BORA-hansgroheは、22歳のパトリック・ガンバーと2年契約を結んだ。
これにより、チームの2020年のメンバー27名が決定した。
今シーズンUCIチームランキングでは2位。獲得勝利数は47勝にも上がった。来シーズンのBORA-hansgroheの活躍も期待されるメンバー決定だ。
パトリック・ガンバー
TRANSFER: #BORAhansgrohe completes its 2020 squad with the signing of @patrick_gamper read more here: https://t.co/JPtuC0Fnma#2k20 #roster pic.twitter.com/dn1zfWnHGT
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) November 15, 2019
パトリック・ガンバーはオーストラリアU23チャンピオン。今シーズンはアンダーながらGran Premio Industrie del Marmo (1.2U)でも優勝している。
平地が強く、チームではスプリンターのためのトレインやアシストとして力をつけていくことを目指していくことになるだろう。
BORA-hansgroheは、サガンにパスカル・アッカーマン、エマヌエル・ブッフマン、ラファウ・マイカが再びチームを率いることになる。
サム・ベネットは法廷闘争の末にチームを去ることが決定している。
サム・ベネットはDeceuninck – Quick Stepに移籍するだろうと噂されているが、まだ発表はない。彼が移籍するのは、チームにとっては大きなマイナスとなるのは間違いがない。
サガンは、来シーズンジロ・デ・イタリアの参戦を表明している。
サガンがジロとツールを目指すとすると、今年ジロでポイント賞を獲得したパスカル・アッカーマンはどうするのだろうか?
エマヌエル・ブッフマンもツール・ド・フランスでの総合順位を狙っていくだろう。今年4位だった彼は来シーズンは表彰台には登りたいところだ。
だが、サガンのためのスプリントトレインにメンバーを割かれると厳しい戦いとなるかもしれない。山岳でのアシストには今年躍進したパトリック・コンラットが期待される。
BORA-hansgroheとしては、難しいかじ取りを迫られる来シーズンとなりそうだが、スプリントでも総合でもポイント稼げるチームとなってきていることは素晴らしいことだ。
BORA-hansgrohe 2020メンバー
名前の横に2019年シーズンに選手が獲得した勝利数もいれてみた。
チームはサガン一人がUCIポイントを稼ぎだすチームから脱却し、総合でも上位を狙うことの出来るチームとなってきている。
チーム47勝のうちの13勝をあげたサム・ベネットが移籍するのは痛いが、たたき上げのメンバーによるポイント獲得も多く今シーズンもチームランキングでは上位を獲得出来そうだ。
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