オランダ選手権ロード。National Championships Netherlands – Road Race(NC)
地元なので出場選手はJumbo-Vismaのオンパレード。
過去の優勝者
- 2024 ディラン・フルーネウェーヘン
 - 2023 ディラン・ファンバーレ
 - 2022 パスカル・エーンクホーン
 - 2021 ティモ・ローセン
 - 2020 マチュー・ファンデルプール
 - 2019 ファビオ・ヤコブセン
 - 2018 マチュー・ファンデルプール
 - 2017 ラモン・シンケルダム
 - 2016 ディラン・フルーネウェーヘン
 - 2015 ニキ・テルプストラ
 
エド~エド 163km

コースマップ photo nkwielrennen.com
NATO首脳会議のために警備不足で、場所は変更に。男子は合計4周。これは過去50年間で最も短いコースとなる。1周あたり115mの高低差しかなくスプリントで決着となりそう。
注目のライダーは
- Alpecin-Deceuninck ティボール・デル・グロッソ
 - Team Visma | Lease a Bike オラフ・コーイ、ディラン・ファンバーレ、ウイルコ・ケルデルマン、バート・レンメン
 - Lidl – Trek ダン・フール、バウケ・モレマ
 - EF Education-EasyPost マライン・ファンデンベルフ
 - Intermarché – Wanty タコ・ファンデルホールン
 - Q36.5 Pro Cycling Team シェード・バックス、ミラン・ファーダー
 - Red Bull – BORA – hansgrohe ダニー・ファンポッペル、ティム・ファンダイク
 - Team Picnic PostNL ニルス・エークホフ、キャスパー・ヴァン・ユーデン
 - Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン
 
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ディフェンディングチャンピオンのディラン・フルーネウェーヘンは、連覇となるか。

Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイが勝てば初めてのオランダ王者となる。
8人の逃げ

残り89.1kmで1分17秒差。
- タコ・ファンデルホールン (Intermarché-Wanty)
 - クーン・ボウマン (Team Jayco AlUla)
 - Lars Loohuis (BEAT Cycling Club)
 - Ryan Gal (Development Picnic PostNL)
 - Jordan Habets (Metec-Solarwatt P/B Mantel)
 - Philip Heijnen (Parkhotel Valkenburg)
 - Stijn Daemen (VolkerWessesl)
 - Ed Uptegrove (Hagens Berman Jayco)
 

タコ・ファンデルホールンが引く逃げ集団は残り79.7kmで45秒差に。

逃げに入っていないTeam Visma | Lease a Bikeが引くしかない。残り67.4kmで49秒差。

Alpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソは最後尾でヒラヒラ。

残り47.7kmで23秒差。

先頭から一人切れた。残り44.7kmで33秒差。
残り1周

先頭が通過。

集団は23秒差で通過。

残り37.3km。集団はもう後ろだ。

残り32.9kmで先頭は捕まる。

タコ・ファンデルホールンは先頭を引き続ける。

残り29.8km。Intermarché – Wantyのユーブ・アーツが単独アタック。

残り25.1km。XDS Astana Teamのマイク・テウニッセンが攻める。

Red Bull – BORA – hansgroheのティム・ファンダイクがジョイン。

残り19.7kmで13秒差。

残り14.3kmで7秒差。

残り11.6km。先頭は3人となったけれど、泳がされている。

残り10.7km。先頭に7人くらいがジョイン。

Alpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソも入っている。

残り7.8km。集団が後ろに。

マイク・テウニッセンは先頭で引きまくる。

残り6.7km。集団は抜け出しを許さない。

Lidl – Trekのバウケ・モレマか。

残り3.9kmで捕まる。

残り2km。単発の逃げ。

最終コーナーに向かう。

Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイが先頭に。まだ、残り150mもある。
 
オラフ・コーイの後ろは、ダニー・ファンポッペルとディラン・フルーネウェーヘン。

オラフ・コーイが風を切って進む。

後ろからダニー・ファンポッペルがまくりに入るぞ。

2人がハンドルを投げる!

勝ったのはどっちだ?

これは~。

わずかにダニー・ファンポッペルが速い!
  
ダニー・ファンポッペルがオランダ王者だ!

ツール・ド・ハンガリーでも第1・2ステージと勝利しており、リードアウトだけでなく勝てる力のあるスプリンターとして実力を証明した形だ。

今回チームメイトはティム・ファンダイクだけ。それでも勝ったのだから素晴らしい。
リザルト

優勝したRed Bull – BORA – hansgroheのダニー・ファンポッペル
こんなこと考えたこともなかった。信じられない! 信じられない。 よく、父親になると飛べるって言うよね。
僕はオラフのホイールの中にいた。 ハンガリーの後、冷静になることを学んだんだ。 先月のツアー・オブ・ハンガリーですでに自信をつけていた。 私は勝つためにここに来た。 自分に自信を持たないと。 まだ信じられないよ。
5年ぶりの出場でしたね。
信じられないよ。 5年間出場していなかったから、もう一度挑戦してみようと思ったんだ。もしかしたらヒットするかもしれない。 2019年のエデでも、ファビオ・ヤコブセンに次ぐ2位に入った。 何かを作り上げなければならなかった。
ツールでのチャンスを狙っているのだろうか?
それはラルフ・デンク(Red Bull – BORA – hansgroheの監督)に言ってください(笑。

2位 Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ
脚が少し空っぽだった。ダニーが来ているのを感じていたが、残念ながらフィニッシュラインが少し遅すぎた。特に間違ったことはしていない。彼もツール・ド・フランスに向けて、違った準備段階にある。今回のレースでもそれが見て取れた。
ダニーは現在、非常に良いレベルで走っているが、僕のタンクは徐々に空っぽになってきている。僕にとっては、休んで再び調子を取り戻せるのは良いことだが、ダニーにとってはチャンピオンになったことが一番嬉しい。
少し調子が落ちている気がする。レース中に完全に崩れ落ちたわけではないが、あの時のパンチが抜けているんだ。他のライダーの気持ちは分からないから、常に全力で走るしかない。もちろん残念だけど、ジャージのために来ただけで、他には何もなかった。
でも、仕方ない。スプリントで勝利を掴める位置につけることができて、本当に良かった。全てを出し切ったんだ。
感触はどうだった?
まあまあだった。最高ではないけど、悪くもなかった。チームメイトはスプリントに向けて一生懸命頑張ってくれた。本当に感謝している。自分のペースでポジションを獲得できた。それが一番重要だったけど、ダニーがまだ頑張ってくれたこと…それが彼の功績だ。

3位 Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘン
勝つのは好きだし、銅メダルも獲得している。勝つだけの脚力はあったと思っている。銅メダルでは満足できない。コーナーを抜けてすぐに左へスプリントしようと思ったが、急ブレーキをかけなければいけなかった。
それから2回目のスプリントをした。スリップストリームに入ってしまったので、少し歪んだイメージになってしまった。本当に自由にスプリントすることができなかった。幸いにもスピードはあった。
少し上り坂のフィニッシュだった。スペースが確保できれば、まだ可能性はある。でも、今回はそのスペースがなかった。幸いにも脚は調子が良く、スピードもある。でも、スプリントではスペースも必要だ。今日はそのスペースがなかった。

