ツール・ド・フランスの総合順位を決める最後の決戦は40.7kmの個人タイムトライヤル。
これは、2014年の54kmに続く長さで、この時にはトニー・マルティンが勝利している。これほど長いのは、最近のツールでは珍しい。
総合トップ10の顔ぶれがガラッと変わりそうな距離となっている。
注目は、このツールの個人タイムトライヤルを誰が制するかということ。世界王者フィリッポ・ガンナなのか、それともワウト・ファンアールトなのか?
長いステージを戦って最後に足を見せることが出来るのは誰だろう。
- 第20ステージ ラカペル・マリバル 〜 ロカマドゥール 40.7km
- カレブ・ユアン Lotto Soudal
- ミッケル・ビョーグ UAE Team Emirates
- イヴ・ランパールト Quick-Step Alpha Vinyl Team
- フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
- シュテファン・ビッセガー EF Education-EasyPost
- マティア・カッタネオ Quick-Step Alpha Vinyl Team
- ヤン・トラトニク Bahrain Victorious
- コナー・スウィフト Team Arkéa Samsic
- フレッド・ライト Bahrain Victorious
- シュテファン・キュング Groupama – FDJ
- バウケ・モレマ Trek-Segafredo
- ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
- ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team
- アレクサンドル・ウラソフ BORA – hansgrohe
- ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
- ナイロ・キンタナ Team Arkéa Samsic
- ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ
- ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
- ヨナス・ヴィンゲゴー Jumbo-Visma
- リザルト
第20ステージ ラカペル・マリバル 〜 ロカマドゥール 40.7km
ツール・ド・フランスの最終ステージは、サンテミリオンでワウト・ファンアールトが優勝した昨年と同様、個人タイムトライアルが行われる。
コペンハーゲンで行われた13kmのオープニングタイムトライアルに次ぐ、今ツール2回目のタイムトライアルだ。
ラカペル・マリバルからロカマドゥールまでの40kmを含めると、今ツールのタイムトライアルの総距離は53kmとなる。
タイムトライアルは3つのパートに分かれている。
最初の部分は北西方向に進み、10kmほど進んだところにあるアイナックの最初の測定ポイントまで。その後、起伏のあるルートは西に向かい、約22kmで第2計測地点のあるグラマットを通過する。
ルートは西に進み、クーズーに到着する。
短い下りの後、まずコート・ド・マジェス(1.6km、4.7%)を、さらに下りの後、コート・ド・ロスピタレ(1.5km、7.8%)の上りでロカマドゥールにフィニッシュする。
総合の選手にとっては、パリの前日に最後の勝負をかけるチャンスだ。
- 第1計測 10.6km
- 第2計測 22.1km
- 第1計測 36.7km
Jumbo-Vismaのネーサンファン・フーイドンクは家族の関係で帰国。
カレブ・ユアン Lotto Soudal
最初のスタートはカレブ・ユアン。ここまで落車など良い所がない。2019年の最終ステージで勝利したようになるかな。
ユアンの左足には包帯が。第3計測は42分49秒。av45.683km/h。
ゴールタイムは56分49秒。av43.0km/h。まずは、暫定トップ。
ミッケル・ビョーグ UAE Team Emirates
2017年から3年連続のU23世界王者。第17ステージでは人が変わったように山岳で素晴らしい走りを見せた。
第1計測12分37秒の暫定トップ。第2計測前に、チームメイトのマルク・ヒルシを抜く。25分49秒。
第3計測では、Team DSMのクリストファー・ユールイェンセンの40分25秒を2分6秒も更新。
暫定トップの50分22秒。av48.5km/h。ここまでの暫定トップだ。
