Orbeaは2021年モデルOrcaシリーズを一新。
12モデルを一気に公開した。最高峰の5つのモデルはLTDの名前がつきレース用バイクの位置付け。
コンポのカスタマイズも簡単に出来、自分好みのバイクに仕上げることが出来る。
Orbea Orca
Orcaはシャチという意味。この新しくなったOrcaシリーズの特徴を見てみると
Orca OMRとOMXの2種類のフレーム
Orbea Orcaには2種類のフレームが存在する。
上位もモデルのLTDの名前が5モデルはOMRのフレームが使われる。レース仕様で軽量化を目指したフレームだ。
OMRのフレーム形状は、各部分がエアロ形状となっている。
ダウンチューブ、シートチューブ、シートステイセクションは楕円形にされ、微妙にフラット化されて、以前のバージョンよりも10%の抵抗低減が実現されている。
OMRフレームは丸みを帯びた形状とし、コンプライアンスを向上させ、重量を軽減しているため、スムーズで効率的な乗り心地を求めるライダーに最適となっている。
コンプライアンスと振動吸収が以前のOMRよりも5%向上し、現在のOMXよりも10%向上している。
OC RISEハンドルバー
標準のコンパクトロードバーと比較して、OCライズハンドルバーは、スタックを20mm長くして、リーチを5mm短くしている。
快適さを高めるポジションで持久力を高めてくれる。
当然普通のハンドルバーを選択することも可能。2種類から選べることでスペーサーで調整することなく、ポジションを決めることが出来るのは嬉しい配慮だ。
ドロップシートステイを採用し、タイヤのクリアランスは35mmまで向上。
シートポストは隠しクランプで調整可能。この位置だと簡単に調整可能なので便利だ。
上位5モデルのカスタマイズの範囲は以下の通りとなる。
モデル | フレームセット | 統合 | ハンドル | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|
M-LTDモデル | OMX フレームセット |
OC2ステムとヘッドセット | ドロップバー | 完全カスタマイズ |
M-TEAMモデル | OMR フレームセット |
OC2ステムとヘッドセット | OCライズバー選択可能 | 色とコンポーネント |
M20 M30 M40 |
OMR フレームセット |
OC1ステムとヘッドセット | OC Rise Barスタンダード | 3色のオプション |
12モデルもあると、選ぶのに苦労してしまいそうだ。上位モデルはコンポもパーツも選択出来るので、その点は大変良いと思う。
プロジェクトワンほどカラー選択はないけど、フレームの色やフォーク、途中からのカラー変更など出来るようになっているのも嬉しい配慮だ。
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