2024 ツアー・オブ・ターキー第6ステージ　クイーンステージで総合トップは?

ターキーは第6ステージがクイーンステージとなる。

総合はここで決まると言ってよい。果たして、誰が総合優勝に近くなるのか、ゴールでわかることになる。

 

第6ステージ  クシャダシ～マニサ  160.1km

 

クイーンステージは、スピル山の頂上。ゴールまで25km地点で道は上り始める。ようやくクライマーの出番だ。

 

1. スプリントポイント　Sprint
2. スプリントポイント　Treasures of Türkiye Sprint
3. 3級山岳　KOM Sprint (2.3 km・6.1%)
4. 1級山岳　スピル山 (14km・7.1%)

 

スタート

リーダーは、Team dsm-firmenich PostNLのトビアス・ルンド・アンドレセン。

 

ニュートラルスタート。

 

オフシャルスタート。

 

スタートからAstana Qazaqstan Teamのニコラス・ヴィノクロフがアタック!

 

これにチームメイトのダヴィデ・バッレリーニがジョイン。

 

このままいければ良かったのだけど、二人は捕まる。

 

スプリントポイント　Sprint

ポイント獲得順位は

1. ティモシー・デュポン　Tarteletto – Isorex　5ポイント
2. Mauro Verwilt(Tarteletto – Isorex) 3ポイント
3. ジョヴァンニ・ロナウディ　Team Polti Kometa　1ポイント

 

5人の逃げ

残り111kmから5人が逃げている。

1.  ジョナス・リカールト (Alpecin – Deceuninck)
2.  ネガシー・ハイル・アブレハ (Q36.5 Pro Cycling Team)
3.  MENGS Petros (Beykoz Belediyesi Spor Türkiye)
4.  BANASZEK Norbert (Mazowsze Serce Polski)
5.  ŞAMLI Feritcan (Spor Toto Cycling Team)

 

スプリントポイント　Treasures of Türkiye Sprint

ポイント獲得順位は

1. ŞAMLI Feritcan (Spor Toto Cycling Team)　5ポイント
2. MENGS Petros (Beykoz Belediyesi Spor Türkiye)　3ポイント
3. ジョナス・リカールト (Alpecin – Deceuninck)　1ポイント

 

3級山岳　KOM Sprint (2.3 km・6.1%)

残り45kmで2分36秒差。

 

ポイント獲得順位は

1. MENGS Petros (Beykoz Belediyesi Spor Türkiye)　3ポイント
2. ジョナス・リカールト (Alpecin – Deceuninck)　2ポイント
3.  ŞAMLI Feritcan (Spor Toto Cycling Team)　1ポイント

 

集団はTeam Corratec – Vini Fantini、Team Polti Kometaが引いている。

 

先頭は3人に。

1.  ジョナス・リカールト (Alpecin – Deceuninck)
2.  ネガシー・ハイル・アブレハ (Q36.5 Pro Cycling Team)
3.  MENGS Petros (Beykoz Belediyesi Spor Türkiye)

 

ファビオ・ヤコブセンは、集団の後方。ボトルを貰っている。

 

先頭から切れた二人が集団に捕まる。

 

1級山岳　スピル山 (14km・7.1%)

先頭は二人に。

1.  ネガシー・ハイル・アブレハ (Q36.5 Pro Cycling Team)
2.  MENGS Petros (Beykoz Belediyesi Spor Türkiye)

 

ジョナス・リカールトは登りで切れてしまう。

 

こちらはグルペット。ファビオ・ヤコブセンは、カメラにバイバイと。

 

リーダーのトビアス・ルンド・アンドレセンも切れた。

 

残り12km。先頭はQ36.5 Pro Cycling Teamのネガシー・ハイル・アブレハ単独に。

 

集団からQ36.5 Pro Cycling Teamのフィリッポ・コンカがアタック。

 

フィリッポ・コンカは、ネガシー・ハイル・アブレハに追い付いた。

 

集団はCaja Rural – Seguros RGAが引いている。

 

フィリッポ・コンカは単独に。

 

