Team BikeExchangeのゼネラルマネージャーのブレント・コープランドは、トム・デュムランを狙っていることを公言している。
将来的に、チームに加えたいライダーの一人だと言う。実は、先月にはすでにニュースは出ており、Team Jumbo-Vismaの経営陣は契約が進行していると聞いて逆にびっくりしていた。
2022年末に動くのか
🤕
💬 “My season is finished. That’s a big deception, because I just got really good at it again.” – @tom_dumoulin
Get well soon, Tom! 🍀
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) September 9, 2021
Team BikeExchangeのゼネラルマネージャーであるブレントコープランドは次のように述べている。
トム・デュムランは、来年末には市場に出てくるライダーであり、例えばオリンピックのようなパフォーマンスを見せてくれれば、ほとんどのチームが参加したいと思うライダーだ。
もし、彼がGCへの野心を持ち続けたいと思っているのであれば、間違いなく我々が腰を据えて、『よし、将来的にはこの選手を迎え入れて一緒に仕事をしよう』と考える選手だ。彼にはまだ数年の可能性があるから、そういった交渉は常に続けている。
最初の報道では、2021年末には契約を破棄して移籍という話だったが、契約を破ってまで獲得ということではないようだ。
Team BikeExchangeは、昨年末にアダム・イェーツをイネオスに、ジャック・ヘイグをBahrain Victoriousに移籍させている。
彼らにかわるリーダーが欲しいのは山々だろう。サイモン・イェーツだけでは全てのグランドツアーは戦えない。
一方、トム・デュムランだが、年初に休養宣言を出してからオリンピック前に復帰したばかり。
オランダ選手権優勝で復帰を飾り、東京オリンピックではTTで2位。ベネルクスツアーでも、力強い走りを見せていた。
シーズン後半も期待されたが、交通事故で一足早くオフに入っている。
Team Jumbo-Vismaも、ジョージ・ベネットを移籍させており、34歳となったステファン・クライスヴァイクにやや陰りが見えている状態では、トム・デュムランを放出するとは考えにくい。
セップ・クスが総合を目指すかもしれないが、安定性とTTの弱さがある。チームはトム・デュムランにエースとして活躍して欲しいと思っているはずだ。
まあ、1年先の話なのでどうなるかはわからない。ただ、トム・デュムランが実力通りの力を発揮すれば、移籍などの話はなくなる。
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