2022-2023 X²Oバドカマートロフェー第7戦クロワテンクロス ゴールでスーパーマン現る!

世界選手権女子エリートでアルカンシェルを獲得したフェム・ファンエンペルが登場する。

女子のSoudal Ladies Trophyでの総合優勝も狙うと宣言しているのだ。ワールドカップに続いて、制覇することを狙っている。

 

女子ランキング第6戦後

1. フェム・ファンエンペル(Jumbo-Visma)　4:56:04
2. ルシンダ・ブラント(BALOISE TREK LIONS)  +1:02
3. セイリン・アラマバード(Alpecin-Deceuninck)　+2:09
4. デニス・ベッセマ(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL) +3:52
5. シリン・ファンローイ(Baloise Trek Lions)　+7:39

 

男子ランキング第6戦後

1. エリ・イーゼルビット(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL)　6:13:14
2. ラース・ファンデルハール(BALOISE TREK LIONS)　+2:35
3. マイケル・ファントーレンハウト(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL)　+9:14
4. ピム・ロンハール(BALOISE TREK LIONS)　+10:23
5. イェンス・アダムス(CHOCOVIT CYCLING TEAM)　+11:04

 

第7戦クロワテンクロス

 

湖の周りを走る3km弱のサーキット。唯一のアスファルトストリップは、スタートとフィニッシュ地点で、長さ300m。 これまで多くの問題を引き起こした180度右折がなくなっている。

湖の砂浜も走るけど、ビーチは湿気が多く硬いことが多いため、本物の砂のスペシャリストはここで有利になることはほとんどない。

高速クロスとなりそう。

 

女子エリート

フェム・ファンエンペルのコメント

残りのシーズン自分のジャージを見せることができるのは素晴らしいことだ。2021年にU23の世界タイトルを獲得したとき、多くの注目が集まった。だが、あのレインボージャージを着ることが決して許されなかったことはとても残念だった。

世界タイトルを獲得した後、バイクに乗ったのは 1 回だけ。もちろん、そのトレーニングは新しい服装で完了した。家にはすでに額入りのコピーが部屋にあり、他のすべてのセーターの隣にある。

 

ルシンダ・ブラントのコメント

忙しい一週間でフェムのトレーニングが減ったとしても、彼女は突然フォームの半分を失うことはない。世界チャンピオンなら、そのジャージをできるだけ早く見せるのはとてもクールだ。

それは、フェムが十分に楽しむべき瞬間だ。今シーズン、若い女の子たちがどのようにステップを踏んだかは素晴らしいことだが、私は自分自身を書き留めるつもりはない。

倒れて病気になる前に、私はまだ彼らと戦うことができた。来シーズンは良い準備をして、今あるギャップを埋めたいと思っている。

 

世界チャンピオンの走りはどうだろうか。

 

スタートダッシュは、セイリン・アラマバードがトップ。フェム・ファンエンペルはいきなり遅れている。

 

セイリン・アラマバード先頭でフィールドに。

 

フェム・ファンエンペルは、10番手以降だ。

 

カーブでは渋滞が。

 

フェム・ファンエンペルは、すぐに5位に。

 

ビーチでアンネマリー・ワーストがトップに立つ。

 

アンネマリー・ワーストがトップを快走。

 

湖の直線でフェム・ファンエンペルが、猛烈にペースを上げてマノン・バッカーを抜いた。

 

先頭は5人のパックに。

 

ビーチの前にセイリン・アラマバードがトップに立つ。

 

うまく、セイリン・アラマバードが切り抜けた。

 

セイリン・アラマバードがトップ。ルシンダ・ブラント、フェム・ファンエンペルと続く。

 

2周目

フェム・ファンエンペルがルシンダ・ブラントを抜いて2位に。

 

差がなくなった。

 

湖の直線で一気にフェム・ファンエンペルがトップに。

 

ここからフェムが飛ぶのか。

 

ビーチで引き離した。

 

セイリン・アラマバードだけが対抗できるか。

 

3周目

二人の後ろに、9秒遅れて、ルシンダ・ブラントとアンネマリー・ワースト。

 

セイリン・アラマバードがフェムを抜いた。

 

アンネマリー・ワーストが追いついてきた。

 

直線でフェム・ファンエンペルが前に。

 

おっと、ここでフェム・ファンエンペルがバニーホップを見せた。これはパック・ピーテルスに対抗するためか。女子でバニーホップをするのを見たのは今シーズン3人目だ。

 

フェム・ファンエンペルは、どこでパワーを爆発させるだろうか。

 

ここで、セイリン・アラマバードが前に。

 

4周目

あっと、トップに立っていたアンネマリー・ワーストがカーブで落車してしまう。

 

これで完全に二人から遅れてしまう。

 

二人の争いとなるか。

 

直線で、フェム・ファンエンペルが前に。

 

下りからフェム・ファンエンペルが飛ばし始めた。

 

少し差がついたか。

 

5周目

最終周回までもつれてきた。

 

セイリン・アラマバードが粘っている。

 

どこで、フェム・ファンエンペルがペースを上げるか。

 

おっと、セイリン・アラマバードが足をついてしまう。

 

少し、後ろを確認してフェムが飛ばす!

 

この差は厳しい。

 

セイリン・アラマバードも粘るが。

 

最終コーナーを立ち上がってきたのはフェム・ファンエンペル。

 

何度も、後ろを確認して胸のネームを示してアルカンシェルをアピール。

 

さらに、ゴールはトム・ピドコックばりのスーパーマンを披露!

なんという余裕。1週間で1回しか乗ってないのでは、全開とはいかなかったけれど、さすが世界チャンピオンだ。見事に勝利してみせた。

 

リザルト

フェム・ファンエンペルのコメント

“勝ったらやる “と事前に言っていたのですが、セイリンが近かったので、あまり早くやるわけにはいきませんでした。だから、ラインの後にやっただけなんです。

このジャージを着てレースを走るのは初めてで、こうして完走できたことは本当にうれしい。ペダルとクリートが新しくなったので、最悪のスタートになってしまったかもしれない。それには慣れが必要です。でもこのラップは、何かを補うには十分な長さだった。

セイリン・アラマバードとの差はあまり大きくなかったですね。

しかし、その数秒がよかった。少しでも順位を上げたかったが、今日は厳しかったですね。いつもは平日にクロストレーニングをしているのですが、今日はそのクロス感覚が遠のいてしまっていた。

 

フェム・ファンエンペルは、少し顔がふっくらしている。流石に乗ってないとね。

 

男子エリート

最前列には、エリ・イーゼルビット、ラース・ファンデルハール、ローレンス・スウィーク、マイケル・ファントーレンハウトなどお馴染みのメンバーが並ぶ。

 

ラース・ファンデルハールが出遅れて、ケヴィン・クーンが先頭に。

 

すぐにローレンス・スウィークがトップを奪う。

 

2番手にケヴィン・クーン、ラース・ファンデルハールが続く。

 

エリ・イーゼルビットは出遅れた。

 

湖の直線でローレンス・スウィークをラース・ファンデルハールが追い抜く。

 

ラース・ファンデルハールがトップだ。

 

林の中を走る。

 

ラース・ファンデルハールが飛ばしている。

 

2周目

ラース・ファンデルハールトップで、2周目に。

 

ラース・ファンデルハールにローレンス・スウィークが張り付く。

 

エリ・イーゼルビットは、ケヴィン・クーンに続いて4位。

 

エリ・イーゼルビットが追いついてきたが。

 

なんと、落車してしまう。

 

3周目

ローレンス・スウィークが先頭交代で前に。

 

3位以下は団子状態に。

 

トップ二人が後続を引き離している。

 

3位争いは、ピム・ロンハールが抜け出した。

 

4周目

後続を10秒引き離して二人が通過。

 

二人に追いつくライダーはいるだろうか。

 

エリ・イーゼルビットがピム・ロンハールを抜いて3位に。

 

5周目

10秒遅れて3位グループが通過。

 

中々二人の差がつかない。もう少しもつれそうだ。

 

表彰台争いも熾烈になりそうだ。

 

6周目

3位争いは、エリ・イーゼルビット、ピム・ロンハール、マイケル・ファントーレンハウトとなる。ニルス・ファンデプッテは少し遅れている。

 

7周目

残り2周に。

 

ローレンス・スウィークがカーブで滑る。

 

ここでラース・ファンデルハールがスパート。

 

 

一気に引き離した。

 

だが、ローレンス・スウィークが追いついてくる。

 

8周目

ミスのあったほうが負けてしまいそうだ。

 

ローレンス・スウィークが前で引く。

 

ローレンス・スウィークは、バニーホップで越えて、ここからスパート。

 

ローレンス・スウィークが引き離した。

 

3秒ほどの差だ。

 

最終コーナーをローレンス・スウィークが曲がってきた。

 

ラース・ファンデルハールが迫る中、ローレンス・スウィークが万歳ゴールだ!

僅かな差だったが、最後は技術で差がついた感じか。

 

リザルト

ローレンス・スウィークのコメント

ラースも総合順位を獲得しました。私たちはうまく連携できたと思う。序盤から攻めていたので、簡単ではなかった。長いクロスになったけど、フィニッシュできてうれしい。

最終ラウンドでは、スウィークはファンデルハールにプレッシャーをかけ、ビームで決定的な違いを生み出しましたね。

ラースはジャンプしなかったし、僕はその1秒を掴むことができた。ハンドルを握るのが難しかったので、そこでリードしなければならないことはわかっていた。それから私は最後まで全力で走った。

私たちはあまり話しませんでしたが、お互いを理解していた。そのため、交代でラップをリードした。私はこの勝利を他の勝利の隣に置きます。私にとって、それはとても良いシーズンの確認です。しかし、それはまだ完了していません。