イヴ・ランパールト Quick-Step Alpha Vinyl Team
第1ステージ個人タイムトライヤルで勝利したイヴ・ランパールトがスタート。まずは、前半のトップタイムをたたき出すのでは。
だが、第1計測では12分59秒の暫定3位。ミッケル・ビョーグより22秒遅れている。
イヴ・ランパールトはバットディだったようだ。暫定12位。
フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
専用のTTスーツを着たフィリッポ・ガンナ。
ガンナの体調はどうだろう。
ガンナは新型のPinarello Bolide Fだ。
第1計測は12分23秒。av51.334km/hでミッケル・ビョーグを6秒上回り暫定トップに。
カンナは、Trek-Segafredoのマッズ・ピーダスンも抜いていく。胃の調子の悪いビーダスンはきつい。
第3計測は37分9秒。ミッケル・ビョーグを1分9秒も上回る。av52.6km/h。
ガンナは登りでも勢いが衰えない。
ゴール前の8%勾配を登る。
ガンナは48分41秒。av50.159 km/h。ただ一人のav50km/hオーバーだ。これで、ワウト・ファンアールトの記録を待つことになる。
シュテファン・ビッセガー EF Education-EasyPost
第1ステージでは、2度も落車したTTスペシャリスト。どんなタイムを出すだろう。
なんと、シュテファン・ビッセガーはバイク交換。これは痛い。
シュテファン・ビッセガーは、途中でGroupama – FDJの オリヴィエ・ルガックにボトルの水を貰う。なんて優しいのか。
すると、一度抜いたBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチにアタックをかけられて抜き返されてしまう。
ヘルメットの開口部は怪獣の鼻の部分になっているんですね。第2計測39分13秒。暫定6位。
マテイ・モホリッチと抜きつ抜かれつ。だけど、登りはマテイ・モホリッチが速い。
ゴールは52分51秒。コース的にシュテファン・ビッセガー向きではなかったし、バイク交換したのもタイムロスだ。
マティア・カッタネオ Quick-Step Alpha Vinyl Team
第1計測でミッケル・ビョーグの記録を抜く12分29秒。第2計測で更に更新。25分26秒。だが、いずれもガンナには届かない。
マティア・カッタネオは、49分24秒で暫定2位。昨年は総合12位だったのに、今年は調子が良くなかった。
ヤン・トラトニク Bahrain Victorious
スロベニアTT王者のヤン・トラトニクは暫定3位。ガンナから41秒遅れ。これはトップ10に残れる記録ではないかな。
コナー・スウィフト Team Arkéa Samsic
2018英国ロード王者のコナー・スウィフトは第3計測で38分52秒の暫定6位。av50.3km/h。登りでどうなるか。
コナー・スウィフトは暫定6位の51分2秒。av47.8km/hを記録。
フレッド・ライト Bahrain Victorious
昨日も素晴らしい走りを見せたフレッド・ライトは第1計測でガンナの記録を1秒上回る。だけど、第2計測で暫定4位に後退。突っ込み過ぎたか。
第3計測を37分52秒。av51.63km/h。
フレッド・ライトは、49分31秒。av49.3km/hで暫定3位に飛び込んだ。今年のツールで活躍した選手の一人だ。そろそろプロでの勝利があるのでは。
シュテファン・キュング Groupama – FDJ
欧州TT王者のシュテファン・キュング。最後の登りが問題となりそう。
シュテファン・キュングは、第3計測を37分57秒で暫定5位通過。
ゴールは49分54秒。av46.9km/h。暫定6位と振るわず。
バウケ・モレマ Trek-Segafredo
オランダ選手権でトム・デュムランを破ったバウケ・モレマがスタート。このツールではイマイチの調子だったような。
第1計測では12分14秒で、ガンナとフレッド・ライトを抜いてトップタイムを作り出す。
バウケ・モレマは49分21秒で暫定2位に入る。ここまで良いタイムが出るとは。世界選手権タイムトライヤルが期待出来る記録だ。
ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
アイスベストに、ミストを浴びながらアップ。
TTスーツがチーム専用のものでないのでガンナより少し不利か。情報だど、後半ほど風の影響を受けるらしい。
