イネオスのセバスティアン・エナオとレオナルド・バッソが、ジャンニ・モスコンに続いてアスタナに移籍の発表。
イネオスの2021年の平均年齢は27.5歳だったが、2022年には大幅に低下すると予想されている。
ミハウ・ゴワッシュ(37歳)は引退。ローハン・デニスはTeam Jumbo-Visma、オウェイン・ドゥールはEF Education-Nippoに移籍。
イネオスは世代交代を進めている。
セバスティアン・ヘナオ 1年契約
💥 Sebastian Henao and Leonardo Basso sign with Astana Qazaqstan Team
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— Astana – Premier Tech (@AstanaPremTech) October 13, 2021
2014からTeam Skyに加わったコロンビア人。クライマーとして活躍し、2019年にはジロとブエルタにメンバーとして出場。
ただ、これ以来グランドツアーには呼ばれていない。チーム内の競争が激しく、ツール・ド・フランスには一度も出場したことはない。
これまでの勝利もなく、チームに留まっても自分がエースとして走れるレースはなかっただろう。
アスタナならば、短いステージならば自分の走りが出来る可能性もある。
レオナルド・バッソ 2年契約
いつも、チームの最終契約者として発表されていたレオナルド・バッソ。
2015年と2016年は、Selle Italia–Cieffe–Ursusに在籍していたが、2015年8月1日からTrek Factory Racingに研修生として参加。
だが、契約には至っていない。2016には2レース。2017年はGeneral Store Bottoli Zardiniで走っているが9レースしか走っていない。
輝かしい経歴を持つ選手ばかりのチームイネオスにあって、優勝は2018年のSettimana Internazionale Coppi e Bartali (2.1)の第1ステージのチームタイムトライヤルだけだ。
このレースでは、パヴェル・シヴァコフがエースとして走り、クリストファー・ローレスのスプリントの発射台としてアシストしている。
彼の目標は、母国のミラノ~サンレモを走ること。この夢はまだ実現していない。
アスタナでも地味にアシストとしてレースに参加することになるだろうが、チームには必要な役割だ。アスタナならば、グランドツアーに参加することも出来るかもしれない。
まだ、27歳なのでこれからの2年で存在感を示して貰いたい。
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