2024 ツアー・オブ・ノルウェー第4ステージ　またもワウト・ファンアールトがスプリントに!

第3ステージでスプリントに参加したワウト・ファンアールト。

復調の兆しが見えて今後のレースが楽しみとなる。最終ステージは、例年とは違い周回コースで、決着となるが、ゴールラインは一緒だ。

短い登りでパンチャーが抜け出すと面白くなるのだけど。

 

第4ステージ スタヴァンゲル～スタヴァンゲル   123.8km

 

スタートのスタヴァンゲルは例年と変わらず。周回コースには最大勾配14%の短い登りがある。6回こなさないといけないので、すんなりとスプリントとはなりそうもない。

頂上からゴールまでは7kmなので、逃げ切り可能だ。

 

1. 3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)
2. 3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)
3. 3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)
4. 3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)

 

6人の逃げ

残り75.0kmで41秒差。

1.  WILKSCH Hannes (Tudor Pro Cycling Team)
2.  GERVAIS Laurent (Project Echelon Racing)
3.  カミル・マウェツキ (Q36.5 Pro Cycling Team)
4.  キム・ハイドック(INEOS Grenadiers)
5.  ナットネル・テスファション (Lidl – Trek)
6.  OTRUBA Jakub (ATT Investments)

 

 INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターは最後尾。

 

残り63kmで集団とは1分21秒差。

 

残り3周

先頭は残り3周に。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのヨハンニンク・イェルが単独で追撃に。

 

ヨハンニンク・イェルが追いつく。

 

残り55.2km。集団は1分8秒差。

 

3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)

残り49kmで14秒差に迫られる。

 

残り46.9kmで12秒差。

 

ワウト・ファンアールトが集団の先頭に。

 

ワウト・ファンアールトは、いったん外れる。

 

残り44.8km。集団が見えている。

 

集団はAlpecin-Deceuninckが追い込んでいく。

 

残り2周

24秒差で集団が通過。

 

残り35.8km。タイム差は出なくなった。

 

残り32.2kmで7秒差に。

 

残り30.9km。逃げは捕まった。

 

大きな集団が前にでた。ワウト・ファンアールトも入っている。

 

Team Visma | Lease a Bikeのペール・ストランド・ハーゲネスが先頭を引く。これはワウト・ファンアールトで狙うのか。

 

先頭から3人が抜け出す。

 

リーダーのアクセル・ローランスはワウト・ファンアールトの後ろ。

 

ワウト・ファンアールトは、無線でチームカーと話ししている。

 

ゴールエリアに戻ってきた。

 

残り1周

残り1周に。集団がつながってしまった。

 

残り20kmでTeam Visma | Lease a Bikeのペール・ストランド・ハーゲネスがアタック。

 

残り15.4kmで18秒差に。

 

残り10.5kmで17秒差と変わらない。

 

残り8.9km。ペール・ストランド・ハーゲネスの逃げは続いている。

 

残り8.7kmで集団が後ろにせまる。

 

残り8.3km。まだ粘っている。

 

残り8.1kmでペール・ストランド・ハーゲネスは捕まった。

 

残り7.9km。

 

3級山岳　グリサバケン (0.6 km・7.5%)

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクがアタック!

 

3人が抜け出した。

 

マティアス・ヴァチェクをリーダーのアクセル・ローランスがマーク。

1. マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek
2. アクセル・ローランス　Alpecin-Deceuninck
3. バート・レンメン　Team Visma | Lease a Bike

 

マティアス・ヴァチェクだけが引いている。当然、リーダーのアクセル・ローランスは引かない。

 

バート・レンメンも先頭交代を拒否。当然だ。マティアス・ヴァチェクは総合4位なので、このまま逃がす訳にはいかないのだ。

 

追走と集団が見えている。追走の2番手にはワウト・ファンアールトがいる。

 

残り2.6km。これはマティアス・ヴァチェクは捕まるだろう。

 

残り2.1km。単独ならばよかったけれど、総合1位と2位が後ろではどうしようもない。

 

残り1.2km。集団に追い付かれた。

 

残り1.1kmでマティアス・ヴァチェクの引きは終了。

 

残り1kmでUno-X Mobilityが先頭。

 

ワウト・ファンアールトは4番手。今日もスプリントに参加だ。

 

残り300mでUno-X Mobilityが先頭を固めている。最後のリードアウトは、マグナス・コルトニールセンだ。

 

Uno-X Mobilityの後ろはBORA-hansgroheのヨルディ・メイウス。ワウト・ファンアールトは中々抜け出せない。

 

ワウト・ファンアールトもボックスからでて追い込んでくる。

 

アレクサンダー・クリストフがのびる。

 

アレクサンダー・クリストフと、ヨルディ・メイウスの戦いだ。

 

アレクサンダー・クリストフがわずかに速い!

 

 

アレクサンダー・クリストフが2年連続のスタヴァンゲルでの勝利だ!

アレクサンダー・クリストフは、これで今シーズンの3勝目。36歳の大ベテランは、ここでの勝ち方を知っている。今回はチームの完璧なアシストもあり、絶好のポジションからスタートしたのも大きい。

ワウト・ファンアールトは、最後に追い込んでステージ3位に入った。復調は近い感じだ。

 

リザルト

優勝したUno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフ

昨日は本当に寒かったけど、今日のステージはどうだった?

今日のステージは自分に合っていたと思う。でも、とても速かったから、ギアリングをちょっと失敗したかな。55チェーンを使っていたんだけど、最後には時速73.5km以上出ていたんだ。

ここスタヴァンゲルではいい成績を残しているし、何度も勝っているけど、負けることもある。

今日ジロ・デ・イタリアでは、タデイ・ポガチャルが6勝しましたけど、あなたもここで3勝目を目指しますか?

時間があれば、そうするかもしれない。

 

3位　Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールト

今日は本当に信じていたが、ゴールまで300mでボックスにはまってしまった。つまり全速力で全力疾走できなかった。それは自分の責任だ。

今回の復帰については?

自信になった。 難しいレースだったが、私にとっては良いテストだった。自分のパフォーマンスには満足しているが、それだけではない。すでにそう言えるのは嬉しいことだ。

しかし、いずれにしても、多くの不確実性はすでに取り除かれている。良くなっているように感じたし、最も重要なことは痛みがなかったことだ。

 

第4ステージ　リザルト

総合

アクセル・ローランスのコメント

短かったけど、予想通り戦術的でナーバスな展開になった。1周目は非常にハイペースだった。Team Visma | Lease a Bikeは本当に頑張っていた。でも、可能な限りコントロールし続けたし、ステージ優勝を狙っていたUno-X Mobilityもいた。

それを利用することができた。とてもうまくいったと思う。最後の2戦はもう少しカオスになるだろうと思っていたが、その準備はできていた。

ストレスを感じた瞬間がありましたか?

最後の登りでマティアス・ヴァチェクのホイールをキープするのに苦労した。でも、全開でハンドルを握り直したら、もう終わりだと思った。そして総合優勝を確信したんだ。

プロになって初めてステージレースで勝てたのはとてもうれしい。チームはよくやってくれたと思う。彼らは全力を尽くしてくれた。彼らがいなければ、勝つことはできなかっ」。

 

 

山岳賞

新人賞

チーム賞