ジュニアカテゴリーでも優勝すれば、プロへの道はすぐに開ける。それは歴代優勝者をみてもあきらか。
特に最近はその傾向が高い。果たして、逸材は現れるだろうか?
過去の優勝者
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2023 アルベルト・フィリプセン
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2022 エミール・ヘルツォーク
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2021 ペール・ストランド・ハゲネス
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2019 クイン・シモンズ
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2018 レムコ・エヴェネプール
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2017 ユリウス・ヨハンセン
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2016 ヤコブ・エグホルム
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2015 フェリックス・ガル
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2014 ヨナス・ボケロー
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2013 マチュー・ファンデルプール
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2012 マテイ・モホリッチ
女子ジュニア ウスター~チューリッヒ 73.5km

コースプロフィール photo zurich2024
女子ジュニアは73.5km。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
女子ジュニアは、キャット・ファーガソンが雨の中3人のスプリントを制した。もう圧勝でしたね。
これで、個人タイムトライヤルとロードの2冠達成。これはシクロクロスの世界タイトルもとってしまうかも。
リザルト

優勝したキャット・ファーガソン
本当に大喜びだよ。 ロードの世界チャンピオンになりたかったんだ。 昨年のグラスゴーは2位だった。 それから今、優勝できたことは本当に信じられないよ。
追走集団に対するリードがどれくらいなのか、正確にはわからなかった。 でも、残り5キロの時点で1分ほどリードしていたことはわかったわ。 ただ、あまりにゆっくり走っていたから……。
突然、ゴール前で、ミーガン・アーレンツが近づいてくるのが見えた。 これ以上リスクを負いたくなかったし、うまくいった。
自分が一番速いことはわかっていた。 自分のスプリントには自信があった。
火曜日のタイムトライアルですでに1位を獲得しており、2日間で2つ目の世界タイトルを獲得ですね。
本当にうれしいし、チームメイトにも感謝している。 本当に助けてくれた。 自分の勝利だけでなく、チームの勝利でもある。

| Rnk | Rider | Team | Pnt | Time |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
FERGUSON Cat
|
Great Britain | 1:54:48 | |
| 2 |
OSTIZ Paula
|
Spain | ,, | |
| 3 |
CHLADOŇOVÁ Viktória
|
Slovakia | ,, | |
| 4 |
ARENS Megan
|
Netherlands | 0:09 | |
| 5 |
GERY Célia
|
France | 0:53 | |
| 6 |
WOLFF Imogen
|
Great Britain | 1:26 | |
| 7 |
AASEBØ Kamilla
|
Norway | ,, | |
| 8 |
MULLER Amandine
|
France | ,, | |
| 9 |
LIEHNER Lara
|
Switzerland | ,, | |
| 10 |
BÉNÉZET MINNS Lucy
|
Ireland | ,, |
男子ジュニア ウスター~チューリッヒ 127.2km

コースプロフィール photo zurich2024
男子ジュニアは127.2km。周回数がかわるだけ。
- 山岳 Binz (1.5 km à 9.1%)
- 残り3周
- 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
- 残り2周
- 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)
- 残り1周
- 山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

気温16度。雨の中ニュートラルスタート。

オフィシャルスタートに。ジュニアカテゴリーでもすでにワールドツアーチームと契約を結んでいるライダーがいる。
デンマークのアルベルト・フィリップセンは、Lidl – Trekと4年契約。昨年に続いて2年連続の王者を狙う。
フランスのポール・セイシャスは、Decathlon AG2R La Mondiale Teamと3年契約。

最初の20kmは平坦。アタックは登りからだろう。

右側は日本のイワムラ・ゲンジ。岩村元嗣選手かな。

落車。かなりの人数が突っ込んでしまう。
- Schoofs Jasper (Belgium)
- Ebner Bor (Slovenia)
- Remelli Cristian (Italy)
- Lino Guilherme (Brazil)

デンマークが先頭を固める。

デンマークのノア・リンドホルム・モラー・アンデルセンがバイク交換して復帰中。滑って落車。
山岳 Binz (1.5 km・9.1%)

最初の登りですでに集団は絞られていく。

オランダが集団先頭に。

残り88.4km。ドイツとフランスが集団先頭に。

これは抜け出したか。踏みこめば決まるけど。

もう少しで、フニッシュラインに。

これはちょっと抜け出している。デンマークのアルベルト・フィリップセンだ。
残り3周

5人が集団の前に出てフニッシュラインを通過。

彼らが残ってくるライダーだろうか。

イワムラが集団の最後尾に。こちらは第2集団のようだ。
山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

ここで更に絞られるか。

4人が抜け出したか。

さらに2人が抜け出しそう。
- Fietzke Paul (Germany)
- Álvarez Héctor (Spain)

