ブエルタ・ア・エスパーニャが始まって3日目。
主役のいない今回のグランツール。
私の予測していたチーム・スカイのミカル君がはやくもマイヨ・ロホをゲットして2日目。
ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕 誰が優勝するのか勝手に予測
ついにブエルタ始まりました! 3271.4km先のゴールを目指し、23日間のステージレース。 ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスとならんで世界三大ツールの一つと言われるブエルタ・ア・エスパーニャ。 本命と言われる選手のいない、今回のブ...
どこまで、守れるでしょうか?
ブエルタとは
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアは見るけど、ブエルタはねえ~。
と、自転車ファンの中でも、少し注目度が薄れるブエルタ。
そんなブエルタを少し知ってみましょうか。知っていると少しは興味がわくかもです。
ブエルタ歴史
- 1935年に始まる。
- 主催はイベント会社のウニプブリク(Unipublic)
- ツールド・スペインと呼ばれていたこともある
- 1995年から9月に開催時期が変更
- 2005年UCIプロツアーでカテゴリーBに格付け
ブエルタ特徴
アルダシア地方でスタートするブエルタ。ツール・ド・フランスのように200キロを越えるレースが少ないのが特徴。
景色は~ ツール・ド・フランスのようにキレイな風景とは言えず、荒涼とした大地を走っているイメージがある。
短距離・急こう配のコースを近年取り入れて話題としている。けど、選手は大変よね~。
ブエルタのジャージ紹介
マイヨ・ロホ
個人総合時間賞(マイヨ・ロホ)個人総合時間賞(マイヨ・ロホ)
赤色のジャージで「マイヨ・ロホ(maillot Rojo)」と呼ばれる。<個人総合成績1位の選手に与えられる。各ステージの所要時間を加算し、合計所要時間が最も少なかった選手が「マイヨ・ロホ」着用の権利を得る。
プントス
ポイント賞(プントス)
マイヨ・ベルデ (Maillot Verde)」とも呼ばれる。
最速スプリンターを決める賞。ステージ途中の中間スプリントポイント(最大4pt・上位3人)と、ゴールポイント(最大25pt・上位15人)を最も多く獲得した選手に与えられる。
モンターニャ
山岳賞(モンターニャ)
山岳王を決定する賞で、マイヨ・デ・ルナレス (Maillot de lunares)とも呼ばれる。
白地に青玉のジャージとなっている。
各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。
各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。
山岳ポイントのカテゴリーポイントは
- 超級アルベルト・フェルナンデス賞(最大20pt・上位6人)
- 超級(15pt・5人)
- 1級(10pt・5人)
- 2級(5pt・3人)
- 3級(3pt・3人)と5段階。
複合賞(コンビナーダ)
総合順位+ポイント賞+山岳賞の順位の総計の最も少ない選手に与えられる。ブエルタ・ア・エスパーニャ独特の賞であり、全ての部門で上位、最もバランスよく成績を挙げたことの証でもある。
複合賞リーダーには純白のジャージが与えられる。
複合賞リーダーには純白のジャージが与えられる。
その他の賞
- チーム総合賞 各ステージのチームの上位3人のタイム合計
- 新人賞 1993年1月1日以降に生まれた選手の中で、総合タイムが最も上位の選手 ジャージなし
- 敢闘賞 各ステージで頑張った選手に贈られる。ファン投票でブエルタベスト敢闘賞が決定
- ボーナスタイム 中間ポイント:3、2、1秒・ゴール:10、6、4秒
第2ステージ終了からミカルがマイヨ・ロホ
第2ステージでは、チームスカイのお得意の山岳でのアシスト陣のふるい落としでスプリンターが脱落。
最後は、38歳のモビスターのパルベルデにまくられましたが、第2位フィニッシュでチーム・スカイのミハウ・クフィアトコフスキが待望のマイヨ・ロホをゲット。
続く、第3ステージでも無難にジャージを守りました。
ミカルは、インタビューの中で
出来るだけ長くジャージを着ていたいね。どれくらい長く続くかは考えてないよ。ジャージを維持するには、明日の山岳フィニッシュで最高のパフォーマンスを見せないとね。ブエルタを下見してないので、良く知らないんだ。まあ、柔軟に対処していよ。
第3ステージダイジェスト
さてさて、本格的山岳コースの4日目。
reliveで、コースを見ることが出来ます。
注目の第4日目となりそうです。はたして総合はどう動くのか? 楽しみですね。
アルダルシアの夏の続編。監督の高坂希太郎監督は自転車好きで有名。
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