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2022 グランプリ・ド・ドナン 石畳のセミクラシックでプリモッシュ・ログリッチが見せた~

海外情報
Photo credit: Lieven SOETE on Visualhunt
この記事は約15分で読めます。

2021年は、コロナのため例外的に、世界選手権前の石畳の準備レースとして開催された。

初開催は1959年と歴史も古い伝統的レース。フランスのセミクラシックで1proレースだ。

昨年優勝のジャスパー・フィリップセン(Alpecin-Fenix)はミラノ~サンレモ参加で不在。

しかし、プリモッシュ・ログリッチがツール・ド・フランスのドレスリハーサルとして参加することで注目を集めている。

 

過去の優勝者は

  • 2019 マチュー・ファンデルプール
  • 2018 ケニー・デハース 引退
  • 2017 アルノー・デマール
  • 2016 ダニエル・マクレー
  • 2015 ナセル・ブアニ
  • 2014 ナセル・ブアニ
  • 2013 アルノー・デマール
  • 2012  HAEDO Juan José 引退
  • 2011  CASPER Jimmy 引退
今年もスプリンターが勝利するレースとなるかな。
 
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ドナン~ドナン 200.3km

コースプロフィール photo gpdenain

 

小さな工業都市ドナンの周りの4つの周回コースを通り抜けるコース。

特徴は何と言っても、後半100kmから始まる石畳のセクター。全部で12のセクターがあり、長いものは2,500mにもなる。

最後の石畳からゴールまでは、13kmあり集団の再編成は可能だ。石畳を生き残ったスプリンターの戦いとなる。

 

  1. Sector 12 Haspres-Thiant (1.700m) –  108,6 km
  2. Sector 11  Monchaux-sur-Écaillon (1.600m) – 116,7 km
  3. Sector 10 Miang-Quérénaing (2.500m) –118,9 km
  4. Sector 9 Quérenaing-Verchain-Maugré (1.600m) –122,5 km
  5. Sector 8 Verchain-Maugré-Saulzoir (1.200m) – 127,2 km
  6. Sector 7 Aversnes-le-Sec-Hordain (1.800m)  –137,6 km
  7. Sector 6 Haspres-Thiant (1.700m) –158,7 km
  8. Sector 5 Monchaux-sur-Écaillon (1.600m) – 166,9 km
  9. Sector 4 Miang-Quérénaing (2.500m) –169,1 km
  10. Sector 3 Quérenaing-Verchain-Maugré (1.600m) – 172,7 km
  11. Sector 2 Verchain-Maugré-Saulzoir (1.200m) –177,4 km
  12. Sector 1 Aversnes-le-Sec-Hordain (1.800m) – 187,8 km

 

注目されるライダーは

  • Jumbo-Visma プリモッシュ・ログリッチ、ヨナス・ヴィンゲゴー
  • INEOS Grenadiers ダニエル・マルティネス、ジョナタン・ナルバエス
  • UAE Team Emirates パスカル・アッカーマン
  • AG2R Citroën Team オレリアン・パレパントル
  • BORA – hansgrohe マーティン・ラース
  • Cofidis マキシミリアン・ヴァルシャイド
  • Groupama – FDJ
  • Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux タコ・ファンデルホールン
  • Alpecin-Fenix ドリース・デポンド
  • Team Arkéa Samsic アモリ・カピオ
  • TotalEnergies クリストファー・ローレス、ニキ・テルプストラ

 

スタート前

Jumbo-Vismaは、ティモ・ローセンもいるが、後は若手主体。スプリントに絡めるかな。

 

5人の逃げ

フランスは曇り空。雨が降ると石畳は大変なことになりそうだけど。

 

スタート地点はサポートカーも一緒に止まっていて、ちょっと狭い。

 

ニキ・テルプストラの逃げに次々と後続からジョイン。最終的に5人の逃げとなる。

  1. 82 フローリス・デティエ (Alpecin-Fenix)
  2. 131  ミラン・フレティン (Bingoal Pauwels Sauces WB)
  3. 141 ニキ・テルプストラ (TotalEnergies)
  4. 167 エミール・バーミューレン (Go Sport – Roubaix Lille Métropole)
  5. 186 ヨアン・パイヨ  ( St Michel – Auber93)

 

Sector 10 Miang-Quérénaing (2.500m) –118,9 km

ニキ・テルプストラが先頭で石畳を駆け抜ける。

 

最大5分あったタイム差は、残り81.9kmで2分3秒に。

 

石畳で先頭は崩れ始める。

 

集団はQuick-Step Alpha Vinyl TeamとJumbo-Vismaが引く。

 

先頭は第10セクターを抜けて3人に。

  1. 131  ミラン・フレティン (Bingoal Pauwels Sauces WB)
  2. 141 ニキ・テルプストラ (TotalEnergies)
  3. 186 ヨアン・パイヨ  ( St Michel – Auber93)

 