ネガシー・ハイル・アブレハは、VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのサミュエル・ゾッカラートに抜かれていく。

 

サミュエル・ゾッカラートがフィリッポ・コンカに追い付いた。

 

残り8kmで31秒差。

1. フィリッポ・コンカ　Q36.5 Pro Cycling Team
2. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè

 

集団からAstana Qazaqstan Teamのロペス・ハロルド・マルティンがアタック。

 

フィリッポ・コンカが遅れた。もう、Astana Qazaqstan Teamのロペス・ハロルド・マルティンが見えてきた。

 

フィリッポ・コンカが脱落。

 

ロペス・ハロルド・マルティンがサミュエル・ゾッカラートを軽々と抜いていった。単独トップだ。

 

残り6km。23歳のエクアドル出身。今年開発チームから昇格している。

 

ロペス・ハロルド・マルティンが捕まった。

 

これはメルハウィ・クドゥスだ。

 

メルハウィ・クドゥスは単独に。EF Education-EasyPostとの契約が取れなかったので、コンチネンタルチームで走っている。

 

メルハウィ・クドゥスに後続が迫る。

 

メルハウィ・クドゥスに二人が追いつく。

 

残り2km。3人の戦いとなる。

1.  ポール・ダブル　Team Polti Kometa
2. フランク・ファン・デン・ブルック　Team dsm-firmenich PostNL
3. メルハウィ・クドゥス　Terengganu Cycling Team

 

 

残り1km。

 

ポール・ダブルが先頭を引かされている。

 

ポール・ダブル先頭でゴールに向かう。

 

 

フランク・ファン・デン・ブルックがポール・ダブルを抜く。

 

フランク・ファン・デン・ブルック先頭でスプリント開始。

 

メルハウィ・クドゥスが追い込む。

 

フランク・ファン・デン・ブルックは後ろを確認。

 

メルハウィ・クドゥスが下を向いた。

 

フランク・ファン・デン・ブルックが勝利だ!

 

フランク・ファン・デン・ブルックが勝利の雄たけびだ。

 

フランク・ファン・デン・ブルックは、プロ2勝目に。ステージ優勝とリーダージャージをチームメイトのトビアス・ルンド・アンドレセンから受け継いだ。

Team dsm-firmenich PostNLとしては完璧は勝利のリレーだ。

 

リザルト

フランク・ファン・デン・ブルックのコメント

特に今週は……。ステージ優勝はすでに3回。これで4勝目。これは素晴らしいことだ。勝てると思っていたかって？正直なところ、ノーだ。

でもチームは僕を信頼してくれていた。彼らはステージ序盤に多くの仕事をしてくれた。ジュリアス・ファンデンベルフも何度もペロトンの先頭を走ってくれた。それが僕に大きな自信を与えてくれた。優勝できてとても嬉しい。

勝利を確信し始めたのは?

少し平坦になったとき、自分にはチャンスがあると思った。最後の少しは平坦だったし、クライマーたちに比べれば、自分にはそれなりのスプリント力があるとわかっていた。

彼らのことはよく知らなかったけれど、ポール・ダブルはとても強かった。登り切ってスプリントを狙うしかなかった。

最後の2ステージはもう超タフなステージではないので、総合優勝のチャンスは大いにある。

次の2日間も、スプリントトレインとファビオ・ヤコブセンにチームとしてのチャンスがある。リーダージャージをキープするのは簡単だろう。僕はプロトンでゴールするだけだ。リードアウトを手伝うこともできると思うしね。

 

2位はメルハウィ・クドゥス

 

3位はTeam Polti Kometaのポール・ダブル

書類上では、私が勝つのにふさわしい舞台だったし、それを強く望んでいた。しかし、それを達成するためには、フィナーレで単独走行する必要があった。

それでも引っ張ることで、後続が戻ってくるのを防ぎ、自分より速い2人のライダーを相手に、可能な限り最高の結果を残した。

だから、今日、そしてこの1週間を通しての自分のパフォーマンスとチームのパフォーマンスには、ただただ満足するしかない。

 

第6ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