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2022 ツール・ド・ロマンディ第1ステージ あ~、あと一踏みが~

海外情報
Photo credit: bahn.photos on Visualhunt.com
この記事は約16分で読めます。

プロローグから総合ではタイム差がついたが、INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターはリーダージャージをキープするはず。

ディフェンディグチャンピオンのゲラント・トーマスは10秒差の総合4位。イーサン・ヘイターへ何をアドバイスしたかと問われ、「少し速すぎ!」とコメントしている。

総合は、山岳ステージでどうなるかですね。

 

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第1ステージ  ラ・グランド・ベローシュ~ロモン 178km

コースプロフィール photo tourderomandie

 

スタートから湖畔を走る30kmまではフラット。あとずっとアップダウンの連続のコース。46.5kmの長いローカルラップを2周してゴールに向かう。

ゴールも1km手前から登っており、勾配は7.3%。スプリンターが残るのは難しいかも。

 

  1. 3級山岳 Suchy 2km・6.3%
  2. スプリントポイント Sprint1
  3. 3級山岳 Esmonts 6.9km・4%
  4. 3級山岳 Massonnens 1.3km・5.4%
  5. スプリントポイント Sprint2
  6. 3級山岳  Massonnens 1.3km・5.4%

 

5人の逃げ

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタートからのフラット区間で5人の逃げが完成。

  1. ヨリウス・ヨハンセン Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  2. トーマス・チャンピオン Cofidis
  3. ティム・ナーバーマン Team DSM
  4. デボンズ・アントワーヌ Switzerland
  5. THIÉBAUD Valère Switzerland

 

残り77kmで2分44秒のタイム差。

 

集団は当然、INEOS Grenadiersが引いている。

 

逃げに入っている。Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのヨリウス・ヨハンセンは、2017世界ジュニアロードチャンピオン。

東京オリンピックのパシュートチームで銀メダルを獲得しているスピードマン。

 

イーサン・ヘイターは集団の後方にいる。

 

ゲラント・トーマスは集団最後尾にいるなと思ったら、前輪のパンク。

 

イーサン・ヘイターが話をしているのはQuick-Step Alpha Vinyl Teamのイーサン・バーノン。英国のトラックチームの仲間同士だ。

 

イーサン・ヘイターは後方から集団復帰中。何かあったのかな。

 

INEOS Grenadiersはローレンス・デプルスが先頭で引いている。長かった不調から抜け出せたかな。

 

3級山岳 Massonnens 1.3km・5.4%

先頭は山岳ポイント前で3人が前にでた。

 

3級山岳をクリアー。Cofidisのトーマス・チャンピオンがトップ通過。

  1. トーマス・チャンピオン Cofidis 5ポイント
  2. デボンズ・アントワーヌ Switzerland 3ポイント
  3. THIÉBAUD Valère Switzerland 2ポイント
  4. ティム・ナーバーマン Team DSM 1ポイント

 

かなりコースにはアップダウンがある。残り47.7kmでタイム差は1分32秒に。

 

残り1周

ゴール手前はかなり登っている。

 

先頭がゴールラインを通過。

 

 

ゲラント・トーマス、ルーク・プラップ、マグナス・シェフィールドらが先頭で上がってくる。

 

集団もゴールライン通過だ。

 

二人が登りで前にでる。

  1. トーマス・チャンピオン Cofidis
  2. デボンズ・アントワーヌ Switzerland

 

二人で逃げているけど、Cofidisのトーマス・チャンピオンは全く先頭交代しない。それは何故?

 

先頭二人の後ろに集団が見えてきた。

 

二人は残り29kmで吸収される。

 

INEOS Grenadiersのローレンス・デプルスはタンクが空になるまで引き続ける。

 

スプリントポイント Sprint2

集団は横一線になってきた。

 

ローレンス・デプルスがトップ通過。

  1.  ローレンス・デプルス INEOS Grenadiers 15ポイント
  2. ブランドン・リベラ INEOS Grenadiers 10ポイント
  3. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma 6ポイント

残り20kmで、まだ大集団のまま。

 

先頭をUAE Team Emiratesのフェルナンド・ガビリアが引く。今日はスプリントではないので、ここでアシストだ。

 