 

集団からIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのユーゴ・パージが飛び出す。

 

Sector 9 Quérenaing-Verchain-Maugré (1.600m) –122,5 km

ユーゴ・パージの後ろには集団が見えない。すでに45秒も集団を引き離している。

 

残りは70.8kmでタイム差は2分13秒。追走のユーゴ・パージが追いつくには相当追い上げないと難しい。

 

先頭からちぎれた二人を吸収したユーゴ・パージに、後方から追走が追いつく。これで追走は7人に。

 

Sector 7 Aversnes-le-Sec-Hordain (1.800m)  –137,6 km

先頭に追走の7人が追いつけば面白くなる。だが、まだ1分28秒もタイム差がある。

最後尾は、Team Arkéa Samsicのアモリ・カピオ。スプリンターでゴールが狙えるのに逃げに乗るのは何故?

 

  1. ユーゴ・パージ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  2. フローリス・デティエ (Alpecin-Fenix)
  3. アモリ・カピオ  Team Arkéa Samsic
  4. ヨアン・パイヨ  ( St Michel – Auber93)
  5. マエル・ゲガン(Team U Nantes Atlantique)
  6. Lars Saugstad(Uno-x)
  7. ジュリアン・アマドリ (Nice Métropole Côte d’Azur)

 

先頭3人はゴールラインを通過する。タイム差は追走と1分。集団と1分50秒と縮まっている。

 

集団は大人数に戻っている。石畳がないとばらけないな。

 

集団の左右で落車。右側では、BORA – hansgroheのライダーが二人。左ではUAE Team Emirates。

  •  ミック・ファンダイク (Jumbo-Visma)
  •  ジョエル・ズーター (UAE Team Emirates)

 

舗装路で一気に差を詰められて追走が捕まってしまった。

 

Sector 6 Haspres-Thiant (1.700m) –158,7 km

先頭は第6セクターに。なるべく端を通って石畳のない所を狙って走る。

 

集団後方では落車。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがパンクで遅れている。チームメイトにバイクを借りて走りだす。

 

先頭はパヴェで2人になった。

  1. 131  ミラン・フレティン (Bingoal Pauwels Sauces WB)
  2. 141 ニキ・テルプストラ (TotalEnergies)

 

タイム差23秒となって、後方に集団が見えてきた。

 

集団からドリース・デポンドがアタック!

 

あ~、しかし、集団が逃がしてくれない。

 

Sector 5 Monchaux-sur-Écaillon (1.600m) – 166,9 km

セクター5で先頭の二人は捕まってしまう。

 

INEOS Grenadiersが集団先頭を固める。プリモッシュ・ログリッチは、その後ろにいる。

 

Sector 4 Miang-Quérénaing (2.500m) –169,1 km

INEOS Grenadiersがパヴェで加速する。先頭はベン・ターナー。

 

おっと引き離したぞ。プリモッシュ・ログリッチが最後尾にいる。

 

5人が抜け出した。プリモッシュ・ログリッチは石畳でも速い!

  1. プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
  2. ジョナタン・ナルバエス INEOS Grenadiers
  3. ベン・ターナー INEOS Grenadiers
  4. マグナス・シェフィールド INEOS Grenadiers
  5. ダミアン・トゥゼ AG2R Citroën Team

 

Sector 3 Quérenaing-Verchain-Maugré (1.600m) – 172,7 km

このまま引き離せると凄いのだけど。石畳はそれほど長く続かない。

 
 

まだ、距離は200mくらいの差。だが、石畳が続くかぎり追いつかれないだろう。

 

後ろは全く見えない。

 

残り24.8kmでタイム差は20秒ほど。

 

集団はIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxが先頭を固めて引く。

 

INEOS Grenadiersの若手は頑張る。シクロクロスをやっているベン・ターナーにマグナス・シェフィールドは石畳も得意だ。

 

プリモッシュ・ログリッチも先頭交代を普通にする。タイム差が24秒と微妙に広がってきた。

 

タイム差が25秒に。B&B Hotels – KTMとIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxだけでは、おいつかないかも。

 

Sector 1 Aversnes-le-Sec-Hordain (1.800m) – 187,8 km

シクロクロッサー二人が先頭でパヴェへ。タイム差は残り12.8kmで32秒まで開いた。これは逃げ切れるのか~。

 

プリモッシュ・ログリッチは、パヴェでも全く問題ない。普通に先頭交代に入る。

 

INEOS Grenadiersは上手く、集団の先頭交代をさせないように邪魔している。

 

ベン・ターナーは194cmあるので、デカイ。先頭を引く風よけになっていいかも。

 

ログリッチは、途中で抜け出すかもしれない。残り距離が少なくなればチャンスはある。しかし、これだけパヴェでも走れるとは思わなかった。ツールでも問題ないのでは。

 

INEOS Grenadiersのキム・ハイドックが先頭交代を阻む。

 