また集団に。

13人の先頭集団から一人抜け出す。スペインのエクトル・アルバレス。だが、これは捕まる。

フランスが先頭でペースアップ。

イタリアのロレンツォ・フィンが抜け出した。

集団は10秒差。かなり雨が強くなってきた。
残り2周

ロレンツォ・フィンが単独で通過。

19秒差で追走。
山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

追走は登りでまとまる。

残り48.6km。タイム差は16秒。

追走が割れた。5人が追っている。

単独で長く逃げている。

25秒差。どこまで単独で逃げるだろうか。一度追走におつかせたほうが良いのでは。

追走5人は30秒離れた。

先頭のロレンツォ・フィンが捕まる。先頭は3人に。

さらに一人加わり先頭は4人に。これが勝ち逃げとなるのか。
- アルベルト・フィリップセン デンマーク
- エクトル・アルバレス スペイン
- ロレンツォ・フィン イタリア
- セバスチャン・グラインドリー イギリス

追走にフランスのポール・セイシャスがいる。だが、36秒差とタイム差が広がっている。
残り1周

この4人で決まりか。
山岳 Witikon (1.4 km・7.3%)

先頭は登りに。

まずスペインのエクトル・アルバレスが遅れる。

なんと、デンマークのアルベルト・フィリップセンが下りで落車。2年連続の王者とはならなかった。ケガは大丈夫だろうか。

先頭は二人となるがスペインのエクトル・アルバレスは前に出ない。

ロレンツォ・フィンがアタック。反応できない。

イタリアのロレンツォ・フィンが怒りのアタックで再び単独に。

これは決まりだ。残り19.5km。もう、後ろを振り返ることはないだろう。

追走は二人に。1分7秒離れている。
- エクトル・アルバレス スペイン
- セバスチャン・グラインドリー イギリス

ロレンツォ・フィンは、Red Bull-BORA-hansgroheの育成チームで走っている。これはワールドツアー入りとなるか。

セバスチャン・グラインドリーが単独に。Lidl – Trekに目をつけられている。まあ、上位に入るライダーはみんなワールドツアーチームから、すでに注目されている。

ロレンツォ・フィンは残り700mで足を緩める。

さあ、ゴールへ。

サングラスを外した。ロレンツォ・フィンは頭をかかえながらゴール。

何かポーズをとるのかと思ったら、何もなし。

17歳で世界王者となった。途中も逃げており、文句なしの勝利だ。

2位はイギリスのセバスチャン・グラインドリー。

表彰台争いは3人のスプリント。

3位争いのスプリントはオランダのセナ・レミインが制した。
リザルト

世界王者となったロレンツォ・フィン
今日は最高の気分だった。 こんなに脚が良かったのは初めてかもしれない。 1回目に1人で行ったとき、これはちょっと早いんじゃないかと思った。
でも、フィリップセンともう数人が横切っていった。 それから登りでフルに行きたくなった。 アルベルト・フィリップセンは僕の後で落ちた。 彼の無事を祈るよ。 でも、再び1人で走り出したとき、もう大丈夫だと思ったんだ。
自分は、35度の気温と太陽が好きなんだけど、今日は完璧だった。 次の数年で何が起こるか見てみよう。 次の2年間はU23で走るつもりだ。 そこで成長し続けたいんだ。 今はただ、今を楽しんでいる。

| Rnk | Rider | Team | Time |
|---|---|---|---|
| 1 |
FINN Lorenzo
|
Italy | 2:57:05 |
| 2 |
GRINDLEY Sebastian
|
Great Britain | 2:05 |
| 3 |
REMIJN Senna
|
Netherlands | 3:06 |
| 4 |
FIETZKE Paul
|
Germany | ,, |
| 5 |
BARRY Ashlin
|
United States | ,, |
| 6 |
ÁLVAREZ Héctor
|
Spain | 3:44 |
| 7 |
SEIXAS Paul
|
France | 4:11 |
| 8 |
ZOMERMAAND Jurgen
|
Netherlands | ,, |
| 9 |
CLEMMENSEN Theodor August
|
Denmark | 6:45 |
| 10 |
ØKSNES Håkon Eiksund
|
Norway | 7:04 |
| 11 |
CLAISSE Édouard
|
Belgium | ,, |
| 12 |
BURCKEL Peyton
|
United States | ,, |
| 13 |
GRÉGOIRE Baptiste
|
France | ,, |
| 14 |
PERICAS Adrià
|
Spain | ,, |
| 15 |
GOSZCZURNY Patryk
|
Poland | 7:06 |
| 16 |
VAN KERCKHOVE Matisse
|
Belgium | ,, |
| 17 |
HALTER Nicolas
|
Switzerland | 7:33 |
| 18 |
SPARFEL Aubin
|
France | 7:34 |
| 19 |
DAHL Marius Innhaug
|
Norway | 8:11 |
| 20 |
JOHNSEN Henrik Vea
|
Norway | ,, |
| 21 |
SAMBINELLO Enea
|
Italy | ,, |
| 22 |
ØRN-KRISTOFF Felix
|
Norway | 8:15 |
| 23 |
STREIF Noah
|
United States | 8:20 |
| 24 |
DAWSON Oliver
|
Great Britain | 8:22 |
| 25 |
IWAMURA Genji
|
Japan | 8:28 |
| 26 |
DUNWOODY Seth
|
Ireland | 10:20 |
| 27 |
MÄTIK Oliver
|
Estonia | ,, |
| 28 |
REITZ Braden
|
United States | ,, |
| 29 |
CUBILLAS Javier
|
Spain | ,, |
| 30 |
SMITH Adam
|
Canada | ,, |


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