ここまで頑張ってきて、ガンナに勝てたら凄いことだ。
第1計測に入る前からガンナより速い。第1計測では12分9秒。ガンナよりも14秒速い。最後までペースが持つのだろうか。
第2計測で、24分48秒とガンナを25秒も上回る。なんというスーパーな男だ。
第3計測を36分46秒。もう止まらない感じだ。
ワウト・ファンアールトは、ただ一人の47分台。ガンナを41秒も上回った。これでステージ3勝目となるか。
グリーンジャージを着て、TTでも勝利してしまったら、凄いことだ。後続でワウトの記録に迫るライダーはいるだろうか。
ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team
第9ステージで、見事な逃げ切り勝利を見せてくれたボブ・ユンゲルス。ルクセンブルクTT王者だ。ゴールは51分35秒。
ようやく完全復活の姿をツールで見せてくれた。
アレクサンドル・ウラソフ BORA – hansgrohe
ウラソフは、このTTで順位アップを狙う。できれば3人くらい抜かしたい感じか。
第3計測を38分57秒。これは上位に食い込むには難しいか。
ゴールは50分42秒。ルイス・メインチェスは確実に抜いたはずだ。上位のナイロ・キンタナも抜けるか。
ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
ルイス・メインチェスは、アレクサンドル・ウラソフに順位を抜かれないようにしないといけない。タイム差は27秒だ。
第3計測41分18秒。これはアレクサンドル・ウラソフよりも3分も遅い。完全に抜かれた。
ゴールは53分56秒と相当遅れた。これは総合順位を落としたようだ。
ナイロ・キンタナ Team Arkéa Samsic
キンタナもTTは不得意。ただ、最後に登りがあるので挽回したいところ。
やはりタイムトライヤルのタイムは悪い。
ゴールタイムは52分6秒。暫定38位。これは総合順位を落としたかも。
ダヴィ・ゴデュ Groupama – FDJ
ダヴィ・ゴデュも総合4位の座を守りたい。
アレクサンドル・ウラソフとは2分離れているので大丈夫だと思うけど。
第1計測でトップから47秒遅れ。途中、ゲラント・トーマスに抜かれてしまう。
ゴールは、51分9秒。アレクサンドル・ウラソフには30秒詰められたが、ダヴィ・ゴデュは、総合4位をキープした。
ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
ゲラント・トーマスは、どれくらいのタイムを出すだろう。
第1計測12分10秒。ワウトと1秒差の暫定2位。いいタイムだ。
17.4kmでワウト・ファンアールトから8秒遅れ。
ゲラント・トーマスは、前を走るダヴィ・ゴデュを抜いていった。
36分49秒で第3計測を通過。ワウトから3秒しか遅れていない。暫定2位だが、後ろからくるヨナス・ヴィンゲゴーのほうが速い。
ゲラント・トーマスは48分31秒で暫定2位。ワウトと32秒差。最後の登りでタイムを落としたけど、素晴らしいパフォーマンスを発揮した。
明日の表彰台は決定だ。エースとして、最高のパフォーマンスを発揮したと言って良い。
タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
タデイ・ポガチャルの攻撃できる最後のステージだ。すでに左足の包帯はない。若いから治りも速いんでしょうね。
ヨナス・ヴィンゲゴーとのタイムを少しでも縮めたいところ。
タデイ・ポガチャルは、第1計測を12分8秒で暫定トップに。ワウト・ファンアールトより1秒速い。
タデイ・ポガチャルは、第3計測でゲラント・トーマスよりも17秒も悪いタイム。疲れているようだ。
タデイ・ポガチャルは、22秒遅れている。やはり、タデイ・ポガチャルでも疲れるんだ。
タデイ・ポガチャルは、48分26秒。暫定2位でフニッシュ。ワウト・ファンアールトからは27秒遅れている。それほど悪いタイムではないのだけど、彼にしては物足りないものを感じる。
やはり、アシストの数が少なく足を残せるステージが少なかったのがあるのかもしれない。
ヨナス・ヴィンゲゴー Jumbo-Visma
マイヨジョーヌのヨナス・ヴィンゲゴー。
最終走者としてスタート。
なんと、ヨナス・ヴィンゲゴーは第1計測を12分1秒と断トツのトップタイムをたたき出す。ポガチャルより7秒速い。
タデイ・ポガチャルと比べて13秒も速い!
ヨナス・ヴィンゲゴーは22.1km地点で、ワウト・ファンアールトより7秒も速い!
