲った瞬間だった。

前のジャスパー・フィリップセンは、端により、ジョン・デゲンコルプは観客がいたために左による。その時に、マチューと接触してしまった。

この時の様子をジョン・デゲンコルプは次のように語る。

 

もちろん、私は非常に失望している。言うことはあまりない。レースの結果には本当にがっかりしているが、自分自身の石畳のセクションで、このようなエリートグループと一緒にいることは、とても意味があった。

生涯忘れられない特別な瞬間だった。

 

落車では正確に何が起こったのでしょうか?

右側に座っていただが、急に席がなくなってしまった。私は観客に押し付けられた。まだ怪我の検査は受けていないが、左肩がとても痛い。

フィリップセンとファンデルポールと連絡を取った。3 人のライダーが同じ場所で自転車に乗りたいと思ったときに起こる。短いクリップしか見なかった。

競輪場で受けたスタンディングオベーションは一生忘れない。7位でフィニッシュしたが、優勝者と同じ拍手を受けた。

かけがえのない瞬間だ。自分のゲームとチームのゲームを誇りに思っている。

 

第17セクター Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

第17セクターで、ジョン・デゲンコルプは先頭で突入。ここは別名でジョン・デゲンコルプの名前がついているセクターだ。

 

自分のセクターを先頭集団の先頭で駆け抜ける。最高の瞬間だろう。

 

二人が抱き起す

 

レース後に、ジャスパー・フィリップセンとマチュー・ファンデルプールはジョン・デゲンコルプの所に行っている。

ジョン・デゲンコルプがどれだけ、良い走りをしていたかは彼らが一番よく知っているからだ。

マチュー・ファンデルプールは、この落車について以下のようにコメント。

「とても速かったので、そこで何が起こったのかよくわかりません。しかし、それが私のせいであることが判明した場合、私はそれについて謝罪したいと思います。」

と語っている。

動画を見ても、誰が悪いという訳ではないのは明らかだ。

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