イネオスのフィリッポ・ガンナはコロナウイルスに感染していたが、ようやく治ったようだ。
これで、ようやく次のシーズンの準備を始めることが出来る。
フィリッポ・ガンナの来シーズンの目標はジロとオリンピック。東京では、TTの金メダルにトラック競技でもメダルを狙うはずだ。
ジロはテイオ・ゲイガンハートの連覇を手伝う?
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世界選手権タイムトライヤルの金メダルを取ったフリッポ・ガンナはインタビューで次のように答えている。
来シーズンは、アルゼンチンのブエルタ・ア・サンファンからレースを始めたいと思っている。
それから、私が将来勝ちたいレース、ティレーノ〜アドリアティコがやってくる。その後、ミラノ~-サンレモ、パリ~ルーベ、アルプスのツアー、ジロ・デ・イタリアに 行く。
そこでは、テイオ・ゲイガンハートの総合優勝を手伝う予定だ。
結構大胆な発言だと思う。
まず、ティレーノ・アドリアティコを狙いたいと言っているが、このステージレースには個人タイムトライヤルが含まれている。
今年ジロでも見せたように、山岳もこなすことの出来るガンナならば、TTで優位に立てるので総合優勝も夢ではない。
たしか、このレースはワウト・ファンアールトも狙いたいと言っていたと思うので、将来二人が激突するのを目撃出来るかもしれない。
それと、ジロでテイオ・ゲイガンハートの連覇を手伝うということは、イネオスのジロのリーダーはテイオ・ゲイガンハートだと言うことになる。
これについては、チーム内での話し合いもまだだと思っていたが、すでに決まっているんだろうか?
正式には発表されていないことなので、なんとも言えない。
オリンピックの金メダル
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一方、ガンナの主な目標は東京オリンピックであり、トラックとタイムトライアルの両方で金メダルを獲得したいと考えている。
本人も、「オリンピックが待ち遠しい」と言うほど。4年に一度しかないが、現在絶好調のガンナならばTTでの勝利は間違いないだろう。
今年4回のステージ優勝を飾ったジロ・デ・イタリアのレースから数週間の休憩の後、ガンナは6月末の欧州鉄道選手権で東京の足慣らしをする。
万全のコンデションで東京に乗り込むはずだ。
なお、シーズンの終わりにイネオスとの契約が満了するガンナだが、テイオ・ゲイガンハートと並んで彼も3年間の延長契約が整っているのは公然の秘密だ。
フィリッポ・ガンナの2021レースカレンダー
とりあえず、前半のレースの予定。オリンピック以降のレースの予定はまだ未定。
1月24-31 : ブエルタ・ア・サンファン
3月10-16 : ティレーノ・アドリアティコ
3月20 : ミラノ~サンレモ
4月11 : バリ~ルーベ
4月19-23 : ツアー・オブ・アルプス
5月8-30 : ジロ・デ・イタリア
6月23-27 : ヨーロッパトラック選手権
7月24 : オリンピックロードレース
7月28 : オリンピックタイムトライアル
8月2-8 : オリンピック トラック競技
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