2024 ジロ・アブルッツォ第2ステージ　10代の若者が大活躍!

第1ステージでは、JCL Team UKYOがついに今シーズンの初勝利を海外であげたかと思ったのだけど、マッティオ・マルチェリは惜しくも数mmの差で2位となり、とても惜しかった。

山本大喜は落車したけれど、無事にゴールしている。しかし、病院に直行し夜中に退院。今日は出場しないことになった。これは、とても残念。

 

第2ステージ    アランノ～マリアーノ・デ・マルシ　162km

 

第2ステージは、スタートから少しずつ登っている。ゴール手前に登りがあるのが特徴だ。ここで、クライマーが逃げ切りにチャレンジするのか。注目しておきたい。

 

1. 1級山岳　Monte Urano (4.5 km・9.4%)
2. スプリントポイント　Luco dei Marsi

 

スタート前

JCL Team UKYOの日本選手は山本大喜がいなくなったので3人に。

 

リーダージャージはVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのエンリコ・ザノンチェッロ。

 

Israel – Premier Techのデレク・ジーは、オンループ・ヘットニュースブラッドでのリタイヤ以来のレース復帰。山岳ではアタックしてくるだろうか。

 

アダム・イェーツに対抗するのはAstana Qazaqstan Teamのエース、アレクセイ・ルツェンコか。

 

UAE Team Emiratesでは、ヤン・クリステンのアタックがあるのか。まずは、彼がアタックして本命のアダム・イェーツが攻撃というパターンか。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. アブラム・ストックマン (TDT – Unibet Cycling Team)
2. BRACALENTE Diego (Team MBH Bank Colpack Ballan)
3. アレッサンドロ・トネッリ(VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)
4. Andrea Guerra(Zalf Euromobil Fior)

 

1級山岳　Monte Urano (4.5 km・9.4%)

ポイント獲得順位は

1. Andrea Guerra(Zalf Euromobil Fior)　5ポイント
2. BRACALENTE Diego (Team MBH Bank Colpack Ballan)　3ポイント
3. アレッサンドロ・トネッリ(VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)　2ポイント
4. アブラム・ストックマン (TDT – Unibet Cycling Team)　1ポイント

 

残り59.1kmでタイム差は2分17秒。

 

Astana Qazaqstan Teamのアレクセイ・ルツェンコは集団の前方に位置している。

 

集団はUAE Team EmiratesとAstana Qazaqstan Teamが引く。VF Group – Bardiani CSF – Faizanèはその後ろだ。

 

VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのエンリコ・ザノンチェッロはカメラにきづき手をふる。

 

スプリントポイント　Luco dei Marsi

スプリントポイント獲得順位は

1. Andrea Guerra(Zalf Euromobil Fior)　5ポイント
2. BRACALENTE Diego (Team MBH Bank Colpack Ballan)　3ポイント
3. アレッサンドロ・トネッリ(VF Group – Bardiani CSF – Faizanè)　2ポイント
4. アブラム・ストックマン (TDT – Unibet Cycling Team)　1ポイント

 

残り26.8kmで51秒差に。

 

先頭からVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのアレッサンドロ・トネッリがアタック。

 

これは単独となる。

 

残り23.7kmで24秒差に。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのアブラム・ストックマンが集団にキャッチされる。あとは、アレッサンドロ・トネッリだけだ。

 

残り20.6km。山岳ポイントのない登りに上がっている。アダム・イェーツは準備万端。

 

JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリも集団からきれる。

 

リーダージャージのエンリコ・ザノンチェッロもきれた。リーダー交代だ。

 

アレッサンドロ・トネッリの後ろにUAE Team Emiratesがせまる。

 

アレッサンドロ・トネッリが集団に抜かれていく。

 

アシストが外れた瞬間にヤン・クリステンがアタック!

 

これには誰も反応できない。

 

後ろからアレクセイ・ルツェンコ先頭で追ってくる。

 

ヤン・クリステンは捕まった。犬が～。

 

少し牽制に。

 

またもヤン・クリステンがアタック。しかし、もう足がないのか続かない。

 

先頭は12人。

 

Israel – Premier Techからジョージ・ベネットと、マシュー・リシテーロが乗っている。

 

VF Group – Bardiani CSF – Faizanèからは大ベテラン、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォも。

 

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2024.03.05

 

Israel – Premier Techのジョージ・ベネットが先頭で下りだす。

 

逃げをきめるためにヤン・クリステンが捨て身で引く。

 

アダム・イェーツ、アレクセイ・ルツェンコ、ヤン・クリステンらが前に。

 

JCL Team UKYOからトーマス・ペゼンティものっている。

 

残り8.2kmで28秒とタイム差が開く。

 

ヤン・クリステンがまたもアタック。

 

今度こそ抜け出し成功か。

 

残り3.7km。誰も追わない。UAE Team Emiratesのアダム・イェーツとパヴェル・シヴァコフがおり追わせない。

 

残り2.1km。17秒と開いた。

 

ジョージ・ベネットもあきらめている。

 

残り1kmで19秒差に。

 

ヤン・クリステンは、もう笑っている。

 

笑顔でゴールに。

 

 

ヤン・クリステンは、ゴールのはるか手前から勝利をめいっぱいアピール。

 

19歳でヤン・クリステンはプロ初勝利となった。17歳の時から目をつけられていたけど、ついに花開くときがやってきた。

 

ヤン・クリステンはリーダージャージも着用に。アダム・イェーツとパヴェル・シヴァコフはアシストに回るのかな。

 

2位はAstana Qazaqstan Teamのアレクセイ・ルツェンコ。3位にはJCL Team UKYOのトーマス・ペゼンティが入っている。

 

リザルト

ヤン・クリステンのコメント(チーム公式サイトより)

プロレースで優勝することが目標だったし、20歳になる前に優勝できてうれしい。チームとは良いプランがあり、すべてがうまくいった。最後の上りの下あたりからいいペースになった。

その後、僕がアタックする番だったんだけど、アレクセイ・ルツェンコが後ろにいた。その後はちょっとクレイジーだった。下りでもう一度アタックしたかったんだけど、うまくいった。残り2キロのところで、自分が勝つと確信した。

チームとは、今日は僕のステージだと話していた。とてもうまくいった。明日はアダム・イェーツと一緒にGCを目指すし、彼がジロ・デ・アブルッツォで総合優勝できるようにベストを尽くすよ。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