ブエルタ第7ステージでアレハンドロ・バルベルデとヒュー・カーシーがリタイヤとなった。
アレハンドロ・バルベルデは、ここまで、総合4位につけており、モビスター勢で2位から4位までを独占していた。
この日も調子よく、ラスト43kmでアタック。チームメイトのために、レースを動かそうとしていたのだけど。
なんと、アレハンドロ・バルベルデはカーブで落車してしまう。
バルベルデの最後のブエルタとなるのか
🚀🏥🆗 Las pruebas radiológicas a que @alejanvalverde ha sido sometido en el Hospital General de Alicante, tras su caída en la 7ª etapa de #LaVuelta21, NO revelan fracturas. El ‘Bala’ está recibiendo las curas pertinentes por sus heridas.
¡Ánimo, GRACIAS y cuídate! #VamosBala pic.twitter.com/HC3LETh3ho
— Movistar Team (@Movistar_Team) August 20, 2021
ホセ・ロハスのアシストを受けて、アレハンドロ・バルベルデは登りで攻撃を開始する。
リチャル・カラパスとアダム・イェーツがチェックにはいる。カラパスがトップに立ち、2番手につけていたアレハンドロ・バルベルデ。
だが、下りカーブでアレハンドロ・バルベルデは落車してしまう。
アレハンドロ・バルベルデは、ガードレールのない部分の土で少し滑ってから崖下に転落。
自力で上がってきたのだけど、ジャージは肩の部分が破れて腕からも出血。鎖骨は折れてなかったが、痛みは相当なはずだ。
その場で、数分立ち止まっていたアレハンドロ・バルベルデだったが、二人のアシストと共に走りだす。
だが、すぐに立ち止まってリタイヤとなってしまった。病院に搬送されたが、レントゲンでは骨折などはなし。肩、背中、胸の打撲。
アレハンドロ・バルベルデは42歳まで走ると言っている。
これが最後のブエルタだとは思いたくない。ここまで調子が良かったのに本人もきっと納得していないはずだ。
バルベルデは9月26日の世界選手権に出場する。この時には、元気な姿を見せてくれるはずだ。
追記
アレハンドロ・バルベルデは、墜落した翌日に右鎖骨の手術を受けている。骨折はないとされていたけれど、どのような具合なのかは不明。復帰する時期も明確にされていない。
ヒュー・カーシー
ヒュー・カーシーは昨年の総合3位。EF Education-Nippoのエースとしてチームを引っ張る立場にあった。
だが、第6ステージでチームメイトのマグナスコルト・ニールセンが逃げ切り勝利した時にも、2分50秒遅れてゴール。
第7ステージも、最初の1級山岳から遅れてしまう。
すでに総合33位まで落ちており、上位に復帰する見込みはなかった。ヒュー・カーシーが病気なのかどうかはわからない。
今後、チームからの発表もあるだろうけど、本調子でなかったことは間違いない。
ただ、前哨戦のブエルタ・ア・ブルゴス最終ステージでは、エガン・ベルナルを置き去りにしてステージ優勝していただけに山岳での活躍が見れなかったのは残念だ。
ヒュー・カーシーが深刻な病気とかでなければ良いのだけど。
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