プロレースでは、ディスクブレーキの使用が一般的になるにつれて、チームとメカニックはレースで迅速な車輪交換をするためにF1のレースからヒントを得ている。
F1レースのやり方を習う
WorldTourチームは、ホイール交換のスピードアップのためにすでに動力工具を使用している。
Dimension DataのヘッドメカニックであるKlas Johanssonは、彼が小型の電動工具をどのように使用するかのデモンストレーションを行った。
トルクは11nmに設定されており、数秒でスルーアクスルのネジを緩めて締め付ける。これは、六角レンチで手で行うよりもはるかに高速。
Dimension DataのヘッドメカニックであるKlas Johanssonはべルタ・ア・サンファンの最終段階でディスクホイール交換スキルをテストした。
マーク・カヴェンディシュはゴール手前20kmのところで後輪がパンク。
しかし、Klas Johanssonは素早くホイールチェンジをすることが出来た。そのため、カヴェンディシュはすぐにプロトンに復帰してスプリントに参加することができたのだ。
時間が限られている場合、ライダーはホイールではなくバイクを交換することを選択するが、チームカーのルーフラックの外側に配置されているため、通常はチームリーダーのバイクのみラックから素早く取り外すことができる。
そのためカヴェンディシュの場合には、バイク交換ではなくホイール交換を選択。
素早い交換のために、スルーアクスルを使用しているので電動工具が使用出来る訳だ。
スルーアクスルってこんな形してます。普通のクイックシャフトとは構造が違います。
もっとも速い全後輪の交換方法はこれだ!
前後輪がパンクした場合の交換方法として画期的な方法がありました!
なんと、ライダーは乗ったまま。
カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースのスタッフのようですね。
If she needs to have a wheel change, @shannonmalseed is set on our F1 circuit for Towards Zero Race Melbourne! 👏😂 @teamTIBCO #CadelRoadRace pic.twitter.com/jT3q5p7D9Z
— Cadel Road Race (@CadelRoadRace) 2019年1月24日
素晴らしい!
ブロのメカニックよりも速く交換して、ライダーは降りなくてもOK。回りは大笑いしているけど。
これが世界最速のホイール交換ですね! (笑)
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