残り5.7km。まだ20秒ある。これは微妙なタイム差だ。後は誰か抜け出すのか。スピードならば、ジュニア世界記録を持つマグナス・シェフィールドが有利だけど。

 

残り1kmまでは先頭交代するはず。あとは、交互にイネオス勢がアタックをかければ決まるかも。

 

なんと、マグナス・シェフィールドがきつそうだ。ここまでアシストとして足を使い過ぎている。

 

後ろに集団が見えてきた。これは捕まるか~。

 

残り2.1km。

 

100m差になった。

 

残り1.6kmでジョナタン・ナルバエスが単独で逃げる。

 

残り1.3km。

 

あ~、ジョナタン・ナルバエスが足を止めてしまった。

 

ジョナタン・ナルバエスは、残り1kmで吸収。惜しかった~。

 

カウンターアタックでダニエル・マルティネスが行くが逃げれない。

 

さあ、バンチスプリントだ。先頭はAlpecin-Fenixのギヨーム・ファンケイルスブルグ。

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのアンドリアン・プティが前に出る。

 

アンドリアン・プティが先頭だ。

 

アンドリア・プティをピエール・バルビエ(B&B Hotels – KTM)とマキシミリアン・ヴァルシャイド(Cofidis)が抜きにかかる。

 

最後に右から、ドリース・デポンド(Alpecin-Fenix)が追い込んでくる!

 

最後に伸びたのは、マキシミリアン・ヴァルシャイドだ~!

 

追い込んだドリース・デポンドがハンドルを叩いて悔しがる。

ヴァルシャイドは、前日のノケレ・コールスでティム・メルリエ(Alpecin-Fenix)に次いで2位に甘んじていたが、今度は文句なしの優勝だ。

しかも、Alpecin-Fenixのドリース・デポンドを破ったのだから気持ちがいいだろう。

マキシミリアン・ヴァルシャイドは、Cofidisに移籍して初勝利。Team Qhubeka NextHashが消滅となって助けてくれたチームに恩返しが出来た。

これでキャリア12勝目。B&B Hotels – KTMから移籍してきたブライアン・コカールと共にCofidisの新たなスプリンターとして活躍することになる。

 

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リザルト

両脇のお姉さんがとっても綺麗!

 

マキシミリアン・ヴァルシャイドのコメント

今日はチームとして完璧にドライブした。私もそれを終えることができてとてもうれしい。私たちは早い段階でコントロールをした。

最後にピート・アレハールトが、非常に良いリードアウトを行った。彼は最後の500メートルの間私を前に連れてきた。その後、すべてを与えて、全開になった。

それは困難な状況だった。5人が逃げきるのではないかと少し心配した。

しかし、私はIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxの人たちに感謝しなければならない。彼らは満員になり、スプリントのために完全に行った。

チームには本当に満足している。また、今日は多くのUCIポイントを獲得した。これを今後も続けることが重要だ。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 WALSCHEID Max
Cofidis 200 4:42:24
2
 DE BONDT Dries
Alpecin-Fenix 150 ,,
3
 PETIT Adrien
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 125 ,,
4
 BARBIER Pierre
B&B Hotels – KTM 100 ,,
5
 SARREAU Marc
AG2R Citroën Team 85 ,,
6
 DUJARDIN Sandy
TotalEnergies 70 ,,
7
 CAPIOT Amaury
Team Arkéa Samsic 60 ,,
8
 LEROUX Samuel
Go Sport – Roubaix Lille Métropole 50 ,,
9
 GHYS Robbe
Sport Vlaanderen – Baloise 40 ,,
10
 WELTEN Bram
Groupama – FDJ 35 ,,
11
 COUANON Jonathan
Nice Métropole Côte d’Azur 30 ,,
12
 LEVY William Blume
Uno-X Pro Cycling Team 25 ,,
13
 MAURELET Flavien
St Michel – Auber93 20 ,,
14
 OLIVEIRA Rui
UAE Team Emirates 15 ,,
15
 PAGE Hugo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 10 ,,
16
 VANHOOF Ward
Sport Vlaanderen – Baloise 5 ,,
17
 DEBEAUMARCHÉ Nicolas
St Michel – Auber93 5 ,,
18
 LAUK Karl Patrick
Bingoal Pauwels Sauces WB 5 ,,
19
 ŠIŠKEVIČIUS Evaldas
Go Sport – Roubaix Lille Métropole 5 ,,
20
 GUÉGAN Maël
Team U Nantes Atlantique 5 ,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. daichi より:

    イネオス3人で逃げたのはマルティネスではなく、ナルバエスです。
    なので、最後のマルティネスの独走はカウンターアタックです。

    • ちゃん より:

      daichiさん、教えて頂いて大変ありがとうございます。
      カウンターアタックでダニエル・マルティネスがいったんですね。書きながら見ていたので、見逃していたようです。
      また、教えて下さい<(_ _)>

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