| Rnk | Rider | Team | UCI | Time | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 
  VAN POPPEL Danny 
 | 
Red Bull – BORA – hansgrohe | 100 | 3:10:28 | 
| 2 | 
  KOOIJ Olav 
 | 
Team Visma | Lease a Bike | 75 | ,, | 
| 3 | 
  GROENEWEGEN Dylan 
 | 
Team Jayco AlUla | 60 | ,, | 
| 4 | 
  PLUIMERS Rick 
 | 
Tudor Pro Cycling Team | 50 | ,, | 
| 5 | 
  EEKHOFF Nils 
 | 
Team Picnic PostNL | 40 | ,, | 
| 6 | 
  BUDDING Martijn 
 | 
Unibet Tietema Rockets | 30 | ,, | 
| 7 | 
  VAN DEN BERG Marijn 
 | 
EF Education – EasyPost | 20 | ,, | 
| 8 | 
  DEL GROSSO Tibor 
 | 
Alpecin – Deceuninck | 10 | ,, | 
| 9 | 
  VAN UDEN Casper 
 | 
Team Picnic PostNL | 5 | ,, | 
| 10 | 
  VAN DER WERFF Thom 
 | 
Development Team Picnic PostNL | 3 | ,, | 
| 11 | 
  RASCH Jesper 
 | 
Parkhotel Valkenburg | 3 | ,, | 
| 12 | 
  KRAMER Jesse 
 | 
Hagens Berman Jayco | 1 | ,, | 
| 13 | 
  TEUNISSEN Mike 
 | 
XDS Astana Team | 1 | ,, | 
| 14 | 
  VADER Milan 
 | 
Q36.5 Pro Cycling Team | 1 | ,, | 
| 15 | 
  BOVEN Lars 
 | 
Alpecin – Deceuninck | 1 | ,, | 
| 16 | 
  REINDERS Elmar 
 | 
Team Jayco AlUla | ,, | |
| 17 | 
  BRONSWIJK Mike 
 | 
Diftar Continental Cyclingteam | ,, | |
| 18 | 
  KAMP Ryan 
 | 
Alpecin-Deceuninck Development Team | ,, | |
| 19 | 
  REINDERINK Joris 
 | 
Metec – SOLARWATT p/b Mantel | ,, | |
| 20 | 
  NOORLOOS Casper 
 | 
,, | ||
| 21 | 
  VAN OORD Rowan 
 | 
WILVO Group – TWC De Kempen | ,, | |
| 22 | 
  PETERS Marvin 
 | 
Diftar Continental Cyclingteam | ,, | |
| 23 | 
  HUITING Eskil 
 | 
Metec – SOLARWATT p/b Mantel | ,, | |
| 24 | 
  VAN DER GIESSEN Thijmen 
 | 
Volharding Cycling Team | ,, | |
| 25 | 
  VERMEULEN Rens 
 | 
WILVO Group – TWC De Kempen | ,, | |
| 26 | 
  REMIJN Senna 
 | 
Alpecin-Deceuninck Development Team | ,, | |
| 27 | 
  OOSTERVELD Steijn 
 | 
Parkhotel Valkenburg | ,, | |
| 28 | 
  AGRICOLA Danijel 
 | 
Wielerploeg Groot Amsterdam | ,, | |
| 29 | 
  KRIJNSEN Jelte 
 | 
Team Jayco AlUla | ,, | |
| 30 | 
  MOURIS Wessel 
 | 
Unibet Tietema Rockets | ,, | 
  
  
  
  

コメント
コーイはなかなか勝てませんね。
おそらく3年連続2位か3位な気がしますね。
ポガチャルのミラノサンレモ勝利とコーイのオランダ選手権勝利はどちらが先になるんでしょうね〜
オラフ・コーイはちょっとスタートが早すぎましたね。完全にリードアウトの役目になってしまった。
ダニー・ファンポッペルは、ハンガリーでディラン・フルーネウェーヘンに勝ったのが自信になっているようです。平均時速51.4kmのレースで最後にフルスプリント。
チームがいくら強くても、最後は展開、運、発射のタイミング、全てがかみ合ないと勝利は難しいですね。
こないだのレースでもメルリエが囲まれて動けずスプリントに参加できないというのがありましたよね。レース名は忘れました‥
位置どり含めてタイミングが大事なのでしょうか。
私は中学の頃シクロもやってましたが、ロードレースでは、広島空港、京阪奈、立命館クリテ、美山ロード、修善寺など走った経験がありますが、スプリントになかなか絡む事はできませんでした。割と京阪奈や立命館クリテはスプリントに絡む機会が多く設定されていましたが‥
唯一トラックのポイントレースではスプリントに参加する事ができました。
後ろから前走者を抜いていこうとすると、両端からしか上がっていけないので、前走者が同じ動きをすると、体に当たったり、二人に挟まれて転けそうになったりしていました。
ロードレースでは、自分が先頭ならば全開で行くのが良いと元オリンピック代表が言ってました。最初からまくりでいくと決めていたら距離もいるし、タイミングは凄く重要でしょうね。
ティム・メルリエもリードアウトがない状態が結構あるので自分で道を切り開かないといけない。特に彼のホイールの後ろは狙われるので勝利するのは簡単ではないでしょうね。