リゴベルト・ウラン(EF Pro Cycling)は、2019ブエルタの落車で引退の危機から脱出して復帰した。
彼は、ツール・ド・フランスがコロナウイルスのためにキャンセルされた場合、大きな経済危機を引き起こすと警告している。
ツールがキャンセルの場合
これは、考えたくないことだが、もしツール・ド・フランスがキャンセルされた場合について、リゴベルト・ウランはコロンビアサイクリング連盟のインタビューで語っている。
サイクリングはビジネスでのみサポートされているため、貧弱なスポーツであり、ツアーが開催されない場合、大惨事になるだろう。
たとえば、18のワールドツアーチームのうち、生き残ることができるのは3チームだけで、他のチームは非常に複雑な未来に直面している。
現在、経済的に強いチームは3チームしかない。世界で成功している企業はわずかで、現時点では、これが続く場合、危機が発生するだろう。
企業が削減を行う必要がある場合、彼らはマーケティング計画から始め、それがサイクリングに影響を与える。
まあ、これは誰もが思っていることだろう。
今の所、5月15日に新しいレーススケジュールが発表される。そして、5月末にはツールが行われるか、わかるのではないだろうか?
チームの将来について
EF Pro CyclingのスポンサーであるEducation Firstがコロナの影響を受けて経営不振。ライダーは44%の給与削減の対策をしている。
これについてリゴベルト・ウランは
それは誰にとっても複雑だ。私の場合、他のことを考えるが、他の状況は異なる。
たとえば、ダニエル・マルティネスやヒルヒオ・イギータは、契約に署名し、次の2年間の目標を設定している。
それが起こると、契約を減らさなければならず、多くの人々が私たちのチームから解雇された。
給与は約40%下げられ、スポーツを始めたばかりの人にとっては難しい。
と語った。
特に若くて将来性のあるライダーにとっては、先が見通せない状況で大変な事態だ。
リゴベルト・ウランの場合には、GO RIGO GOというアパレルブランドを持っている。衣料品店は閉鎖されているが、オンライン取引は行われており、82人の従業員の雇用は確保されている。
リゴベルト・ウランは、ソーシャルメディアで情報を発信し続けている一人だ。少しでも人々の気を紛らわして貰うためだ。
10月にジロがあり、11月にブエルタがあった場合、寒い天候で雪が降っていてもレースの準備は出来ているという。
レースがあり走れる状態ならばコロンビアから帰ってくる。
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