2023 ZLMツアー第1ステージ　オランダの平坦ステージであ～あ

プロローグではTeam DSMのニルス・エークホフがステージ優勝。

だけど、本当の勝負は第1ステージから始まる。オランダなので風が問題となるだけで、間違いなくスプリントで決着となるまっ平なステージだ。

第1ステージ　ウェストカペッレ～ス＝ヘーレンフク　203.1km

コースマップ photo zlmtour

コースに高低差はないけれど、オースターシェルデカリングとゼーラント橋では風に注意かな。

ゴール前では、14kmのローカルラップを2周してゴールとなる。

コースプロフィール photo zlmtour

1. スプリントポイント　　Wemeldinge
2. スプリントポイント　　ス＝ヘーレンフク

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

リーダージャージのニルス・エークホフはかなり嬉しそう。

第1ステージスタート時の3賞ジャージは

• 総合　ニルス・エークホフ　Team DSM
• ポイント賞　アレクッス・エドモンソン　Team DSM
• 新人賞　オラフ・コーイ　Jumbo-Visma

集団は橋を渡る。風力発電もあり風が強そうだ。

8人の逃げ

残り182kmで8人が逃げに。

1. アレクサンダー・コニシェフ　Tudor Pro Cycling Team
2. アーロン・ファン・パウク　Team Flanders – Baloise
3. イェントル・ヴァンドヴェルデ(TDT-Unibet Cycling Team)
4. ベアトヤン・リンデマン(VolkerWessels Cycling Team)
5. Thijs de Lange(Metec – SOLARWATT p/b Mantel)
6. Emiel Vermeulen(BEAT Cycling Club)
7. Martijn Rasenberg(ABLOC CT)
8. Elmar Abma(Allinq Continental Cycling Team)

スプリントポイント　ス＝ヘーレンフク

スプリントポイントを先頭が通過。

集団は、Jumbo-Visma、Tudor Pro Cycling Team、Team DSMが引いている。残り51.4kmでタイム差は3分。

先頭に乗っているTeam CorratecSelle Italiaのアレクサンダー・コニシェフは、昨年までTeam BikeExchange – Jaycoで走っていた。2023ジロでも2度ほど逃げに乗っている。

集団で落車。これはTeam CorratecSelle Italiaのアッティリオ・ヴィヴィアーニだ。

• Maikel Zijlaard (Tudor Pro Cycling Team)
•  アッティリオ・ヴィヴィアーニ (Team CorratecSelle Italia)
• Timo de Jong (VolkerWessels) 

エリア・ヴィヴィアーニの弟は、無事に走りだす。

残り2周

先頭は残り2周に。

集団先頭にAlpecin-Deceuninckも上がってくる。

残り16.8kmで1分22秒差。VolkerWessels Cycling Teamのベアトヤン・リンデマンは2020年までJumbo-Visma。2021年はTeam Qhubeka ASSOSで走っていたプロライダー。

残り1周

残り1周で1分27秒差。

残り11.6kmで、まだ1分26秒ある。

集団先頭には、Astana Qazaqstan Team も上がってきており、マーク・カヴェンディシュの姿も見える。

あれ、残り8.3kmで1分13秒とあまり縮まっていない。

残り7.5km。Jumbo-VismaとTeam DSMが引くがタイム差は50秒ある。

Jumbo-Vismaが全員で引くがタイム差が縮まらない。前を走っている中にはプロは二人なのだけど。

残り1kmでイェントル・ヴァンドヴェルデ(TDT-Unibet Cycling Team)がアタック!

イェントル・ヴァンドヴェルデは、後続を突き放す。

後ろから、Team CorratecSelle Italiaのアレクサンダー・コニシェフが追ってくる。

だが、もうゴールまで距離がない。

ゴール手前で集団も追ってきたが。

なんと～。マアチュアチームのライダーであるイェントル・ヴァンドヴェルデが逃げ切り勝利だ～!

かれは、ユーチューバーのBas Tietemaが作ったTDT-Unibet Cycling Teamのメンバーだ。結成1年目で、UCIプロレースでの初勝利をあげてしまった。

 

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2022.11.10

Jumbo-Vismaのティム・ファンダイクの話によると、「何が悪かったのかわからない。残り40kmで、その差は1分30秒であることを聞いた。だが、突然、3分だと聞いた。

スタートから我々は2人を先頭に置いた。結局、チーム全員を犠牲にしたが、もちろん責任があるのは私たちだけではない。一部のチームは非常に遅く運転を開始した。私たちだけではどうにもならない。

オラフの調子は良く、我々は彼が最後までやり遂げると確信していた。難民の皆さんにはおめでとうと言いたいが、これは残念だ。」

リザルト

イェントル・ヴァンドヴェルデのコメント

私は何もないところから大きな勝利を収めることができた。こんなことが起こるなんて本当に信じられないことだ。ここ数か月間、私は不運に見舞われたが、これは夢だ。

私たちはチームとともに歴史を作る。それが最後ではないことを祈ります。本当にこれは大きい勝利だ。

逃げ切れると思ったのは?

脚は良かったけど、普段はいつも全力疾走になる。我々全員が前線で何かを残していて、最後にまだ1分残っていると聞いたとき、私はこう思った。「我々は頑張れる」と。

本当に信じられないことだよ。これまでの人生で私は小さなレースでしか勝ったことがありません。そして今、私はプロレースで優勝しています。

第1ステージリザルト

総合

ポイント賞

新人賞