ドイツ開催のワンデーレースのワールドツアーレース。サイクラシックス・ハンブルク。Cyclassics Hamburg(1.UWT)
2016年に、レーザー眼科手術会社がネーム スポンサーとして市場に参入したことから、レース名は、EuroEyes Cyclassics となっていた。
2023年に25周年を迎えた、BEMERがメインスポンサーとして参加。会社はリヒテンシュタインに本拠を置く、医療技術のメーカーだ。
過去の優勝者は
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2024 オラフ・コーイ
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2023 マッズ・ピーダスン
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2022 マルコ・ハーラー
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2019 エリア・ヴィヴィアーニ
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2018 エリア・ヴィヴィアーニ
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2017 エリア・ヴィヴィアーニ
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2016 カレブ・ユアン
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2015 アンドレ・グライペル
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2014 アレクサンダー・クリストフ
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2013 ジョン・デゲンコルプ
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2012 アルノー・デマール
ブクステフーデ~ハンブルク 198.5 km

コースプロフィール photo procyclingstats
700mで9.1%の丘を5回上るが、最後の直線は500mありスプリントするには十分だ。
- スプリントポイント Sottorf
- 山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
- 残り2周
- 山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
- 山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
- 残り1周
- 山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
- 山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
注目のスプリンターは
- Team Visma | Lease a Bike ワウト・ファンアールト、クリストフ・ラポルト
- Lidl – Trek ジョナサン・ミラン、マティアス・ヴァチェク
- Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ
- Red Bull – BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス、ダニー・ファンポッペル
- Uno-X Mobility アレクサンダー・クリストフ、ヨナス・アブラハムセン
- Alpecin – Deceuninck ジャスパー・フィリップセン、カーデン・グローブス
- Tudor Pro Cycling Team マッテオ・トレンティン、アルベルト・ダイネーゼ、マルク・ヒルシ
- Cofidis ブライアン・コカール、アレクサンデル・アランブル
- Team Picnic PostNL トビアス・ルンド・アンドレセン
- Arkéa – B&B Hotels アルノー・デマール
- Soudal Quick-Step ポール・マグニエ
- Israel – Premier Tech パスカル・アッカーマン
- Bahrain – Victorious フィル・バウハウス
- EF Education – EasyPost マライン・ファンデンベルフ
- INEOS Grenadiers アクセル・ローランス、コナー・スウィフト、ベン・スウィフト
- Decathlon AG2R La Mondiale Team サム・ベネット
- Lotto アルノー・デリー、エリア・ヴィヴィアーニ
- XDS Astana Team ケース・ボル、マイク・テウニッセン
- Groupama – FDJ ポール・ペンホーエ
- UAE Team Emirates – XRG フアン・モラノ、ヤン・クリステン、アイザック・デルトロ、ニルス・ポリッツ、アントニオ・モルガド
- Team Jayco AlUla マキシミリアン・ヴァルシャイド
- Movistar Team フェルナンド・ガビリア
- Q36.5 Pro Cycling Team ジャコモ・ニッツォーロ
4人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
4人が逃げている
- ドリス・デ・プーター Intermarché – Wanty
- ヨハン・ヤコブス Groupama – FDJ
- ネルソン・オリヴィラ Movistar Team
- ローリー・タウンゼント Q36.5 Pro Cycling Team
山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
先頭は登りをクリアー。
残り115.1kmで4分57秒差。先頭はLidl – Trekのティム・デクレルク。
残り2周
先頭は残り2周に。
先頭は5分8秒差で通過。
残り77.1kmで4分36秒差。
山岳 Waseberg (0.8km・9.1%)
残り66.8kmで4分1秒差。
残り28.9km。タイム差は1分53秒。
残り14.8km。26秒差に。
残り11.2km。集団はUAE Team Emirates – XRGが引く。17秒差だ。
集団からTudor Pro Cycling Teamのマリウス・マイヤーホーファーが抜け出す。
残り7.6kmで22秒差。
残り5.6kmで21秒。これはギリギリとなるか。
残り3.8kmで18秒差に。
残り2.7kmで10秒差。
残り1.9km。まだ12秒ある。
まだ、ゴール前で追いつかれていない。
まだ100mは集団とあいている。
これは大金星か~。
集団とかなりの差がある。
集団が迫る中、ロリー・タウンゼントがスプリント開始。
ロリー・タウンゼントがスピードに乗っている。
2人は飲み込まれたが、ロリー・タウンゼントはゴールにむかう。
あ~、これは~。
アルノー・デリーが先頭で追い込んでくる。
ロリー・タウンゼントがゴールを越えた~。
アルノー・デリーが悔しがる。
ロリー・タウンゼントが頭を抱える。スプリンター王決定戦で逃げが勝ってしまうなんて~。
最後まで捕まらなかった。ロリー・タウンゼントは消滅したBolton Equities Black Spokeから、2024年にQ36.5 Pro Cycling Teamに加入。
2022・2025 アイルランドロード王者。30歳でキャリア6勝目となった。ワールドツアーレースで勝利するのは当然初めてだ。207.4kmをav47.119km/hと爆速で駆け抜けている。
リザルト
優勝したQ36.5 Pro Cycling Teamのロリー・タウンゼント
いや、10キロ過ぎで抜け出した時は、こんな展開になるとは思っていなかった。多くの選手が逃げに加わりたがるだろうと思っていたが、最終的に抜け出せたのは4人だけだった。
今日はいい一日になるだろうし、スプリントに絡んでいこうと思っていた。目標はヴァーゼベルクの最後から2番目の登りまで到達することだった。そうすれば集団に加わり、決勝でも活躍できると思っていた。
でも、とにかく走り続けた。信じられないことだ。彼らが近づいてくるのが感じられた。イヤホンからタイム差が聞こえ続けていたので、彼らが近づいているのは分かっていた。
彼らを見つけた時、一緒に走っていた二人よりも少し自信が持てるように感じた。早めにスタートした。普段はスプリントが得意で、特に今日のような長い一日の後は。
だから、確か残り400メートルくらいからスタートしたと思う。できるだけサドルから降りて、できるだけエアロダイナミクスを上げて、フィニッシュまでその状態を維持しようとした。
ゴールラインを越えた時、私の顔に浮かんだ信じられないという表情をご覧になったでしょう。本当に驚きだ。信じられない気持ちだ。
ワールドツアーレースで優勝できるなんて、夢にも思っていなかった。チャンピオンシップジャージを着てレースに勝てたこと自体、信じられないほど誇らしい。まだ少しショックを受けていると思う。こんな日は特別な日だ。
これが私が自転車競技に情熱を注いだきっかけだ。何年も前、スティーブ・カミングスがあんな走りをするのを見ていた。今、こんな走りができるなんて、信じられない気持ちだ。
2位 Lottoのアルノー・デリー
序盤の逃げを見誤った。 彼らは本当に強かったに違いない。優勝者の健闘を称えるしかない。もちろん、2位で終わるのはいつも悔しい。でも、脚の調子には満足している。
ツール・ド・フランス後、まだ2回目のレースなのに、既に体調は良好だと言える。これは、レニューイ・ツアーを含め、これからのレースに向けての自信になる。
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