これはトップタイムもありなのか。
第3計測で、ワウト・ファンアールトより1秒速い。登りはヨナス・ヴィンゲゴーのほうが速いのでステージ優勝の可能性もある。これはマイヨジョーヌ効果なのか。
登りでワウトの記録よりも速くなる。すでに4秒リードだ。
おっと危ない。路肩ギリギリで立て直した。あやうくツールが終わってしまうところだった。
タイム差はどれくらいだろう。
ゴールは48分18秒。最後は安全に走ったようだ。かなり余韻に浸りながら流してゴール。ゴールではワウト・ファンアールトが出迎えている。
暫定2位は素晴らしい。しかも、ワウト・ファンアールトとのチームでワンツーとは~。最後は、ワウトにステージ優勝を譲ったような感じにもみえる。
これほどまでタイムトライヤルも強化されているのならば、来年のタデイ・ポガチャルとの戦いが面白くなる。
新たな、2強時代の幕開けかもしれない。
さて総合順位だけど、アレクサンドル・ウラソフが総合7位から5位に躍進。ナイロ・キンタナは一つ落として総合6位に。
ロマン・バルデはルイス・メインチェスよりもタイムが良く総合7位に一つ順位を上げた。ルイス・メインチェスは、ステージ71位と遅く順位を8位に落としている。
連日逃げに乗っていたので、疲れもあったのだろう。40.7kmという距離はやはり長かった。
総合5位となったアレクサンドル・ウラソフのコメント
今日は、かなりよかったと思う。いい結果ではなかったが、いい気分だ。いくつか順位を上げることができたし」。
ツール・ド・フランス初参加で、第6ステージで転倒し、その後筋肉痛に見舞われてましたね。
クラッシュする前は完璧で、ベストを尽くしたいと思っていたが、クラッシュ後はかなり厳しくなった。
でも、いい経験になったし、来年はどうなるかはもうわかっている。そして、まだ改善され、回復し、少し調子を取り戻しつつあることに満足している。
リザルト
第20ステージ リザルト
ワウト・ファンアールトのコメント
本当に感無量です。チームとしてツールを制することは、とても特別なことだ。
今日は本当に夢のようなシナリオだ。ヨナス・ヴィンゲゴーはあんなに強いのに、なによりもいいやつなんだ。特別な3週間を過ごせたことに、チーム全員に感謝したい。信じがたいことだ。
ヴィンゲゴーは勝利するかと思ってましたが、最後の数百メートルで少し気を緩めて、安全にゴールしてましたね。
今日は優勝して、ヨナスがイエロージャージをキープしてくれることを望んでいた。どうやら彼も同じように思っていたようで、心が広い。
本当に速いタイムトライアルだったが、最後の6kmはトリッキーな登りが2つあり、何かを残しておく必要があった。
でもうまくいって、最後には加速することができた。技術的にもミスはなかった。今日も最高の一日だ。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time | Avg |
---|---|---|---|---|---|
1 |
VAN AERT Wout
|
Jumbo-Visma | 120 | 0:47:59 | 50.893 |
2 |
VINGEGAARD Jonas
|
Jumbo-Visma | 50 | 0:19 | 50.559 |
3 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 25 | 0:27 | 50.420 |
4 |
THOMAS Geraint
|
INEOS Grenadiers | 15 | 0:32 | 50.333 |
5 |
GANNA Filippo
|
INEOS Grenadiers | 5 | 0:42 | 50.161 |
6 |
MOLLEMA Bauke
|
Trek – Segafredo | 1:22 | 49.483 | |
7 |
CATTANEO Mattia
|
Quick-Step Alpha Vinyl Team | 1:25 | 49.433 | |
8 |
WRIGHT Fred
|
Bahrain – Victorious | 1:32 | 49.317 | |
9 |
SCHACHMANN Maximilian
|
BORA – hansgrohe | 1:37 | 49.234 | |
10 |
TRATNIK Jan
|
Bahrain – Victorious | 1:48 | 49.053 | |
11 |
KÜNG Stefan
|
Groupama – FDJ | 1:55 | 48.938 | |
12 |
POLITT Nils
|
BORA – hansgrohe | 2:03 | 48.807 | |
13 |
BJERG Mikkel
|
UAE Team Emirates | 2:23 | 48.484 | |
14 |
BETTIOL Alberto
|
EF Education-EasyPost | 2:25 | 48.452 | |
15 |
VAN BAARLE Dylan
|
INEOS Grenadiers | 2:30 | 48.372 | |
16 |
SCHULTZ Nick
|
Team BikeExchange – Jayco | 2:40 | 48.213 | |
17 |
POWLESS Neilson
|
EF Education-EasyPost | 2:45 | 48.134 | |
18 |
VLASOV Aleksandr
|
BORA – hansgrohe | 2:46 | 48.118 | |
19 |
LEKNESSUND Andreas
|
Team DSM | 2:56 | 47.961 | |
20 |
MARTÍNEZ Daniel Felipe
|
INEOS Grenadiers | 2:58 | 47.929 | |
21 |
SÁNCHEZ Luis León
|
Bahrain – Victorious | 3:01 | 47.882 | |
22 |
BODNAR Maciej
|
TotalEnergies | 3:02 | 47.867 | |
23 |
SWIFT Connor
|