集団後方で落車。両脇にライダーが落ちている。左はヨン・イサギレ。

  1. ヨン・イサギレ Cofidis
  2. セルジオ・イギータ BORA-hansgrohe
  3. リゴベルト・ウラン EF Education-EasyPost
  4. イーサン・ヘイター INEOS Grenadiers
  5. ステファン・クライスヴァイク Jumbo-Visma

 

 

なんと、リーダージャージのイーサン・ヘイターが立てない。これは、INEOS Grenadiersはゲラント・トーマスで勝負となる。

 

3級山岳  Massonnens 1.3km・5.4%

集団は最後の山岳ポイントに向かう。落車で40人に減っている。

 

イーサン・ヘイターは走りだすようだ。一時は先頭付近にいたが、ずっと集団後方待機。やはり、後ろにいたら落車に巻き込まれる確率は高い。

 

後方からの復帰を待っているのか集団は飛ばさない。

 

集団のまま3級山岳を越える。

 

残り6.7km。このままゴールに向かいそうだ。

 

でた。レミ・カヴァニャが発射だ!

 

レミ・カヴァニャは一気に後続を突きはなす。クレルモンフェランのTGVと呼ばれるカヴァニャの、このゴール前の走りがないとね。

 

集団は8秒差で追っている。

 

レミ・カヴァニャは残り1.9kmで捕まる。

 

残り1.1kmでマグナス・シェフィールドがゲラント・トーマスを引く。

 

ここでUAE Team Emiratesのフアン・アユソーがアタックだ。

 

フアン・アユソーをかわしたのはローハン・デニスだ。

 

ローハン・デニスがリードを広げた。

 

ローハン・デニス単独だ。

 

後ろには、誰も見えないぞ。これはいったか。

 

あ~、後ろからディラン・トゥーンズが追ってくる。

 

残り50mを切って、ディラン・トゥーンズが追い込んでくる。

 

ローハン・デニスはあと、ひとふみが~。

 

 

ゴール手前1mで、ディラン・トゥーンズがローハン・デニスをまくった~!

あ~、なんとローハン・デニスの悔しいことか。本当にあと1m。これは悔しくて眠れない夜となるでは。けど、ステージ2位でローハン・デニスは総合トップに。

嬉しさ半分、悔しさ半分かな。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第5ステージ リザルト

ディラン・トゥーンズのコメント

プロフィールを見たとき、これが私のために作られた仕上げになることを知っていた。チームメートもそう言っていた。2、3年前、このゴールはすでにラウンドに入っていたからだ。

そして、ここでフィニッシュラインを一度通過したとき、すぐに自分のチャンスを信じた。しかし、それでも最後まで待たなければならない。

ローハン・デニスの攻撃はどうでしたか?

ローハン・デニスの攻撃には驚いた。彼はとても遠くから行った。彼の攻撃に対抗したかったが、彼は数メートルのギャップを切った。その結果、早めに全力疾走し、フィニッシュの450メートル前にフルスロットルになった。

タイミングが非常に重要であることも知っていた。最初は最後の2つのコーナーで最前線に立ちたかったが、それまでに、すでに完全に追いかけていた。

まだ最後の100mのギャップを埋めなければならなかった。これは素晴らしい気分だ。ワロンヌでの勝利後、自信が高まり、今シーズン2度目の勝利を収めることができて素晴らしい。

ボーナスタイム10秒も獲得しましたね。総合についてはどうですか?

私たちはそれを毎日見なければならない。

 

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious 60
10″
4:23:58
2
 DENNIS Rohan
Jumbo-Visma 25
6″
,,
3
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 10
4″
0:02
4
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe     ,,
5
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     ,,
6
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team     0:04
7
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious     ,,
8
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates     ,,
9
 CRAS Steff
Lotto Soudal     ,,
10
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
11
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team     ,,
12
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers     ,,
13
 VERONA Carlos
Movistar Team     ,,
14
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost     ,,
15
 FUGLSANG Jakob
Israel – Premier Tech     ,,
16
 PACHER Quentin
Groupama – FDJ     ,,
17
 FERNÁNDEZ Rubén
Cofidis     ,,
18
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ     ,,
19
 MOLARD Rudy
Groupama – FDJ     ,,
20
 BRAMBILLA Gianluca
Trek – Segafredo     ,,

