Fizikは、まったく新しいVento Infinito Carbon2とInfinito Knit Carbon 2を、トップクラスのプロレーシングR1シューズの後継と呼んでいる。
2つの上部オプションの改善とBoaダイヤルの保持は、外観はマイナーだが、軽量化、薄型化、通気性の向上を実現。
最新のR2カーボンソールも備えており、R1よりも19g軽量化されている。
Fizik Vento Infinito Carbon 2
Fizikは、新しい靴について、「勝利を追求するために不要なものをすべて取り除き、より少ないアプローチを採用している」と述べている。
主な変更点は、剛性指数10を備えた新しいアウトソール。R2ソールは、軽量化と剛性の向上を実現し、再設計されたカーボンファイバーレイアップを備えている。
広い通気口と深い内部チャネリングが、冷却気流を提供し、温度調節を支援する。
興味深いことに、Fizikはクリートの穴をさらに後方に移動したと主張しており、クリートをさらに後方に配置することで多くのパフォーマンスとフィットの利点が得られるという。
これにより「ペダリング効率が最適化され、膝の圧迫が軽減される」と主張しており、特に非常にアグレッシブな前方のエアロポジションに適していると述べている。
BOAダイヤルはBOA Li2に進化している。
モビスターのライダーはこのInfinito Carbon2を使用。
イネオスの場合には、R1とR2をライダーが好みに合わせて組み合わせて使用している。写真右側がInfinito Carbon2だ。
左は、ゲラント・トーマスでR1を使用している。
- ニット:マイクロテックスアッパー
- Li2デュアルゾーンBOAフィットシステム構成
- R2カーボンアウトソール:フルカーボン一方向、剛性指数10
- カラー : ブラック/ブラック、ホワイト/ブラック、グレー/コーラル
- 重さ:225g(サイズ42-1 / 2ペア)
- サイズ:36-48(ハーフサイズでも37-47)
- ヴェント:プロのサイクリストと共同で設計されたパフォーマンスレーシングシリーズ
- 使用目的:ロードレース
- 価格 : 350ドル(約3万6千円)
Infinito Carbon2シューズはまもなく入手可能となる。
VENTO INFINITO KNIT CARBON 2
Infinito KnitはInfinito Carbon2と、同じ形状、保持システム、カーボンソールを備えている。
アッパーに使用されている素材が異なり、Infinito Carbon 2は、Fizikがしなやかでありながら、丈夫で安定していると言うMicrotexアッパーを備えている。
ニットバージョンは、その名のとおり、「通気性をシームレスに統合しながら軽量化を実現する高度なニット構造技術」を採用したニット生地を採用。
- ニット:ニットアッパー
- Li2デュアルゾーンBOAフィットシステム構成
- R2カーボンアウトソール:フルカーボン一方向、剛性指数10
- カラー : ブラック、レッド
- 重さ:225g(サイズ42-1 / 2ペア)
- サイズ:36-48(ハーフサイズでも37-47)
- ヴェント:プロのサイクリストと共同で設計されたパフォーマンスレーシングシリーズ
- 使用目的:ロードレース
- 価格 : 369.99ポンド(約5万円)
こちらはすでに販売開始している。ニット素材のほうがかなり高価だ。
コメント