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2023 ジロ・デ・イタリア BORA – hansgroheのメンバー スポンサー契約更新も

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Photo credit: Ray's Professional Cycling Page on VisualHunt
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2022ジロ・デ・イタリアではジェイ・ヒンドレーが第20ステージで、リチャル・カラパスからリーダージャージを奪取。

だが、今年ジェイ・ヒンドレーの連覇はない。彼はTTの多いジロではなくツール・ド・フランスに挑戦する。

変わって総合を狙うはのアレクサンドル・ウラソフだ。

 

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BORA – hansgrohe

 

51.アレクサンドル・ウラソフ
52.ジョヴァンニ・アレオッティ
53.チェザーレ・ベネッティ
54. ニコ・デンツ
55. ボブ・ユンゲルス
56. レナード・ケムナ
57.パトリック・コンラット
58.アントン・パルツアー

 

コンロとレンジフード、フレックスオーブンのドイツのメーカーである BORAは、2015年以来、チームのメインスポンサーを務めている。

このパートナーシップが3年間延長され2027年までとなった。ちなみにHansgroheはシステムバス、キッチンなどのメーカー。

アレクサンドル・ウラソフ

 
 
 
 
 
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2022ツール・ド・フランス総合5位。ジロは2021年、総合4位以来2度目のチャレンジとなる。

2022年にAstanaから移籍して5勝を上げる活躍を見せている。

  • 2022 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第3ステージ優勝・総合優勝
  • 2022 ツール・ド・ロマンディ第5ステージ優勝・総合優勝
  • 2022 ツール・ド・スイス第5ステージ優勝

 

注目はツール・ド・ロマンディ第5ステージの個人タイムトライヤルで優勝していること。

 

15.8kmの距離だけど、後半は8%勾配の山岳タイムトライヤルだった。このTTでアレクサンドル・ウラソフは並みいるTTスペシャリストを抑えて優勝。

今回のジロ第20ステージの個人タイムトライヤルとは勾配が違うので、比べようがないけれど、登りのタイムトライヤルということで期待できるのでは。

第20ステージまで、総合でのタイム差を抑えていれば上位進出もあるだろう。逆に平坦のタイムトライヤルはトップ10が難しいかもしれない。

 

レナード・ケムナ

 

昨年のジロ・デ・イタリアでは、第1ステージのゴール前からアタック。2021年のオーバーワークの疲労からは完全に復活していた。

 

それを裏付けるかのように、2022ジロ・デ・イタリア第4ステージ優勝。マリアローザを長く着用するTrek-Segafredoのフアン・ロペスを破っている。

 

最終的にも総合19位という良い順位で終えている。しかも、ジェイ・ヒンドレーの総合優勝を助ける第20ステージでの引き。

逃げに乗り、前で待って、最高のタイミングでリチャル・カラパスの心を挫く引きを見せている。これがなければ、もう少し違う展開となっていたかもしれない。

今年のレナード・ケムナに期待したいのは、許されれば山岳賞を狙っていくことだ。

逃げに良くのるし、狙えば取れる可能性は高いのでは。ただ、アレクサンドル・ウラソフのアシストに専念となると難しい。

 

アントン・パルツアー

 
 
 
 
 
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集団先頭でレッドブルのヘルメットをかぶっているのがアントン・パルツアーだ。ロードでは、Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトもレッドブルヘルメット。

シクロクロスでは、INEOS Grenadiersのトム・ピドコックも着用するがロードでは二人だけのはず。

スキー選手からプロロード選手となった異色ライダーで、2021ブエルタに続いて念願のジロ初出場となった。

 

27歳でスキーから自転車に転向して、3年で2回目のグラドツアー出場を果たすのだから凄いことだ。勝利を得る走りは出来ないが、チームになくてはならないアシストの一人となっている。

 

こちらはチームでジロ連覇を目指す、アレクサンドル・ウラソフとレーナード・ケムナのシエラネバダでのキャンプの様子

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