2025 ツール・ド・スイス。ジョアン・アルメイダが見事な総合優勝を果たした裏で、チーム内部では深刻な衝突が起きていた。
スイスの才能ヤン・クリステンが、エースであるアルメイダに対し、レース中に反旗を翻していたというのだ。
若手の反乱
EXCLUSIVE | UAE rider explains Tour de Suisse clash between João Almeida and Jan Christen #Cycling https://t.co/97zR52g09O
— CyclingUpToDate (@CyclingUpToDat3) December 29, 2025
事の発端は第2ステージ。本来であればエースのアルメイダを守るべき立場のクリステンが、フィニッシュ手前2.7kmで単独アタックを仕掛けた。
この動きはチーム戦略を無視したもので、結果的にエースのアルメイダを集団内で孤立させ、ライバルたちに攻撃の隙を与えることになった。
記事に登場する匿名のUAE選手は以下のように証言している。
ヤン・クリステンの走りが物議を醸しています。彼はなぜエースのアシストをしなかったのでしょうか?
私の知る限り、ヤンはこのツール・ド・スイスで自分がリーダーを務めたがっていたんだ。だからジョアン・アルメイダのために働くことを望んでいなかったんだ。
レース中、具体的にどのような拒絶があったのですか?
あるステージで雨が降っていて、ジョアンがヤンに対して「集団を引いてくれ」と頼んだ場面があった。 しかしヤンは、「嫌だ、やらない」と言い放ったんだ。
それは衝撃的ですね。ジョアン・アルメイダはどう反応しましたか?
当然、彼も少し腹を立てていたよ。結局、ジョアンは自分自身でアタックせざるを得なくなった。
今年のアルガルヴェでは、逆にアルメイダがクリステンを助けていましたよね?
ええ、まさにそこが問題なんだ。ヴォルタ・アン・アルガルヴェで、ジョアンはヤンのためにステージ優勝をお膳立てした。
ジョアンは自国開催のレースで勝つチャンスがあったのに、ヤンのために自分を犠牲にした。それなのに、半年後のスイスで立場が逆転したとき、ヤンはジョアンを助けようとしなかったんだ。
チームメイトとして、この状況をどう見ていましたか?
正直、クレイジーだと思いましたよ。彼は素晴らしい才能を持っているが、チームの一員として走ることを学ばなければならない。あの週の彼の振る舞いは、少し利己的すぎたね。
半年前に勝利をプレゼントしてくれた先輩に対し、彼の勝負所であるスイスで協力を拒否したという事実は、集団内でも恩知らずと見られかねない行動だ。
最終的にクリステンは第6ステージでリタイアし、アルメイダは独力に近い形で総合優勝を勝ち取った。 才能ある若手が野心を持つのは悪いことではないが、信頼とチームワークを欠いた行動は、時にチーム全体の勝利を逃してしまう。
若手コントロールには課題が残った一戦と言える。




コメント
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
かつてのイバネストやテレコムやポスタル、スカイといった割と統率がとれていたチームでも、表に出てこないだけで多少の内紛はあったのでしょうか。
フルームとエバンズ、インドゥラインとデルガドは確執があったみたいですが‥
謹賀新年です~。
内紛というか、若手のこういったことは昔からありますよね。レモン、フルーム、フアン・アユソーなどなど。
人間だから、自分のほうが優れていると思ったらついいうことを聞かなくなることもありそうです。
今年も一年よろしくお願いします(*^^*)
アルメイダがエゴを出さないのは、自分はポガチャルには及ばないというのを分かっているからなんでしょうねぇ。
ファビオ「ヤン、Q36.5に来ないかい?」
カンチェラーラ「ヤン君、チューダーに来ないかい?」
たしかにそういう線はありますね。契約が終わったら兄弟がそろうチームに行くには理にかなってますね。