2022ツール・ド・フランスで、ワウト・ファンアールトはグリーンジャージを狙いたいと発言している。
だが、通常一つのチームで2つのジャージを目指すことは少ない。と、いうよりも不可能というか難しい。それぞれにアシストを配置しないといけないし、目指す走りも変わってくる。
あくまで、チームのアシストがあって初めてジャージも取ることが可能となる。
プリモッシュ・ログリッチは2年連続でツールで涙を飲んでいる。ワウトがグリーンジャージに絞った走りを行うと自らのイエロージャージ獲得は難しくなるではないかな。
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2021ツールで落車リタイヤした後に、東京オリンピックタイムTT金メダルを獲得したプリモッシュ・ログリッチ。
ツール・ド・フランスでは、すでに2回スーパーアシストとしてワウト・ファンアールトを獲得している。
しかし、ファンアールトは来年はグリーンジャージが欲しいと言っている。
ログリッチは、これは実行可能であるが、明確な計画を立てる必要があることを示している。
私たちは互いに助け合うことになっている。彼はステージでの勝利のために戦うことができなければならず、同時に自分は時間を稼がなければならない。
私たちは本当にそれについて考える必要がある。私は間違いなくツールに勝ちたいと思っており、できると信じている。
しかし、私はツールに勝った、あるいは勝てなかった選手としてだけ記憶されたくはない。
私にとっては強迫観念ではないので、まだ成功していないことに不満はない。
私はむしろ、常に全力を尽くし、限界に挑戦するライダーとして見てもらいたいと思っている。
本当の意味でのファイター、それは私自身のことでもある。
ワウトの場合には、平坦から山岳までアシストすることが可能なライダーだ。特に長い距離をトニー・マルティンのように引き続けることが出来る。
だが、グリーンジャージを狙うならば、足は残しておかないといけない。これから、チームでどのように走るのか計画されていくだろうけど、両方狙うのは難しいのではないかな。
これに、セップ・クスが山岳賞を狙うという計画もチラッと話している。
そんなの無理だろう。さあ、来年のツールでTeam Jumbo-Vismaがどう折り合いをつけていくのか見ものだ。
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