第4ステージでは、残り25kmからSoudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールがアタック。しかし、流石に集団も逃がさない。
最後は登りスプリントとなったけれど、 INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソンをリードアウトがわりに使ったGroupama – FDJのロマン・グレゴワールがジュリアン・アラフリップを退けた。
まだ、総合では大きなタイム差はないので、このクイーンステージで決着がつきそうだ。
第5ステージ ポンティプール~ザ・タンブル 133.6km

コースプロフィール photo tourofbritain
133kmと短いステージ。決勝は2度登る1級山岳ザ・タンブル。勾配があるので決着はつきそう。ここで総合が決まるか。
- 2級山岳 ランウム 3.6km・4.5%
- 2級山岳 イットン・ヒル 4.1km・3.7%
- 3級山岳 オールド・ロス・ロード 2km・45
- 1級山岳 ザ・タンブル 4.9km・8%
- スプリントポイント
- 1級山岳 ザ・タンブル 4.9km・8%
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
Groupama – FDJのロマン・グレゴワールはリーダージャージが守れるか。
スタート前。
ニュートラル走行。レムコはどう出る?
ゲラント・トーマスは、残り2レースに。
スタートからアタック合戦。
Decathlon AG2R La Mondiale Teamが攻撃。これは決まるか。
9人の逃げ
9人の逃げが決まる。
- Patrick Boje Frydkjaer (Lidl-Trek)
- Finlay Tarling (Israel Premier Tech)
- Henrik Pedersen (Uno-X)
- Noa Isidore (Decathlon AG2R)
- フレデリク・フリソン (Q36.5 Pro Cycling Team)
- バティスト・ヴェストロッフェ (Lotto)
- Axel Huens (Tietema Unibet Rockets)
- Victor Vercouillie (Flanders Baloise)
- Rafael Reis (Anicolor/Tien 21)
残り71.9km。集団はGroupama – FDJのロマン・グレゴワールのために引く。
1級山岳 ザ・タンブル 4.9km・8%
レムコが集団の先頭にきた。
先頭は割れている。
ゲラント・トーマスは、割と前方。
先頭はさらに2人に。
逃げていたメンバーが次々に捕まる。
先頭は二人。
- Noa Isidore (Decathlon AG2R)
- Rafael Reis (Anicolor/Tien 21)
残り1周
残り1周に。
40秒差で集団が越えた。
残り42.6km。先頭は4人となったけれど14秒差に。
先頭が捕まった。
Unibet Tietema Rocketsのハートハイス・デ・フリースが単独で逃げている。
残り29.3km。Team Flanders – Baloiseのシーブス・デヴェールトが追いついて先頭は二人に。
スプリントポイント
先頭がスプリントポイントを通過。
- シーブス・デヴェールト Team Flanders – Baloise 10ポイント・3秒
- ハートハイス・デ・フリース Unibet Tietema Rockets 7ポイント・2秒
- マシュー・ブレナン Team Visma | Lease a Bike 5ポイント・1秒
- オレリアン・パレパントル Decathlon AG2R La Mondiale Team 3ポイント
- エドアルド・アッフィニ Team Visma | Lease a Bike 1ポイント
残り20.5km。タイム差は43秒。
残り14.8km。ゲラント・トーマスは、集団の前方に。
残り8.1kmで46秒差。
残り5.3kmで32秒差に。
1級山岳 ザ・タンブル 4.9km・8%
最後の登りに。
先頭の二人が飲み込まれていく。
残り3.6km。 INEOS Grenadiersが先頭を引く。
INEOS Grenadiersのテイメン・アレンスマンがペースを上げる。
残り3.1km。レムコが先頭に。
Bahrain Victoriousのエドアルド・ザンバニーニがアタック。
オスカー・オンリーとレムコが捕まえる。
INEOS Grenadiersのアンドリュー・オーガストが前に。
残り2kmでパヴェル・シヴァコフがアタック。
パヴェル・シヴァコフとオスカー・オンリーをレムコが追う。
残り1.3km。かなり離れている。
先頭ではオスカー・オンリーがペースをあげる。
残り1kmでSoudal – Quick Stepのイラン・ファンワイルダーが先頭の3人を捕まえる。これはスプリントだ。
さあ、アンドリュー・オーガストがアタック。
残り390m。Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオが仕掛ける。
Bahrain Victoriousのアフォンソ・エウラリオを抜いたレムコが先頭で上がってくる。
レムコの後ろはTeam Visma | Lease a Bikeのトーマス・グロッグだ。
トーマス・グロッグが追いすがる。
だが、前に出れない。
レムコが勝利を確信。
レムコは2025 ツール・ド・フランス第5ステージの個人タイムトライヤル以来の勝利。
ツアー・オブ・ブリテンのクイーンステージを制した。しかし、独走ではなかったので総合ではロマン・グレゴワールに2秒及ばす総合2位に。
レムコが独走しなかった理由はインタビューでわかる。
リザルト
優勝したSoudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール
最初の登りでは、どうなるか見てみようと思った。かなり速いペースで走っていたが、最後の3kmは風がかなり強く逆風だった。だから、すぐにスプリントを待つ必要があると気づいた。そこから抜け出すのは難しかった。
パヴェル・シヴァコフ、オンリー、そしてBahrain Victoriousのアフォンソ・エウラリオが最後の登りで逃げようとしたのを見たでしょう。彼らは吹き飛ばされてしまった。
イラン・ファンワイルダーも彼らをうまく捕まえた。その後はスプリントでフィニッシュするのは私次第だった。厳しいステージと登りの後でも、良いスプリントができることは分かっている。
だから、そこに集中した。そして勝利を掴むことができたので、良かった。
南ウェールズにあるタンブルは、サイクリング観光客に大変人気の高い登り坂ですね。
美しい登り坂だった。森の中を抜ける最初の部分は非常に難しく、非常に急勾配だった。登りの最初の8分間は非常に激しく走ったが、その後は少し平らになった。
より猫とネズミのゲームになった。向かい風だったので、賢く行動する必要があった。スプリントを待ったが、それが正しい戦術だったことがわかった。
カーディフへの丘陵地帯の最終ステージで何をするつもりなのか?
グリーンリーダージャージ獲得を目指します。大雨が予想されているので、特定の日にレースに臨む予定だ。危険な状況になるだろう。
もちろん命を危険にさらすつもりはないが、長い間レースから離れていた私にとって、総合優勝は大きな自信となるだろ。この勝利はすでに素晴らしいものだ。明日も挑戦して、どうなるか見てみよう。
第5ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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