悲しいお知らせだ。
イタリアのMastromarco Sensi Nibaliチームに所属していたマイケル・アントネッリ(Michael Antonelli)がコロナのために亡くなってしまった。
亡くったのは、彼の21歳の誕生日だった。
チームの公式ツイッターでその、悲報を伝えている。
Ciao Michael, il tuo ricordo resterà per sempre con noi… ❤️♾
Tutta la squadra Mastromarco Sensi Nibali si stringe alla famiglia in questo momento di dolore. pic.twitter.com/j5kyWWcZxM
— MASTROMARCO SENSI NIBALI (@TeamMastromarco) December 3, 2020
サンマリノ出身の若いライダーは、2018年8月15日にU23フィレンツェ-ヴィアレッジョのひどい事故の犠牲者になった。
このレースで3人が崖下に転落。
絶望的な状況で、彼は118ペガソヘリコプターによってフィレンツェのカレッギ病院に運ばれ、そこで集中治療室に入院。
医師は彼をほぼ奇跡的な方法で生かし、ほぼ5か月間治療。
その後、2019年の初めにモンテカトーネのイモラクリニックに移り、2019年7月にサンマリノの自宅に戻った。
彼はそこから、サンタルカンジェロのルースセンターとモンテカトーネで非常に長くて疲れるリハビリテーションプロセスを始め、彼は反応し、人を認識出来るまでになっていた。
マイケルは、彼と彼の家族全員がコロナの検査で陽性を示した後、昨年11月30日にサンマリノ社会保障研究所に入院。
母親と兄弟は自宅で隔離され、可能な限り注意深くあらゆる予防措置が取られ、医療スタッフは彼をすぐに集中治療に連れて行った。
だが残念ながら、短期間で悪化。すでに苦しんでいるマイケルには、この最後の戦いはあまりにも激しく勝つことができなかった。
photo corriereromagna
マイケルは、Mastromarco Sensi Nibaliチームに2年間所属。
2016年から2017年の間に、5回の勝利を収め、表彰台にさらに6回登った。（2位2回、3位4回）。
また、2017年にマイケルはデンマークのヘルニングで開催されたヨーロッパジュニアチャンピオンシップで並外れたパフォーマンスを披露し、トップレースを終えて12位でフィニッシュしている。
将来的に、期待できる若者が21歳でこの世を去らなければならないことは悲しいことだ。家族の悲しみはどれほどだろう。冥福をお祈りしたい。
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