フランスのホイールメーカーであるCorimaは前後に12本のスポークしかないユニークなフルカーボンホイールMCC EVOと、前後20本のスポークのWS EVOのカーボンホイールを発売した。
MCC Evo および WS Evoの新しいホイールは、チューブレス互換でフックレス リムを備えたブランド初のロードホイールとなる。
他のメーカーがチューブスホイールの製造に傾いている中、Corimaはチューブラーホイールの製造も続ける。
Corima MCC EVO
MCC Evo と WS Evo ホイールは両方とも、32 mm と 47 mmの2つのリム深さが用意されている。
32mmはクライム用、47mmはオールラウンドなライディングに適応する。各 EVO ホイールセットは、前世代と比較して最大 145g軽量化されている。
12 本スポークのMCC EVO は、Corimaのカーボンファイバーの専門知識をすべて使用して開発されたと言われている。
ブランドによれば、これにより究極の使いやすさ、効率性、応答性が実現するとのこと。
MCC EVOは、チューブレス/フックレス バージョンとチューブラー バージョンの両方で利用可能となる。
100% カーボンファイバー製で、12ペアのカーボンファイバー スポークで構成されている。
Corima MCC EVO spec
- リム内部幅 : 21mm
- リム外部幅 : 26mm
- スポーク数 : フロント6本・リア6本
- ハブ : Corima D2T ラチェット ハブ
- タイヤサイズ : 25~32mm
- 重量 : チューブレス1445g (32mm) / 1480g (47mm)・チューブラー1280g (32mm) / 1330g (47mm)
- 価格 : €3690(約57万円)
Corima WS EVO
WS EVOホイールセットは、ペアの「R2」スポークパターンで20本のカーボンファイバー スポークを使用している。
MCC EVOよりは、少しワイルドではないように見えるデザインだけど、それでも前後で20本のスポーク数は少ない。
パフォーマンス、正確なハンドリング、多用途性を提供するために作られたと言われている。
ホイールは、フランスで手作りされており、Corimaによれば、価格帯の割に独特で高級感があるという。
WS EVOは、より高価なMCC EVO モデルと同じ21mm のインナーリム幅と 26mm のアウターリム幅、および 32/47mm のリム深さのオプションを備えている。
Corima WS EVO spec
- リム内部幅 : 21mm
- リム外部幅 : 26mm
- スポーク数 : フロント10本・リア10本
- ハブ : EVO S ハブ
- タイヤサイズ : 25~32mm
- 重量 : チューブレス1505g (32mm) / 1540g (47mm)・チューブラー1390g (32mm) / 1490g (47mm)
- 価格 : €1990(約30万円)
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