ワウト・ファンアールトのシクロクロスシーズンが終わった。絶頂の部分で去ってしまうのはワウトのキャリアの象徴なのか。
かなり残念な、ワウト・ファンアールトの2025-2026のシクロクロスシーズンを振り返ってみよう。
アクシデントの連続
After his crash in the cyclocross race in Mol, Wout van Aert sprained his ankle and sustained a small fracture. He will undergo surgery on Saturday, after which he will focus on his recovery. Unfortunately, this means his cyclocross season is over.
“Of course I am very… pic.twitter.com/hp72L8NZEK
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) January 2, 2026
まず、初戦のワールドカップ2025-2026第4戦アントワープでは、表彰台のチャンスがありながらパンクで7位。
第2戦 2025-2026 X²Oバドカマートロフェー第4戦ホフスターデでは、マチュー・ファンデルプールと初対決。
序盤落車もあり、マチュー・ファンデルプールが抜け出してからようやく集団からワウトも離脱。前を追ったがおいつくことはなかった。
続く第3戦スーパープレスティージュ2025-2026第4戦ヒュースデン・ゾルダーでは、ティボール・デル・グロッソと抜け出して二人でゴールスプリント。ここでなんとツールでもスプリント賞を獲得したワウト・ファンアールトが負けてしまった。これは仕方ない。
第4戦目のUCI ワールドカップ第8戦 デンダーモンデでは、マチュー不在だったけれど高速コースで抜け出すことができず6位に沈む。
マチューとの対決となったExact Cross第5戦ロエンハルト。調子をあげてきたワウトはマチューとの一騎打ちに持ち込むがパンク。さらに追い上げで2度目のパンク。これにはワウトでもどうしようもない。
そして、運命の2026 Exact Cross第5戦モルでマチュー・ファンデルプールとガチンコ対決に持ち込んだワウト・ファンアールトに悲劇が襲ってしまった。
これはワウト・ファンアールトにとって初めてのリタイヤとなってしまった。
ありがとうな(笑)記録をジンクスでSNS投稿にリプライ
Jinxen… 😬 https://t.co/omIVul4f5K
— Jonas Creteur (@jonas_creteur) January 2, 2026
モルでので不運な落車に見舞われ、足首を骨折してしまったワウト・ファンアールト。 実はこのリタイアによって、彼が長年保持してきた「ある偉大な記録」が途絶えてしまった。
239戦連続完走のシクロクロスのエリートレースで一度も途中棄権したことがないというすごい記録だった。
これまでどんなに機材トラブルがあっても、どんなに調子が悪くても、彼は必ずフィニッシュラインを通過してきた。 しかし今回の怪我により、キャリアで初めてのDNFが記録されてしまった。
ジャーナリストのジョナス・クレトゥールが、統計を紹介したあとにワウトがリタイヤ。そのため私が疫病神になってしまったかも…」と自虐的に投稿した。
その投稿にワウトは
「Merci, hé 😂(ありがとうな 笑)」と、泣き笑いの絵文字付きで返信。
自分の不運を記者のせいにしつつ、冗談で深刻な状況でもユーモアを忘れていない。ワウトならではのタフさだ。まあ、本人が一番残念に思っているでしょうけど。
手術は成功
🌈🇳🇱 Van der Poel manda fuerzas a Van Aert: Su mensaje de absoluta deportividad tras la lesión de Wouthttps://t.co/oZGnDsPsj4
— Eurosport.es (@Eurosport_ES) January 3, 2026
チームの発表によると、手術は無事に成功したとのこと。 現場で奇跡的な偶然があり、迅速な対応ができている。
ベルギー自転車界のトップドクターとして知られる整形外科医、トーン・クラース医師(Dr. Toon Claes)とトム・クラース医師(Dr. Tom Claes)の親子が、たまたま観客としてレース会場に居合わせていたのだ。
彼らは落車直後のワウトのバンにいきその場で診察。すぐに自分たちの病院(AZ Herentals)への搬送を手配。彼ら自身の執刀により、受傷から手術まで最短時間での処置が可能となっている。
ファンが最も心配しているのは春のクラシックに間に合うのか?という点だ。
これについて、スポーツ医のクリス・ファンデルミエレン医師(Dr. Kris andermieren)は希望はあると語っている。
通常、骨折の癒合には6週間かかるが、適切な処置とリハビリがあれば、トップアスリートは驚異的な回復を見せることがある。
同医師は「春のキャンペーンが危険にさらされることはおそらくない」と分析しており、シーズン前半の最大の目標を諦める必要はなさそうだ。









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