Team Arkéa Samsic | 3:03 | 47.851 | |
24 |
THOMAS Benjamin
|
Cofidis | 3:09 | 47.757 | |
25 |
BARDET Romain
|
Team DSM | 3:10 | 47.742 | |
26 |
GAUDU David
|
Groupama – FDJ | ,, | 47.742 | |
27 |
VERMEERSCH Florian
|
Lotto Soudal | 3:14 | 47.680 | |
28 |
JORGENSON Matteo
|
Movistar Team | 3:21 | 47.571 | |
29 |
TEUNS Dylan
|
Bahrain – Victorious | ,, | 47.571 | |
30 |
GALLOPIN Tony
|
Trek – Segafredo | 3:26 | 47.494 |
総合
ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント
パートナーのトライン・マリーと娘のフリーダが待ってましたね。
ここにいるのは偉い。人生最高の瞬間 だ。昨年から、私はそれが実現できると信じていた。今、それが起こった。信じられない
2年前のラ・プランシェ・デ・ベルズ・フィルでのプリモシュのことが頭から離れないからだ。今日も同じことが起きないように 。
ゴールではワウト・ファンアールトが出迎えてましたね。
ワウト・ファンアールトが、私の勝利にこれほどまでに感情的な反応を示すとは…。でも、私たちはそういうものなんだ。
私たちはとても仲が良いんだ。チームメイトは私の友人であり、いわば兄弟です。また、ワウトがここでタイムトライアルを制したことも非常にうれしい。
チーム全体にとって特別な日です。みんなに感謝できるようになりたい。ライダーはもちろん、スタッフ一人ひとりに。
デンマークではどうなるのでしょうか?
見当もつかない。新聞やメディアを読まないので、どれだけクレイジーになるかはわからない。
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | UCI | Time | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
VINGEGAARD Jonas
|
Jumbo-Visma | 25 |
32″
|
76:33:57 |
2 | 2 | – |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates |
40″
|
3:34 | |
3 | 3 | – |
THOMAS Geraint
|
INEOS Grenadiers | 8:13 | ||
4 | 4 | – |
GAUDU David
|
Groupama – FDJ |
4″
|
13:56 | |
5 | 7 | ▲2 |
VLASOV Aleksandr
|
BORA – hansgrohe | 16:37 | ||
6 | 5 | ▼1 |
QUINTANA Nairo
|
Team Arkéa Samsic |
6″
|
17:24 | |
7 | 8 | ▲1 |
BARDET Romain
|
Team DSM |
4″
|
19:02 | |
8 | 6 | ▼2 |
MEINTJES Louis
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux |
6″
|
19:12 | |
9 | 9 | – |
LUTSENKO Alexey
|
Astana Qazaqstan Team | 23:47 | ||
10 | 10 | – |
YATES Adam
|
INEOS Grenadiers | 25:43 | ||
11 | 11 | – |
MADOUAS Valentin
|
Groupama – FDJ |
6″
|
36:50 | |
12 | 12 | – |
JUNGELS Bob
|
AG2R Citroën Team |
10″
|
46:14 | |
13 | 13 | – |
POWLESS Neilson
|
EF Education-EasyPost | 47:48 | ||
14 | 15 | ▲1 |
SÁNCHEZ Luis León
|
Bahrain – Victorious |
4″
|
50:09 | |
15 | 14 | ▼1 |
PINOT Thibaut
|
Groupama – FDJ |
4″
|
50:53 | |
16 | 16 | – |
KONRAD Patrick
|
BORA – hansgrohe | 56:52 | ||
17 | 17 | – |
PIDCOCK Thomas
|
INEOS Grenadiers |
10″
|
1:01:08 | |
18 | 18 | – |
KUSS Sepp
|
Jumbo-Visma | 1:02:29 | ||
19 | 19 | – |
TEUNS Dylan
|
Bahrain – Victorious | 1:11:28 | ||
20 | 20 | – |
MCNULTY Brandon
|
UAE Team Emirates |
4″
|
1:31:17 | |
21 | 21 | – |
JORGENSON Matteo
|
Movistar Team | 1:34:48 | ||
22 | 23 | ▲1 |
VAN AERT Wout
|
Jumbo-Visma |
42″
|
1:35:55 | |
23 | 24 | ▲1 |
SCHULTZ Nick
|
Team BikeExchange – Jayco |
6″
|
1:40:32 | |
24 | 22 | ▼2 |
HOULE Hugo
|
Israel – Premier Tech |
14″
|
1:42:12 | |
25 | 25 | – |
MOLLEMA Bauke
|
Trek – Segafredo | 1:44:21 | ||
26 | 26 | – |
URÁN Rigoberto
|
EF Education-EasyPost | 1:47:57 | ||
27 | 27 | – |
VERONA Carlos
|
Movistar Team |
4″
|
1:52:42 | |
28 | 29 | ▲1 |
LEKNESSUND Andreas
|
Team DSM | 1:58:22 | ||
29 | 28 | ▼1 |
MÜHLBERGER Gregor
|
Movistar Team | 1:59:54 | ||
30 | 30 | – |
MARTÍNEZ Daniel Felipe
|
INEOS Grenadiers | 2:00:36 |
ポイント賞
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
VAN AERT Wout
|
Jumbo-Visma | 480 |
2 | 3 | ▲1 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 250 |
3 | 2 | ▼1 |
PHILIPSEN Jasper
|
Alpecin-Deceuninck | 236 |
4 | 4 | – |
LAPORTE Christophe
|
Jumbo-Visma | 171 |
5 | 5 | – |
PEDERSEN Mads
|
Trek – Segafredo | 158 |
6 | 7 | ▲1 |
VINGEGAARD Jonas
|
Jumbo-Visma | 157 |
7 | 6 | ▼1 |
JAKOBSEN Fabio
|
Quick-Step Alpha Vinyl Team | 155 |
8 | 8 | – |
MATTHEWS Michael
|
Team BikeExchange – Jayco | 133 |
9 | 9 | – |
SAGAN Peter
|
TotalEnergies | 104 |
10 | 11 | ▲1 |
THOMAS Geraint
|
INEOS Grenadiers | 98 |
山岳賞
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
VINGEGAARD Jonas
|
Jumbo-Visma | 72 |
2 | 2 | – |
GESCHKE Simon
|
Cofidis | 64 |
3 | 3 | – |
CICCONE Giulio
|
Trek – Segafredo | 61 |
4 | 4 | – |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 61 |
5 | 5 | – |
VAN AERT Wout
|
Jumbo-Visma | 59 |
6 | 6 | – |
PINOT Thibaut
|
Groupama – FDJ | 52 |
7 | 7 | – |
MEINTJES Louis
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | 39 |
8 | 8 | – |
POWLESS Neilson
|
EF Education-EasyPost | 37 |
9 | 9 | – |
LATOUR Pierre
|
TotalEnergies | 35 |
10 | 10 | – |
THOMAS Geraint
|
INEOS Grenadiers | 32 |
新人賞
タデイ・ポガチャルのコメント
このツールが終わってよかった。いい3週間だった。浮き沈みが激しく、チームにとって不運なことが多い中。しかし、イエロージャージの戦いはとても特別なものだった。今後2〜3年の間に、非常に興味深いエディションが待っていると思う。
ヨナスは今年、本当に一歩を踏み出した。一旦は引き継いだが、3週間で非常に堅実であることを証明した。自分を見つめ直すと、これから挑戦することへのモチベーションが湧いてくる。
白いジュニアジャージも特別だ。持ち帰れるのは3回目です。かなり嬉しいですね。
Rnk | Prev | ▼▲ | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | – |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 76:37:31 |
2 | 2 | – |
PIDCOCK Thomas
|
INEOS Grenadiers | 57:34 |
3 | 3 | – |
MCNULTY Brandon
|
UAE Team Emirates | 1:27:43 |
4 | 4 | – |
JORGENSON Matteo
|
Movistar Team | 1:31:14 |
5 | 5 | – |
LEKNESSUND Andreas
|
Team DSM | 1:54:48 |
6 | 6 | – |
STORER Michael
|
Groupama – FDJ | 2:19:39 |
7 | 7 | – |
ZIMMERMANN Georg
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | 2:36:34 |
8 | 8 | – |
GENIETS Kevin
|
Groupama – FDJ | 2:45:02 |
9 | 9 | – |
WRIGHT Fred
|
Bahrain – Victorious | 3:01:25 |
10 | 11 | ▲1 |
DEWULF Stan
|
AG2R Citroën Team | 3:25:04 |
コメント
Gのゴールタイムが第3計測のものになってますよ
ワウトからも30秒くらい遅れていたはず。
教えていただき、ありがとうございます。第3計測でワウトから3秒遅れでしたが、ゴールでは32秒差に。少し登りで疲れてましたね。
また、教えて下さい<(_ _)>
[…] […]