総合

ローハン・デニスのコメント

これは本当に近すぎた。(笑)。   最後の200m、しかし確かに最後の100mでは、完全に空だった。

突き抜けると必ず穴が開いてしまうことはわかっていた。そして、とにかく表彰台でフィニッシュする。しかし残念ながら、ステージでの勝利には十分ではなかった。

それでも、結果とリーダージャージには満足している。チームは今日も素晴らしい走りを見せたが、パックの最前線にいることで少しエネルギーを失ったかもしれない。

今後のチームの目標は?

今日の私のタイミングは完璧ではなかったが、リーダーのジャージはある。それは大きな目標となる。残念ながら、誰かがライン上で少しだけ良くなった。

少なくとも短い登りは、得意だ。毎日できるだけ早くフィニッシュまでドライブして、順位をどこまで上げることができるかを確認する。でも、私がお気に入りの一人だとは言いたくない。

ツール・ド・ロマンディは、ツール・ド・フランスに向けての良いレースになりますか?

Jumbo-Vismaに移籍した後も、目標は変わっていない。私は今、オランダのチームと他のリーダーのために競争している。

ツール・ド・フランスでの重要なヘルパーとしての私の役割に焦点を合わせているため、準備は少し異なる。必要に応じて、7月に高山に行かなければならない。これは、プリモシュ・ログリッチとヨナス・ヴィンゲゴーにとって非常に重要だ。自分自身もタイムトライアルに集中している。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 2 ▲1
 DENNIS Rohan
Jumbo-Visma 10
6″
4:29:48
2 3 ▲1
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe     0:16
3 4 ▲1
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers     ,,
4 55 ▲51
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious  
10″
0:18
5 9 ▲4
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team     0:20
6 10 ▲4
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates     ,,
7 11 ▲4
 HONORÉ Mikkel Frølich
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
8 12 ▲4
 BEVIN Patrick
Israel – Premier Tech     0:22
9 18 ▲9
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe     0:23
10 16 ▲6
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates     ,,
11 45 ▲34
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates  
4″
0:24
12 22 ▲10
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM     0:26
13 23 ▲10
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost     ,,
14 24 ▲10
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team     ,,
15 25 ▲10
 BERNARD Julien
Trek – Segafredo     ,,
16 26 ▲10
 FERNÁNDEZ Rubén
Cofidis     0:28
17 28 ▲11
 MÜHLBERGER Gregor
Movistar Team     ,,
18 31 ▲13
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious     ,,
19 35 ▲16
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers     ,,
20 53 ▲33
 COLOMBO Filippo
Switzerland     0:31

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 2 ▲1
 DENNIS Rohan
Jumbo-Visma 55
2  
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious 50
3 1 ▼2
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers 30
4 4
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers 24
5 3 ▼2
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe 22
6  
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 20
7  
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 18
8 10 ▲2
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates 17
9 9
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 16
10  
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 16

山岳賞

Rnk Rider Team Points
1
 CHAMPION Thomas
Cofidis 13
2
 DEBONS Antoine
Switzerland 10
3
 THIÉBAUD Valère
  7
4
 AMADOR Andrey
INEOS Grenadiers 5
5
 GESINK Robert
Jumbo-Visma 3
6
 ELISSONDE Kenny
Trek – Segafredo 2
7
 JOHANSEN Julius
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2
8
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 1
9
 NABERMAN Tim
Team DSM 1

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 4 ▲3
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 4:30:08
2 5 ▲3
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates ,,
3 8 ▲5
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 0:03
4 18 ▲14
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 0:04
5 11 ▲6
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:06
6 14 ▲8
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 0:08
7 21 ▲14
 MIQUEL Pau
Equipo Kern Pharma 0:16
8 7 ▼1
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost 0:23
9 30 ▲21
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 0:24
10 12 ▲2
 FISHER-BLACK Finn
UAE Team Emirates 0:26

 

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