ロードバイクの情報を発信しています!

2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ 最後の山頂ゴールで勝者は?

海外情報
Photo credit: aabrilru on VisualHunt
この記事は約10分で読めます。

第19ステージはお休みモード。全てはこの第20ステージの最後のゴールに向けて貯めている感じか。

ヨナス・ヴィンゲゴーは、第19ステージの中間スプリントで4秒を獲得。これでジョアン・アルメイダと44秒差に。

ヨナス・ヴィンゲゴーが本調子でないだけに、最後の対決となりそうだ。

 

スポンサーリンク

第20ステージ ロブレド・デ・チャベラ~ボラ・デル・ムンド プエルト・デ・ナバセラダ 165.6 km

コースプロフィール photo lavuelta

 

決戦は超級山岳ボラ・デル・ムンド。最大勾配は23%。ボラ・デル・ムンドがブエルタ・ア・エスパーニャに登場したのは2010年と2012年。

2010年大会の最終日前日に登場。頂上ゴールでの勝負はニバリとモスケラの壮絶なバトルに沸いた。この年はヴィンチェンツォ・ニバリが優勝者。

2012年には、アルベルト・コンタドールが首位に返り咲いた20ステージで登場している。

定番峠であるナバセラーダ峠の頂上から更に3.3km登った先、グアダラマ山脈に位置する独峰(標高2247m)の頂上がゴールとなる。間違いなくここで総合が決まる。

 

  1. 3級山岳 エスコンディーダ峠 11km・3.7%
  2. 3級山岳 エルト・デ・ラ・パラディージャ 5.5km・5.5%
  3. 2級山岳 レオン峠 7.4km・7.1%
  4. 1級山岳 ナバセラダ 6.9km・7.6%
  5. スプリントポイント セルセディージャ
  6. 超級山岳 ボラ・デル・ムンド 12.km・8.5%

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックは表彰台が守れるか。

 

スタート時点の4賞ジャージは

  • 総合 ヨナス・ヴィンゲゴー Team Visma | Lease a Bike
  • ポイント賞 マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
  • 山岳賞 ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG
  • 新人賞 ジュリオ・ペリツァーリ Red Bull – BORA – hansgrohe

 

DNSはなし

 

リュートラルでクラッシュ。

  • エリア・ヴィヴィアーニ Lotto
  • ミッケル・ビョーグ UAE Team Emirates – XRG

 

Bahrain Victoriousのマタイス・パーシェンスが止まっている。さらにスタートが遅れる。

 

今度はArkéa – B&B Hotelsのイエンセ・ビエルマンスがパンク。

 

オフィシャルスタート。

 

3級山岳 エスコンディーダ峠 11km・3.7%

さあ、フィリッポ・ガンナがアタックだ。

 

エガン・ベルナル、ミハウ・クフィアトコフスキがフィリッポ・ガンナのホイールに乗る。

 

フィリッポ・ガンナが下がっていく。

 

2人が前に。ジュリオ・チッコーネとブランドン・リベラだ。

 

40~50人が抜け出している。

 

さあ山岳ポイントを越えた。

 

3級山岳 エルト・デ・ラ・パラディージャ 5.5km・5.5%

エガン・ベルナルは、また集団からブリッジか。

 

マッズ・ピーダスンも逃げに入っている。

 

集団はUAE Team Emirates – XRGのミッケル・ビョーグが引いている。ジョアン・アルメイダは攻撃するつもりだ。

 

マッズ・ピーダスンは登りで最後尾当たりだっけど、下りでは先頭。タイム差は58秒しか離れていない。

 

ミッケル・ビョーグは手綱を緩めない。タイム差は残り123.8kmで1分25秒。

 

逃げは37人。最もタイムの良いBahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴは総合15位。タイム差は30分以上トップから遅れている。

 

2級山岳 レオン峠 7.4km・7.1%

先頭は1分47秒差。

 

マッズ・ピーダスンは、先頭から脱落。集団に戻っている。

 

 INEOS Grenadiersは、ボブ・ユンゲルス、エガン・ベルナル、ブランドン・リベラの3人。

 

Lidl – Trekは、ジュリオ・チッコーネ、ジュリアン・ベルナール、カルロス・ベローナの3人。

 

先頭は山岳ポイントを越えた。何故、アップ画像で撮影しないのだろう。

 

エガン・ベルナルも先頭で頑張るがタイム差は1分41秒しかない。

 

ミケル・ランダも先頭集団に。エガン・ベルナルに負けたからなあ~。

 

給水ポイントでTeam Picnic PostNLのビョルン・ケルトが落車。メディカルカーで手当て。

 

残り70.4kmで1分28秒差。

 

残り57.7km。タイム差は1分29秒。

 

1級山岳 ナバセラダ 6.9km・7.6%

先頭は登りで人数を減らしながら登っていく。

 

逃げにいたSoudal – Quick Stepのマウリ・ファンセヴェナントも集団に捕まる。

 

逃げ集団は次々と捕まる。

 

ジョアン・アルメイダは最後のチャレンジとなる。

 

フアン・アユソーが集団を引き出した。

 

山岳ポイントを越えた。

 

先頭は5人に。

  1. エガン・ベルナル  INEOS Grenadiers
  2. ブルーノ・アルミライル Decathlon AG2R La Mondiale Team
  3. ジュリオ・チッコーネ Lidl – Trek
  4. ミケル・ランダ Soudal – Quick Step
  5. ジャルディ・クリスティアン・ファン・デル・リー EF Education-EasyPost

 

