ロードバイクの情報を発信しています!

ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第1ステージ 開幕ステージは逃げ切り勝利だ~

海外情報
Photo credit: Angela Llop on Visualhunt
この記事は約7分で読めます。

スペインで開催される5日間のステージレース。

個人タイムトラヤルに平坦ステージ、山岳ステージも組み込まれており、昨年はタデイ・ポガチャルが総合優勝を飾っている。

ブロレースのためワールドチームの参加は4チームに留まる。

  • Movistar Team エンリク・マス
  • Groupama – FDJ アルノー・デマール
  •  Lotto Soudal カレブ・ユアン
  • Cofidis, Solutions Crédits ヘスス・エラダ

スプリントを狙うチームと総合を狙うチームでメンバー構成は変わってきている。

 

スポンサーリンク

第1ステージ Elche~Ondara 168.9k

第1ステージ photo vueltacv..com

 

2級山岳に3級山岳がそれぞれ2箇所ある。長いもので7.5kmで3.6%の勾配なのでスプリンターでも越えられるのではないかな。

山岳ステージというよりは、丘陵ステージといった感じか。ゴールに向けて下っているので、逃げも集団に捕まるのではないかな。

 

逃げは5人

photo Tiz-cyclingストリーミング 以下同様

今回スプリントでは主役となりそうなカレブ・ユアン。全くの平坦はないけれどミラノ~サンレモの登りでも残るくらいだから、その気になればゴールに絡めるだろう。

 

総合では、モビスターのエンリク・マスの調子が気になるところだ。

 

5人の逃げ

 

スタート直後から5人が抜け出す。

 

5人は後続に捕まっており、残り46kmから再びレースは動き出す。

 

先頭集団は10秒のタイム差で逃げているが、下りなので追いつかれるだろう。

 

追いかける第2集団も多くのライダーが残っている。

 

残り35kmで、先頭集団と第2集団が合体。後続のメイン集団には45秒のタイム差をつけている。

 

コフィディスのヴィクトル・ラフェがアタックをかけるが、後ろのシュテファン・キュング(Groupama – FDJ) がすぐに捕まえる。

 

ラスト22kmでシュテファン・キュング(Groupama – FDJ) が手を出して回せと言っていたところで、マイルズ・スコットソン(Groupama – FDJ)がアタックをかける。

すでに下りで集団は大きく伸びており、まとまって追うことが出来ない。

 

マイルズ・スコットソンは快調だ。雨が降ってきたが、後続が追ってくる気配がない。タイム差は開き始めている。

 

ラスト5kmで第2集団は43秒のタイム差がある。後ろは追う気配がない。

 

先頭を順調に走っていたマイルズ・スコットソンは雨のカーブで落車してしまう。

 

 

だが、すぐに立ち上がって走り出す。失ったタイムは5秒だ。あと4kmでゴールだ。

 

マイルズ・スコットソンは見事な逃げ切り勝利。2017オーストラリア選手権ロードで優勝して以来のプロ2勝目だ。

TTは得意で、2020ジロ・デ・イタリア最終ステージでは5位に入っている。今回は下り基調で雨も降っており、後続が追うのをためらう状況だった。

抜け出たタイミングも良かったし、後続ではスイスチャンピオンのシュテファン・キュング(Groupama – FDJ)が追走を邪魔してくれたことも助けになっている。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第1ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  SCOTSON Miles Groupama – FDJ 20 30 4:14:57
2  DEGENKOLB John Lotto Soudal 10 18 0:28
3  RIOU Alan Team Arkéa Samsic 5 12 ,,
4  JOYCE Colin Rally Cycling   7 ,,
5  CONSONNI Simone Cofidis, Solutions Crédits   4 ,,
6  FERASSE Thibault B&B Hotels p/b KTM   3 ,,
7  KÜNG Stefan Groupama – FDJ   2 ,,
8  BONNAMOUR Franck B&B Hotels p/b KTM   1 ,,
9  LASTRA Jonathan Caja Rural – Seguros RGA     ,,
10  MERTZ Rémy Bingoal Pauwels Sauces WB     ,

総合

Rnk Rider Team UCI Time
1  SCOTSON Miles Groupama – FDJ 5 4:14:47
2  DEGENKOLB John Lotto Soudal   0:32
3  RIOU Alan Team Arkéa Samsic   0:34
4  MAS Enric Movistar Team   0:35
5  OLIVEIRA Nelson Movistar Team   0:36
6  LAFAY Victor Cofidis, Solutions Crédits   0:37
7  JOYCE Colin Rally Cycling   0:38
8  CONSONNI Simone Cofidis, Solutions Crédits   ,,
9  FERASSE Thibault B&B Hotels p/b KTM   ,,
10  KÜNG Stefan Groupama – FDJ   ,,

総合優勝候補のエンリク・マスはしっかりと4位につけている。

ポイント賞

Rnk Rider Team Points
1  SCOTSON Miles Groupama – FDJ 25
2  DEGENKOLB John Lotto Soudal 20
3  RIOU Alan Team Arkéa Samsic 16
4  JOYCE Colin Rally Cycling 14
5  CONSONNI Simone Cofidis, Solutions Crédits 12
6  FERASSE Thibault B&B Hotels p/b KTM 10
7  KÜNG Stefan Groupama – FDJ 9
8  BONNAMOUR Franck B&B Hotels p/b KTM 8
9  LASTRA Jonathan Caja Rural – Seguros RGA 7
10  MERTZ Rémy Bingoal Pauwels Sauces WB 6

山岳賞

Rnk Rider Team Points
1  RUIZ Ibon Equipo Kern Pharma 21
2  TEUGELS Lennert Tarteletto – Isorex 8
3  BASSETT Stephen Rally Cycling 6
4  GUERNALEC Thibault Team Arkéa Samsic 4
5  OLIVEIRA Nelson Movistar Team 2
6  CAM Maxime B&B Hotels p/b KTM 2
7  KÜNG Stefan Groupama – FDJ 1
8  RADICE Raffaele Mg.k Vis VPM 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました