1年延期された東京オリンピックロードレースがついに開幕。ツールを走ったライダーは準備期間が短いが、日本の気候条件は皆一緒だ。
4年に一度の大会なので、ライダーにとって出場するのも名誉なこと。日本で行われるレースで金メダルが決まるというのも感慨深い。
是非、素晴らしい走りを見せて貰いたい。
武蔵の森公園~富士スピードウェィ 234km
東京都内中心部は走らず、武蔵の森公園からスタート。ライダーは選手村には滞在せず、まとまってホテルに泊まっている。
そのため、開催式にはトラック出場のエリア・ヴィヴィアーニが旗手で参加しているくらいでしたね。
今回通常のレースのように山岳の等級とかは示されていない。単純に言うと3つの山岳を越えるイメージか。
- 道志みち 4.3km・6.1%
- 籠坂峠 2.2km・4.7%
- 富士山麓 14.5km・6%
- 三国峠 6.7km・10.1%
- 加護坂峠 2.2km・4.7%
ツールなどの山岳と比べると、厳しくないように見えるが距離と気候が違う。日本の真夏の蒸し暑さで通常のパフォーマンスは出ないはずだ。
勝負は、ゴール手前33kmにある三国峠だろう。最大勾配は15%。ここで抜け出ると残りは加護坂峠のみ。後は富士スピードウェイに向けて下るだけなので逃げ切り可能だ。
有力選手は皆マークされているので、意外なライダーが抜け出すとお見合いになる可能性もある。
国別対抗なので、人数が多いチームが有利なのは当然だ。
5人:ベルギー、コロンビア、スペイン、フランス、イタリア、オランダ
4人:オーストラリア、デンマーク、イギリス、ドイツ、ノルウェー、スロベニア、スイス
3人:オーストリア、カナダ、チェコ共和国、アイルランド、カザフスタン、ポーランド、南アフリカ、ロシア。
日本は、新城幸也と増田成幸。全ての参加メンバーはGorin.jpに出ているので参考までに。
コロナ感染で2人がスタートしない。さらにローハン・デニスもロードレースはスキップだ。
スタート前
優勝候補のタデイ・ポガチャル。1度目のトレーニングでは足が良かったけど、2度目の日本でのトレーニングでは悪かったと。湿度がひどいと言っている。
今日はプリモッシュ・ログリッチとどちらがゴールを狙う?
リオ王者のグレッグ・ファンアーヴェルマート。すでにヘルメットも通常のカラーに戻った。
ワウト・ファンアールトは、出来るだけレムコ・エヴェネプールと一緒にいると答えている。レース前半は冷静さを保つことが重要だと。どちらがエースだ?
さあ、いよいよスタート。
なんか、凄い所を走ってている。巫女さんも一杯いるぞ。観客は凄い数がいるんだけど~。沿道も凄い人だかりだ。日本でこれだけロードレースを見て貰えるのは埼玉クリテリウム以来ではないかな。
8人の逃げ
さあ、リアルスタートで3人がファーストアタックだ。
- ユライ・サガン (Slovakia)
- GROSU Eduard-Michael (Romania)
- ニコラス・ドラミニ (South Africa)
スロバキアのユライ・サガン。サガンの兄貴だ。ニック・ドラミニと6人の逃げ集団を作る。これは簡単に決まってしまった。
- ニコラス・ドラミニ(South Africa)
- ユライ・サガン(Slovakia)
- KUKRLE Michael (Czech Republic)
- GROSU Eduard-Michael (Romania)
- TZORTZAKIS Polychronis (Greece)
- AULAR Orluis (Venezuela)
- Paul Daumont (Bfa)
- ASADOV Elchin (Azerbaijan)
集団はあっという間にフタをしてしまう。
カスパー・アスグリーンが集団後方。オリンピックの放送gorin.jpは解説がないので、いつものようにTiz-cyclingを立ち上げて英語で聞きながら観戦だ。
集団先頭では、新城幸也の姿が見られる。幸也はスロベニアのヤン・トラトニクとおしゃべり。チームメイトだ。トム・デュムランとティシュ・ベノートは先頭でおしゃべりしている。
増田 成幸は集団後方でヒラヒラしている。宇都宮ブリッツェンに所属中。
カスパー・アスグリーンがメチャクチャ暑そうな顔して集団を引いている。すでに8分以上逃げとは離れた。
デンマークチームのメンバーは
- 43.カスパー・アスグリーン
- 44.ヤコブ・フルサン
- 45ミカル・ゴグル
- 46.クリストファー・イエンセン
ヤコブ・フルサンは調子を崩しているので、前回は銀メダルだったけど、難しいのではないかな。
リオデジャネイロオリンピックチャンピオンは徹底している。完全にベルギーチームのアシストとしてフォローしている。すでにタイム差は8分50秒離れているが、ここからどれくらい縮められるか。
グレッグ・ファンアーヴェルマートは、登りが始まると後ろに後退していった。今度はどこのチームが引くようになるかな。
各チーム最大でも5人しかいないので、無駄にメンバーを使いたくない。
タデイ・ポガチャルはサポートカーに戻ってボトルを調達。背中にボトルと何か冷たいものを入れていた。よほど暑いのだろう。
レムコ・エヴェネプールが先頭で、笑顔でおしゃべりしている。少し日本に来て太ったのようにも見えるけど。
タデイ・ポガチャルは車の隊列を使って集団復帰中。カメラに気づくと笑っていたので、まだ調子は良いみたいだ。ボトル運びがいないので自分で取りに戻らないといけない。
先頭8人はグレッグ・ファンアーヴェルマートが引かなくなったことで、12分56秒ものボーナスを貰っている。
グレッグ・ファンアーヴェルマートが先頭に帰ってきたけど、積極的に引く感じではない。今日は、誰も無線をつけていないので、情報はバイクとサポートカーのみだ。
途中、先頭も引いていたナミビアのトリスタン・ド・ランゲが集団から単独で抜けている。
先頭と20分以上離れた頃から、ついにスロベニアが先頭を引き始める。ようやくレースが始まる感じか。
まずは、ヤン・トラトニクが先頭を引く。後ろは、グレッグ・ファンアーヴェルマート。ヤン・ポランツの後ろにタデイ・ポガチャル。
道志みち 4.3km・6.1%
なんと集団後方で、落車。ゲラント・トーマスとテイオ・ゲイガンハートが巻き込まれてしまう。
テイオ・ゲイガンハートは、バイク交換。ゲラント・トーマスは大きく肩が破けている。英国のサイモン・イエーツとアダム・イエーツは無事。3人もグランドツアー優勝者がいるチームなのに不運が襲ってしまう。
ジロ王者がツール王者を引く展開だが、これは厳しい。
先頭も頂上手前で、少しずつばらけてくる。
それにしていも、ゲラント・トーマスは運がない。肘から出血。腹も肩もジャージが破れている。
集団は、グレッグ・ファンアーヴェルマートとヤン・トラトニクが交代で引いている。17分まで縮めている。
新城幸也は最後尾だ。
ヤン・トラトニク先頭で道志みちを越える。後ろでタデイ・ポガチャルは登りながら、サングラスを両手離しで治している。なんたる余裕。
ポーランドのミハウ・クフィアトコフスキとマファウ・マイカがずっと3番、4番手で走っている。
マルク・ヒルシは今年調子が上がってこない。集団からも遅れている。
籠坂峠 2.2km・4.7%
雨が降っていたようで、路面は濡れている。これはライダーにとっては気温が下がるので助かる。すでに先頭は5分差だ。それにしても凄い観客の数。
- ニコラス・ドラミニ(South Africa)
- ユライ・サガン(Slovakia)
- KUKRLE Michael (Czech Republic)
- TZORTZAKIS Polychronis (Greece)
- AULAR Orluis (Venezuela)
プリモッシュ・ログリッチは集団復帰中。サポートカーで補給している。
先頭は籠坂峠を越えて、下りに入る。タイム差は16分あるのでかなり逃げれるはずだ。
カスパー・アスグリーンは集団最後尾。疲れている感じではないけれど。
新城幸也も峠を下る前に補給を貰う。
ポーランドに変わってベルギーが前に上がってきた。そろそろ先頭開始となるか。
フランスのギヨーム・マルタンがパンクでサポートカーを呼ぶが中々こない。下り始める前にバイク交換して走り出したい。
日本の二人は集団最後尾にいる。
ギヨーム・マルタンは下りで必死の追走だ。
ギヨーム・マルタンは無事に集団復帰。
ゲラント・トーマスが集団復帰している。ほどなく追いついた。血が滲んでいる肩は痛くないのかな。
富士山麓 14.5km・6%
先頭は富士山麓を登りだす。残り106kmで13分13秒のタイム差があり、まだまだ逃げることが可能だ。
三国峠まで逃げたいところ。路面が濡れていて、木陰なので少しは走りやすいのでは。
逃げていたライダーが一人ずつ捕まっていく。
集団先頭には、ニュージーランドもライダーを送り込んでくる。パトリック・べヴィンだろうか?
ニュージーランドは、ジョージ・ベネットと二人だけの参加だ。
スロベニアのヤン・ポランツが集団最後尾であえいでいる。スロベニアは4人しかいないので、先頭のヤン・トラトニクが引き終わったら、アシスト不在になりそうだ。
テイオ・ゲイガンハートは落車したけど、しっかりと先頭付近に位置している。
グレッグ・ファンアーヴェルマートが集団後方に下がって、今度はティシュ・ベノートが引く順番になったようだ。彼の次はマウリ・ファンセヴェナントと続く。
日本の二人は、集団後方で耐えている。最後尾はグレッグ・ファンアーヴェルマート。
リオデジャネイロオリンピック金メダリストが終了した。
ゲラント・トーマスはボトルをサポートカーから貰っている。自分で下がらないといけないので大変だ。
スペインチャンピオンのオマール・フライレもドロップ。
それにしても、ヤン・トラトニクの引きが長い。すでに4時間サドルに座っているけど、まだ元気だ。頂上までは引き続けそうだ。すでにタイム差は8分を切ってきた。
頂上手前で、ついにイタリア勢が先頭にきた。ジュリオ・チッコーネは、一気にダンシングでペースを上げていく。
やばい、幸也が切れそうだ。
幸也は戻れるかもしれないけど、増田が切れてしまう~。
頂上まで500mもない。頑張れ幸也~!
下りで多分追いつける距離だ。
先頭は下りに入っている。5分21秒の差だ。
ジュリオ・チッコーネの引きで一気に、タイム差も縮まってきた。1,451mの最高地点を越えた。
下って、5人は4分38秒と迫られながら富士サーキットに向かう。ゴールまで67kmだ。すでに200km近く逃げてきている。
ヤン・トラトニクは超人なのか。また集団の先頭に帰ってきて引いている。ベルギー勢で先頭付近にいるのはティシュ・ベノートだけだ。
集団も富士サーキットに入る。集団最後尾には新城幸也と増田の姿も見られる。
三国峠だが、1時間前に雨が降っていたのだけど、止んで路面も乾いているそうだ。逆に暑いかも。
カーブで、膨らんでヤン・ポランツがバリケードに引っかかってしまう。バイク交換して走り出す。
落車したゲラント・トーマスはリタイヤしてしまう。なんとも不運。
グレッグ・ファンアーヴェルマートも、リタイヤしてしまう。
イタリアのダミアーノ・カルーゾのアタックに、マウリ・ファンセヴェナントが反応する。
ウィルコ・ケルデルマンも追いついて3人となるが、後ろも逃がすはずがない。
追いついた瞬間に、レムコがアタック。
これに、アイルランドのエディ・ダンバーとイタリアのニバリがジョインする。
これで決まるはずはないので、3人とも後ろを気にしている。
3人は一旦吸収される。ここから誰がアタックをかけるだろう。
ついに逃げも集団に取らえられた。
2回目の富士サーキットで、先頭はフランス勢が引く展開に。
集団はまだ大きい。三国峠で、ばらけることを期待しよう。
イタリア勢が先頭でペースを上げる。
三国峠 6.7km・10.1%
ティシュ・ベノートがワウト・ファンアールトを後ろにつけて登りでベースを設定する。
ヤン・トラトニクはようやく仕事終了。凄い引きだった。
ティシュ・ベノートが次々と人数を絞っていく。前には、タデイ・ポガチャル、プリモッシュ・ログリッチの姿が見られる。
幸也は後方。なんとか完走したい。アレハンドロ・バルベルデ、トム・デュムラン、カスパー・アスグーン、レムコ・エヴェネプールと次々と切れていく。
マウリ・ファンセヴェナントが引き始める。さらに絞り込む。
あ~、ここでタデイ・ポガチャルがシッティングのままアタックだ~!
このタデイ・ポガチャルのステルスアタックに誰が反応出来るのか?
すぐに間があいてしまう。
見えてきたのは、アメリカのブランドン・マクナリティとカナダのマイケル・ウッズだ。
ワウト・ファンアールト、リチャル・カラパスは急坂でついていけない。
追走はワウト・ファンアールト以外、誰も引こうとしない。
ブランドン・マクナリティはツールでは散々だったけど、これは落車があったから。このままいくと、チームメイトのタデイ・ポガチャルは有利だ。
マイケル・ウッズはスプリントが強くない。
追走が割れてしまう。ワウト・ファンアールトは後方だ。まだ、タイム差がないので追いつく可能性は高い。
先頭の3人に後続が追いついた。ワウトは遅れている。
タデイ・ポガチャルはむ違いを生み出せない。ここで引き離さないと少人数にはならない。
- タデイ・ポガチャル
- アルベルト・ベッティオル
- リチャル・カラパス
- ミハウ・クフィアトコフスキ
- マイケル・ウッズ
- ブランドン・マクナリティ
先頭の6人の引きが鈍い。後続のワウト・ファンアールトが追いついてきそうだ。
ワウト・ファンアールトが根性で追いついた。
ワウト・ファンアールトは、完全にタデイ・ポガチャルを捕らえている。
マイケル・ウッズがアタックをかける。当然だ。このメンバーではスプリントで勝てない。
加護坂峠 2.2km・4.7%
マイケル・ウッズが少し引き離しているが、これは無理だ。逃げ切れない。
ワウト・ファンアールトの引きでマイケル・ウッズは捕まる。この後、バウケ・モレマがアタック。
代わる代わるペースを上げるが決まらない。
ヤコブ・フルサンがアタックをかける。躊躇していたら逃げ切られてしまう。ワウト・ファンアールトが後ろを見ながら追走。
誰も、追いたがらない。追走で足を使いたくない。
ヤコブ・フルサンも捕まってしまう。微妙な間が出来てしまう。
ここで、ブランドン・マクナリティがアタックをかけて、リチャル・カラパスが反応。
ブランドン・マクナリティとリチャル・カラパスという面白い組み合わせのアタック。これは誰も追わない。決まってしまったか?
ヤコブ・フルサンのアタックを捕まえた後の絶妙のタイミングだった。
マキシミリアン・シャフマンが追走すると、タデイ・ポガチャルが止めてしまう。チームメイトが逃げているので自らは追わない。
ミハウ・クフィアトコフスキが追走アタックだ。弾丸のように飛んでいく。
タデイ・ポガチャルが追走をさせないように動いている。
マイケル・ウッズが下りで追走すると、タデイ・ポガチャルが前に入って邪魔する。こうしている間にも先頭二人は25秒まで差を開く。
もう、下りなのでワウト・ファンアールトが捨て身で引くしかないだろう。
二人は25秒から33秒までリードを広げる。これは金銀が決まってしまうのか?
残り17kmで42秒。これは勝負あったか。このまま行くとスプリントではねえ~。
ワウト・ファンアールトはわずかな登りでスパートするが、タイム差は縮まらない。
ワウト・ファンアールトは集団を破壊するが、誰も先頭交代してくれない。
ワウト・ファンアールトが怒涛の引きを見せる。タイム差をグングン縮めてきた。スプリントの足は残らないくらいの感じだ。
タイムは15秒まで縮まった。さすがワウト!
ワウト・ファンアールト以外は、全開で引かないのでいけない。追いつけばワウト・ファンアールトの勝ちとなるので誰も手助けしてくれない。
二人は残り6.1km。13秒まで迫られたが、誰も協力しないので再び17秒まで開く。
あ~、カラパスが、わずかな登りでアタックだ。
ブランドン・マクナリティはついていけない。
マイケル・ウッズとダヴィ・ゴデュがアタックをかけている。
マイケル・ウッズがブランドン・マクナリティを捕らえる。
カラパスは33秒のリード。逃げ切れるか?
追走がまとまらないのでカラパスのリードは広がる。のこり2.9kmだ。これは決まりだ。
もう、みんな2位狙いの走りになってしまった。ここでも、リゴベルト・ウランとタデイ・ポガチャルが邪魔をしてくる。
カラパスの後ろに誰も、全く見えてこない。
リチャル・カラパスの見事な逃げ切りだ。飛び出したタイミングも皆の虚をついた時だった。誰もブランドン・マクナリティに反応しないのを一瞬の判断で飛び乗るのは凄い嗅覚だ。
これでカラパスは、ジロ王者にオリンピックチャンピオンという肩書も手にいれることになった。堂々の金メダリストだ。
2位狙いのスプリント。誰もワウト・ファンアールトの前に出ようとしない。
最後のスプリントでタデイ・ポガチャルが追い込んでくる。ワウト・ファンアールトはまくられてしまったのか?
ワウト・ファンアールトは、あれだけ追走で足を使っておきながら最後はスプリントでしっかりと勝ってしまった。負けたのかと思っていたほど。
13秒まで縮まった時には完全に追いついたと思ったけれども、逆に追いつきたくない人もいるから困ったもんだ。これがロードレースの人間臭い面白い所でもある。
これが一人でもチームメイトが残っていたら、違う展開になっていただろうから、それもまた面白い。
昨年の世界選手権と同じパターンに近いかな。
日本の新城幸也は10分12秒遅れの35位でゴール。増田選手は19分50秒遅れの84位で無事にゴール。
リザルト
Rnk | Rider | Team | UCI | Pnt | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 |
CARAPAZ Richard
|
Ecuador | 600 | 375 | 6:05:26 |
2 |
VAN AERT Wout
|
Belgium | 475 | 280 | 1:07 |
3 |
POGAČAR Tadej
|
Slovenia | 400 | 210 | ,, |
4 |
MOLLEMA Bauke
|
Netherlands | 325 | 160 | ,, |
5 |
WOODS Michael
|
Canada | 275 | 130 | ,, |
6 |
MCNULTY Brandon
|
United States | 225 | 110 | ,, |
7 |
GAUDU David
|
France | 175 | 100 | ,, |
8 |
URÁN Rigoberto
|
Colombia | 150 | 90 | ,, |
9 |
YATES Adam
|
Great Britain | 125 | 80 | ,, |
10 |
SCHACHMANN Maximilian
|
Germany | 100 | 70 | ,, |
11 |
KWIATKOWSKI Michał
|
Poland | 85 | 65 | 1:35 |
12 |
FUGLSANG Jakob
|
Denmark | 70 | 60 | 2:43 |
13 |
ALMEIDA João
|
Portugal | 60 | 55 | 3:38 |
14 |
BETTIOL Alberto
|
Italy | 50 | 50 | ,, |
15 |
VAN BAARLE Dylan
|
Netherlands | 40 | 46 | ,, |
16 |
MARTIN Dan
|
Ireland | 35 | 42 | ,, |
17 |
YATES Simon
|
Great Britain | 30 | 38 | ,, |
18 |
KONRAD Patrick
|
Austria | 30 | 34 | ,, |
19 |
MAJKA Rafał
|
Poland | 30 | 32 | 3:40 |
20 |
MOSCON Gianni
|
Italy | 30 | 30 | ,, |
いや~、最高の戦いを見せてくれましたね。3人に拍手だ!
※ハイライト動画はのちほど追加予定
コメント
こんばんは、初めまして。いつも多様な情報と細かく丁寧な分析記事を楽しみに読ませていただいております。
今日のオリンピックロード、もう最高!素晴らしかったですね〜。世界最高峰のレーサー達はもちろん心配だった中継のクオリティもモトカメラも空撮もグランツールクラスでした。
文中にあった「gorin.jpに解説がない」についてですが、画面右下のヘッドフォンマークから英語コメンタリー(BBC?)を聞くことができました。僕も最初気がつかず道志の入り口まで環境音だけで見ていました(それはそれでいい感じでしたが^^)。さらに、AppleTVを通してテレビに写すこともできました。
明日の女子レースもまた楽しみですね!
トゴさん、大変貴重な情報ありがとうございます!
ホントだ。ヘッドフォーンマークをクリックしたら、英語解説が聞けました!
これは本当に助かります。トゴさんは、テレビの大画面で見られたのですね。羨ましい! 私はチャンネル権も、有料放送も契約していないので、ロードレースは
いつもネットだけで、パソコンの画面で見るのみです。
女子レースは金子選手に与那嶺選手も出るので、ほんと楽しみです。世界のプロが日本の道路を走っていると思うだけで大感激です! 楽しみましょう!
ちゃんさん、ご返信ありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです^^
僕は有料放送はJsportsだけですけど、今年はジロも戻ってイタリアのレースもたくさんあり年間200日くらいレースを見てることになりそうで、もう目と生活が壊れそうです^^::
今週も今日の女子ロードをはじめ男女のマウンテンとTTもあって毎日びっちりですね〜
しかしgorin.jp、ダイジェストはあっても見逃し配信がないのですよね、録画もできないし。
昨日のロードもう一度じっくり見返したいのだけれど…
さてさて今日もいい天気のようでよかったです!楽しみましょう!!
トゴさん、年間200レースも見れるのならば有料放送でも元を取ってますね。
今週は、おっしゃる通りレースがびっちり。台風の影響がないと良いのですけど。マチュー・ファンデルプールの活躍が気になってます。
確かに、見逃し配信がないのは辛い。三国峠あたりからもう一度見てみたい!
日本ではたぶん相当無理して設定した本格コースもきちんと機能して、大きなトラブルもなく、結果も納得の実にいいレースでしたね。
ところで、終盤カラパスとマクナルティが逃げているときにチームメイトが逃げているので(ポガチャルが)自分では追わないという意味のことが書いてありますけど、オリンピックは国別チームなのでポガチャルのチームメイトは誰も逃げてないんじゃないかと…
er4bさん、コメントありがとうございます!
確かに、素晴らしいコースでした。無観客かと思っていたら、凄い人だかりでびっくりしましたけど、日本人はマナーが良いので応援も綺麗。
これだとマラソンはもっとすごい人だかりになりそう。
国別なんですけど、普段はチームメイトですもんね。私がポガチャルの立場だったら、ツールで身を粉にして働いてくれたマクナリティを目の色を変えては追えないなと。
ちょっと心情的な部分の表現になってしまいました。正確に書くようにしないといけませんね。ただ、なんとなくUAEにワウトがやられたような気がしてならないのは私だけでしょうね。
また、違ってたら教えて下さい<(_ _)>
コースが安易な頂上フィニッシュなどになってないこともあり、ワンデイレースらしい見ごたえがある展開になったと思います。
ポガチャルは三国峠で仕掛けた後に追いつかれてしまったので、もう余裕があまりなく、誰かについていって回復を図るしかなかったのじゃないですかね。
実力ではファンアールトとポガチャルが頭ひとつ抜けてるのは誰の目にもあきらかで、それゆえアタックには彼ら自ら対応せざるを得ず、追走となると誰も協力してくれないという、とてもよくある展開に陥っていたと考えるのが素直でしょうか。
それでも自力のみで追走してマクナルティを回収し、ゴールスプリントで銀を取ってまうファンアールトはやはり圧倒的に強い。
あと、追走で疲れていたであろうファンアールト相手とはいえスプリントで僅差に迫ったポガチャルも前評判通りの強さですね。
圧倒的に強くても実力通りにはなかなか勝てないのは、過去サガンなども通ってきた道であり、ファンアールトもいかにして勝つかいろいろと試していくしかないのだと思います。
確かに、タディ・ポガチャルもなんでアタックしてしまったのかわからないと自分でもコメントしているほどですもんね。
日本の暑さも関係していのでしょうか。ツールの時のベストの走りではなかったような。それにしてもワウト・ファンアールトは強かった。普通ならば40秒離れたら決まってしまうはずなんですけど。
13秒まで詰めたのは凄いとしかいいようがない。
ポガチャルはスプリントも強いですね。私はてっきりワウトをまくったのかと思ってました。
ワウト・ファンアールトにはTTも残ってますけど、こちらもどうかなあ~。フィリッポ・ガンナの調子がわからないですけど、注目ですね。
ITTはコースが多少アップダウンしてるので、コンディションが良ければエヴァネプールあたりが来るかもしれませんね。
そうなると、また面白くなりそうですね。早くから日本入りしているから気候には大分慣れているでしょう。ガンナは直前までレースしてたから、調子はどうでしょうね。
暑さ対策を誰が出来ているかもカギを握りそうです。