2人が遅れる。

  1. ブルーノ・アルミライル Decathlon AG2R La Mondiale Team
  2. ジャルディ・クリスティアン・ファン・デル・リー EF Education-EasyPost

 

なんと、またもデモ隊が道路を塞いでいる。

 

先頭ではミケル・ランダが抜け出している。

 

ミケル・ランダが今度こそ独走勝利を目指す。

 

総合勢はなんとかすり抜けて通過。

 

追走は3人。

 

ブルーノ・アルミライルは集団に捕まってしまった。

 

ミケル・ランダは残り15.3kmで集団まで1分19秒差。

 

追走からジャルディ・クリスティアン・ファン・デル・リーが切れた。

 

超級山岳 ボラ・デル・ムンド 12.km・8.5%

ミケル・ランダが追走から見えてきた。

 

エガン・ベルナルが切れるか。

 

ジュリオ・チッコーネは、完全に復調している。ミケル・ランダを置き去りにした。

 

残り10.4km。ジュリオ・チッコーネは1分12秒差で逃げ切れるのか。

 

残り9.1km。ミケル・ランダが戻ってきた。

 

集団はUAE Team Emirates – XRGが引いている。最後の砦はジェイ・ヴァインだ。

 

フェリックス・グロスチャートナーが外れてジェイ・ヴァインがジョアン・アルメイダを引く。

 

残り6.9km。41秒差に。

 

あ~、エガン・ベルナルは集団からも切れてしまった。

 

ジェイ・ヴァインは、Red Bull – BORA – hansgroheのジュリオ・ペリツァーリ、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのフェリックス・ガルを落としている。

 

残り4.2km。20秒まで迫っている。

 

残り3.6km。ジョアン・アルメイダはアタックしないのか。後ろに見えてはいるけど。

 

残り3.1kmで先頭の二人は捕まる。

 

ジェイ・ヴァインが引き終わった。狭くてカメラが前にいけない。

 

ジョアン・アルメイダが路面の悪い道を上がっていく。

 

Israel – Premier Techのマシュー・リシテーロも遅れた。

 

ジョアン・アルメイダが引き離せない。

 

先頭は5人。

 

なんだ。ジェイ・ヒンドリーが攻撃だ。

 

ジョアン・アルメイダの逆転はない。耐えるだけだ。

 

トム・ピドコックは最後尾で耐える。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがアタックだ。

 

あっと言う間に引き離していく。

 

最後に脚を見せる。

 

ここかな。観客がいない。団体からの抗議でカメラマンだけが立ち入りを許されている。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは何度も後ろを振りかえる。

 

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがゴール前に。さすがにきつそうだ。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがついに脚を見せて最後の難関ステージを勝ち取った。

 

流石に最後はかなりきつそうにして上がっていた。

 

だが、これでブエルタ初制覇はもう間違いない。あとは最終ステージでマドリードにたどりつければよい。ただ主催者の発表ではゴールは5km手前になるとの情報がある。

 

2位はTeam Visma | Lease a Bikeのセップ・クス、3位にRed Bull-BORA-hansgroheのジェイ・ヒンドリー、4位トム・ピドコック。

今日はデモ隊が座り込んでいたけど人数が少なかったのでなんとかなった。果たして明日はどうなるのか。

 

リザルト

優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴー

3つ目のステージ優勝を待っていた甲斐があった。もちろんビルバオやアルト・デ・ランギルでも勝ちたかったが、ボラ・デル・ムンドでの勝利もまた特別なものだ。

実際、気分は少し良くなってきている。今日は、これまでの山岳ステージよりもずっと調子が良かったから、今日の結果には満足しているよ。 チームはこの3週間、本当によくやってくれた。

ゴールまで1,200mの地点でアタックをかけたが、ライバルたちは後を追うことができなかった。

ジェイ・ヒンドリーとジョアン・アルメイダがペースを上げている間は、快適さを感じなかった。でも、その時は自分の限界ではなかったと言える。

だからステージ優勝を狙うことにしたんだ。幸い、すぐに差がついた。でも最後の数百メートルはまだとても急だった。フェンスにぶつかりそうになったのは、僕の小さなミスだった(笑。

もちろん明日を待つしかないが、最終ステージで差がつかないことはよくある。明日もそうであってほしいし、マドリッドのフィニッシュラインを赤で通過したい。

 

4位 Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコック

今朝は完全に準備ができたと感じた。楽な2日間だった。タイムトライアルはもちろん簡単ではなかったが、短かった。昨日は比較的簡単だった。今日は1日レースみたいなもので、僕はそれが得意なんだ。

ヒンドリーのアタックに一瞬苦戦したようだ。

このような急な登りでペースをつかむのはとても難しい。路面も悪かったしね。自分の限界で走ったけど、そこで踏みとどまって、自爆しなかった。

グランツールの最終表彰台に上ったのはこれが初めて。

なんて言っていいかわからないよ。とても誇りに思うよ。僕のキャリアの中で最大の成果だ。もしかしたら、もっと特別な勝利もあったかもしれないけど……正直、疲れきってしまった。言葉が見つからない。

 

5位 UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ

残念ながら、今週は少し体調を崩してしまった。とてもタフで、ステージ全体が限界だった。でも挑戦するしかなかった。今日は失うものは何もなかったから。

可能な限りハードなステージにすることだった。できることはすべてやった。悔いはない。おめでとうと言いたいのはヨナスだ。彼はそれに値するし、彼の後ろでゴールすることは恥ではない。

 

第20ステージ リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞

こちらはハイライト動画

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました