フランダースの石畳のクラシックの幕開けとなるE3 サクソバンククラシック。
毎年面白いポスターで宣伝するので楽しみにしてたのだけど今年は普通。冒険してほしいな。
歴代優勝者は
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2021 カスパー・アスグリーン
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2019 ゼネク・スティバル
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2018 ニキ・テルプストラ
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2017 グレッグ・ファンアーヴェルマート
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2016 ミハウ・クフィアトコフスキ
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2015 ゲラント・トーマス
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2014 サガン
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2013 シルヴァン・シャバネル
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2012 トム・ボーネン
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2011 ファビアン・カンチェラーラ
過去22年間で9回、E3の勝者はフランダースを勝ち取っている。フランダースのドレスリハーサルとして、昨年のカスパー・アスグリーンに続く優勝者は誰になるだろう。
- ハーレルベーケ~ハーレルベーケ 203.9km
- 7人の逃げ
- Kortekeer(6.4%で1000 m、最大17%)残り84 km
- Taaienberg(6.3%で700 mの丸石、最大16%)残り80 km
- Berg ten Stene(1300 m 5.2%、最大9%)残り70 km
- Boigneberg(5.2%で1000 m、最大12.3%)残り67km
- Stationsberg(700 mで3.2%、最大10%で丸石)残り57 km
- Kapelberg(7.1%で750 m、最大14%)残り45 km
- Paterberg(12.9%で400 mの石畳、最大20.3%)残り42 km
- Oude Kwaremont(4%で2200 mの石畳、最大11.6%)残り39 km
- Karnemelkbeekstraat(4.9%で1530 m、最大.18%)残り31 km
- Tiegemberg(5.6%で750 m、最大9%)残り19 km
- リザルト
ハーレルベーケ~ハーレルベーケ 203.9km
コースは昨年と同じ。17か所のセクターがライダーをふるいにかける。以下で映像で登りの様子がわかるが石畳のコースは厳しい。しかも200kmもあるし~。
石畳で生き残った少人数のスプリントで決着となるか、独走して逃げ切るライダーが現れるかな。
- Katteberg(6%で750 m、最大11%)フィニッシュまで175 km
- La Houppe4.8%で1880 m、最大10%)残り116 km
- kanarieberg(7.7%で1050 m、最大14%)残り111 km
- Oude Kruisberg(4.8%で800 m、最大9%)残り102 km
- Knokteberg(7%で1260 m、最大13%)残り96 km
- Hotondberg(4%で1200 m、最大8%)残り92 km
- Kortekeer(6.4%で1000 m、最大17%)残り84 km
- Taaienberg(6.3%で700 mの丸石、最大16%)残り80 km
- Berg ten Stene(1300 m 5.2%、最大9%)残り70 km
- Boigneberg(5.2%で1000 m、最大12.3%)残り67km
- Eikenberg(6.2%で1250 m、最大10%)残り62 km
- Stationsberg(700 mで3.2%、最大10%で丸石)残り57 km
- Kapelberg(7.1%で750 m、最大14%)残り45 km
- Paterberg(12.9%で400 mの石畳、最大20.3%)残り42 km
- Oude Kwaremont(4%で2200 mの石畳、最大11.6%)残り39 km
- Karnemelkbeekstraat(4.9%で1530 m、最大.18%)残り31 km
- Tiegemberg(5.6%で750 m、最大9%)残り19 km
注目されるライダーは
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Quick-Step Alpha Vinyl Team カスパー・アスグリーン
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Jumbo-Visma ワウト・ファンアールト、ティシュ・ベノート
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Lotto Soudal ヴィクトール・カンペナールツ
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AG2R Citroën Team グレッグ・ファンアーヴェルマート
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Astana Qazaqstan Team ジャンニ・モスコン
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Bahrain – Victorious 新城幸也、マテイ・モホリッチ
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BORA – hansgrohe ニルス・ポリッツ
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EF Education-EasyPost ミケル・ヴァルグレン、シュテファン・ビッセガー
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Groupama – FDJ シュテファン・キュング
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INEOS Grenadiers ジョナタン・ナルバエス
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Israel – Premier Tech セップ・ファンマルク
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Team DSM セーアン・クラーウアナスン、ジョン・デゲンコルプ
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Trek – Segafredo ジャスパー・ストゥイヴェン、マッズ・ピーダスン
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UAE Team Emirates パスカル・アッカーマン
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Alpecin-Fenix ドリース・デポンド
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TotalEnergies サガン
7人の逃げ
最初にBORA – hansgroheの二人が逃げていて、それに5人がジョイン。
- ブレント・ファンムール (Lotto Soudal)
- イエール・ワライス (Cofidis)
- ダニエル・オス (TotalEnergies)
- PAASSCHENS Mathijs (Bingoal Pauwels Sauces WB)
- ラッセノーマン・ハンセン (Uno-X Pro Cycling Team)
- ライアン・ミューレン (BORA – hansgrohe)
- ルーカス・ペストルベルガー (BORA – hansgrohe)
集団から二人が飛び出す。ただ、二人は前に合流出来ず。
- トビアス・バイアー Alpecin-Fenix
- DE PESTEL Sander Bingoal Pauwels Sauces WB
集団では落車が。
- イバン・ガルシア (Movistar Team)
- フレデリック・フリソン (Lotto Soudal)
- MARTINELLI Davide (Astana Qazaqstan Team)
- スタン・デウルフ (AG2R Citroën Team)
集団はタイム差を与えずに進んでいる。
ヴィクトール・カンペナールツは、フロントホイールのスボークが2本くらい折れている。バイク交換して走り出すが、かなり長く止まっていた。これは無駄足になる。
Kortekeer(6.4%で1000 m、最大17%)残り84 km
タイム差1分18秒でKortekeerのセクターに先頭は突入。
集団からはAlpecin-Fenixのドリース・デポンドがアタック!
だが、ドリース・デポンドはJumbo-Vismaが引く集団から逃げれない。
スピードのあがったカーブで落車。中々二人共立ち上がれない。
- KOCH Jonas (BORA – hansgrohe)
- RAUGEL Antoine (AG2R Citroën Team)
Jumbo-Vismaが先頭に立ってペースアップ!
Taaienberg(6.3%で700 mの丸石、最大16%)残り80 km
ここでワウト・ファンアールトが先頭に立つ!
先頭が絞られていく。後ろはカスパー・アスグリーンだ。
追走はついに強力なメンバーを作り出した。
7人は超強力メンバー。
- ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
- クリス・ラボルト Jumbo-Visma
- ティシュ・ベノート Jumbo-Visma
- カスパー・アスグリーン Quick-Step Alpha Vinyl Team
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- シュテファン・キュング Groupama – FDJ
- ジャスパー・ストゥイヴェン Trek-Segafredo
メイン集団はINEOS Grenadiersが引く展開に。
Berg ten Stene(1300 m 5.2%、最大9%)残り70 km
追走は先頭に追いつき、先頭は11人に。
カスパー・アスグリーンはウルフパックから一人だけ乗っている。レース前にもJumbo-Vismaの層の厚さにはかなわないといっていたけど、これは仕方ない。
先頭からティッシュ・ベノートがアタック!
これが出来るのがJumbo-Vismaの強みだ。
ワウト・ファンアールトは最後尾でゆっくりと走れる。最初から逃げていて残っているのはダニエル・オスだけ。先頭は。8人となった。
Boigneberg(5.2%で1000 m、最大12.3%)残り67km
登りになるとワウト・ファンアールトが前に出る。少しずつ全員の足を削っていく。
後続もそれほど離れていない。29秒でINEOS Grenadiersが全員で追う。これは一度追いつくかもしれない。
後続がバラバラと追いついてきそうだ。
後方にINEOS Grenadiersのジョナタン・ナルバエスが追いついている。それでも、かまわずJumbo-Vismaは攻撃を続ける。
Stationsberg(700 mで3.2%、最大10%で丸石)残り57 km
カスパー・アスグリーンが先頭で引く。先頭は18人となっていたが、登りで人数が減っている。
ワウト・ファンアールト、カスパー・アスグリーン、ビニヤム・ギルマイと続く。
おっと、ギルマイがアタックだ。
追走がすぐにはいる。まだまだ決定的にはならない。
先頭は16人に。
少し緩むと、Jumbo-Vismaが波状攻撃をかける。後続は1分離れた。
INEOS Grenadiersは、ジョナタン・ナルバエスとディラン・ファンバーレの二人。Jumbo-Vismaは、マイク・テウニッセンも追いついて4人いる。圧倒的に有利だ。
Kapelberg(7.1%で750 m、最大14%)残り45 km
ここでシャッフルがあるかな。
ウルフパックは、フロリアン・セネシャルとカスパー・アスグリーンの二人だけ。フロリアン・セネシャルがペースを上げるが平地では離れない。
フロリアン・セネシャルはチームカーを呼んでいる。メカトラか?
Paterberg(12.9%で400 mの石畳、最大20.3%)残り42 km
ワウト・ファンアールトが先頭でペースを上げる。
石畳のない部分を選んで二人が抜け出した。
クリストフ・ラポルトとワウト・ファンアールトが完全に抜け出して、後ろは見えない状態に。
残り41kmあるが、二人で行くのか?
後続が上手く回らない。カスパー・アスグリーンを先頭交代させないように、マイク・テウニッセンが邪魔している。
Oude Kwaremont(4%で2200 mの石畳、最大11.6%)残り39 km
二人は27秒までタイム差を開いてオウデクワレモントに。
大歓声の中二人は進む。
追走からジャスパー・ストゥイヴェン(Trek-Segafredo)が遅れる。
追走からGroupama – FDJのヴァランタン・マデュアスがアタック!
