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UAEツアー第2ステージの個人TTで2019世界選手権ジュニアTT王者の奇妙なクラッシュ

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Photo by Jon Tyson on Unsplash
この記事は約3分で読めます。

昨日のUAEツアー第2ステージは個人タイムトライヤル。

道路幅もあり、TTバーから手を離さないといけないカーブはゴール前だけ。コースには何も問題はないように見えた。

だが、ゴール手前10mで激しくクラッシュしたのは、Trek – Segafredoの19歳、アントニオ・ティベッリ(Antonio Tiberi)。

この模様は昨日もお伝えしたのだけど、ケガの様子がわかったので紹介。ただ、クラッシュの原因は調査中だが、わからないようだ。

 

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不思議なクラッシュ

再度ゴール前のクラッシュを見てみよう

 

最後は直線なので、TTバーを持ったまま走行している。何度見ても、このクラッシュの原因はわからない。ブレーキをかけたのならばわかるけれども、そんなことはない。

風の影響?   それも突風が吹いたようにないので却下だろう。

タイムトライヤルでのクラッシュといえば、2020年世界選手権TTでの、ディフェンディングチャンピオンのクロエ・ダイガード(Sho – Air TWENTY20)のクラッシュ。

この時にはカーブだったので、少し状況が違うけど。

 

Trek – Segafredoは、ツイッターを通じてアントニオ・ティベッリのケガの様子を伝えている。

落車のあとにすぐに立ち上がっていたが、病院に搬送されて右膝を縫っている。あとには、身体に複数の擦り傷を負っている。

 

こちらは正面からのツイート動画

あれだけのスピードで落車したのだから、相当打撲もあり痛みもあるはずだ。

入院はなく、ホテルに戻っている。ただ、さすがに明日からのレースは続けないことになった。

 

総合35位でリタイヤ

 
 
 
 
 
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アントニオ・ティベッリは、この日のTTも19位で終えている。総合位35位まで上がっていたのに残念。

アントニオ・ティベッリは、2019年のヨークシャー世界選手権ジュニア部門個人タイムトライアルで優勝。

2020年8月1日よりテスト生としてTREKで走っていた。今年から2年契約で、正式にワードチームの一員となっている。

2020年イタリア選手権U23でも3位となっており、TTには非常に強い。その独走力を生かして、単独での逃げからの勝利も飾っている。

アンダーの枠に収まっていない選手だ。今後、今回の落車の原因も解明されるかもしれないが、まずはケガをしっかりと治すことから始まる。

この後は、3月3日開催のイタリアのTrofeo Laigueglia、3月7日GP Industria & Artigianatoのレースが予定されている。

 

 

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