追走は8人に絞られそうだ。Groupama – FDJはシュテファン・キュングとヴァランタン・マデュアスの二人。
後ろも強力なので、タイムは開かない。21秒差だ。
二人はじわりとタイム差を広げる。残り32.1kmで26秒差に。
Karnemelkbeekstraat(4.9%で1530 m、最大.18%)残り31 km
一度は登りで遅れたティッシュ・ベノートは追いついている。タイム差は31秒まで広がった。
ワウト・ファンアールトが登りを引く。36秒まで開いたが、もう少し開かないと二人で逃げるのは難しいかも。
、
マテイ・モホリッチがアタックするとティシュ・ベノートが張り付く。これが強いチームの強みだ。
二人は、80km/hというスビードで後続を引き離す!
じわじわ広がっているのだけど、追う気があるのか?
残り24.8kmでタイム差は59秒まで広がる。何故、二人いるチームは捨て身で引かないのだろう。
石畳でも二人のペースは衰えることはない。決まったな。
Tiegemberg(5.6%で750 m、最大9%)残り19 km
残り20kmを切る。ここからゴールまで二人で逃げ続ける。
地元のサイクリストが並走。速いなあ~。
ミラノ~サンレモをとったマテイ・モホリッチ。TTスペシャリストのシュテファン・キュング。
ディフェンディグチャンピオンのカスパー・アスグリーンを持ってしても、ワウト・ファンアールトとクリストフ・ラポルトのコンビにかなわない。
残り4.7km。タイム差は2分近くに開く。どれだけ強いのか?
後続は表彰台を巡る争いだ。
二人はゴール前から手を取りあって一緒にゴール。
いや~、最高の瞬間でしょうね。見事すぎる勝利だ。ペテルベルグから抜け出して、ゴールまで二人で逃げ切るとは。
二人が揃ってゴールするのは、パリ~ニース第1ステージでプリモッシュ・ログリッチと3人でゴールして以来。今シーズン2度目だ。
Jumbo-Vismaは、スタート直後に、トッシュ・ファンデルサンドを落車で失っていた。それでも、クリストフ・ラポルト、マイク・テウニッセン、ティシュ・ベノートがいるメンバーは強力すぎた。
ワウト・ファンアールトはこれで3勝目。ロンド・ファン・フラーンデレンに向けて調子の良さを再確認した形か。
リザルト
ワウト・ファンアールトのコメント
私には勝利についての言葉がありません。最初はトッシュ・ファンデルサンドを失ったが、どこが最前線にいるのかを知っており、常に優位に立っていた。
素晴らしくプレーした。決勝戦で、クリストフと私を完全に設定してくれたチームメイトに感謝しなければならない。
クリストフが私に勝利を与えてくれたので、私もクリストフに感謝しなければいけない。フランダースでこの素晴らしいクラシックを勝ち取るのは大きな意味がある。
あなたと、ラポルトのどちらがゴールを越えるのかについて疑問はありましたか?
いいえ、誰が勝つべきかについては話し合いませんでした。まだまだたくさんのゲームがある。
それは間違いなく、多くのライバルがいるという、より困難な状況につながるでしょう。ラポルトや他の誰かもチャンスを手に入れようとしている。
フライトが確立されるまでに非常に長い時間がかかった。そして、主要なグループが去ったとき、私たちと一緒にすべての強い男がいた。
彼らにあまりリードを与えないように、プロトンで速く走らなければならなかった。いつものようにE3で、それは100kmの決勝戦だった。それは犠牲を伴なう。250キロの記念碑のように難しいこともある。
来週の日曜日には、プログラムにそのような記念碑、フランダースのツアーがあります。
オムループの後、彼らは誰もダブルオムループ~ロンドをやったことがないと言ったが、E3ではそれは違うと思う。
リストを信じることができれば、信じたい。これは素晴らしい出発点だ。一方で、来週は強い男もいるだろう。
ワウト・ファンアールトは、マチュー・ファンデルプールを指して言っている。同じ日に二人が勝利するのだから当然だ。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
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1 |
VAN AERT Wout
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Jumbo-Visma | 400 | 4:36:19 |
2 |
LAPORTE Christophe
|
Jumbo-Visma | 320 | ,, |
3 |
KÜNG Stefan
|
Groupama – FDJ | 260 | 1:35 |
4 |
GIRMAY HAILU Biniam
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | 220 | ,, |
5 |
MOHORIČ Matej
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Bahrain – Victorious | 180 | ,, |
6 |
MADOUAS Valentin
|
Groupama – FDJ | 140 | ,, |
7 |
NARVÁEZ Jhonatan
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INEOS Grenadiers | 120 | ,, |
8 |
BENOOT Tiesj
|
Jumbo-Visma | 100 | ,, |
9 |
VAN BAARLE Dylan
|
INEOS Grenadiers | 80 | ,, |
10 |
ASGREEN Kasper
|
Quick-Step Alpha Vinyl Team | 68 | ,, |
11 |
TURGIS Anthony
|
TotalEnergies | 56 | 3:29 |
12 |
TILLER Rasmus
|
Uno-X Pro Cycling Team | 48 | ,, |
13 |
TEUNISSEN Mike
|
Jumbo-Visma | 40 | ,, |
14 |
GOGL Michael
|
Alpecin-Fenix | 32 | ,, |
15 |
STUYVEN Jasper
|
Trek – Segafredo | 28 | ,, |
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