ロードバイクの情報を発信しています!

ミケル・ランダが利益相反のためスペインのプロチームEuskaltel-Euskadiのスボンサー会長を辞任

海外情報
Photo credit: Helen K on VisualHunt.com
この記事は約3分で読めます。

2021年のブエルタ・ア・エスパーニャにワイルドカードで出場することが決定しているスペインのプロチームEuskaltel-Euskadi。オレンジ色のユニフォームは目立っている。

 

元々は、バスク人のバスク人によるバスク人のためのチームとして1994年に創設され、トップカテゴリーを走り続けながらもスボンサーの資金難により2013年限りで解散していた。

2017年にアマチュアチームとして活動していた時に、スポンサーであるFundaciónEuskadi財団の会長に就任したのがミケル・ランダだった。

チームは2018年には、プロコンチネタルチームに昇格。更に2020年にはプロチームに昇格した。だが、こうなるとワールドチームで走っているミケル・ランダと同じレースで走ることになる。

 

スポンサーリンク

2020年ブエルタ・ブルゴスでは一緒に走る

 

プロチームに昇格した、Euskaltel-Euskadiは2020年ブエルタ・ブルゴスでミケル・ランダが乗るBahrain – Victoriousと同じレースを走ることになった。

上記の写真は、Euskaltel-Euskadiのゴッツォン・マルティン(Gotzon Martín)と一緒に走っていた時の写真。

この時、ゴッツォン・マルティンは山岳賞を獲得していたので、ユニフォームはいつものオレンジではない。この時ランダは山岳賞争いでは3位。

だが、こうなるとレースでお互いに助け合うとか利益に相反する動きをしてしまうことも考えられる。まあ、矛盾が生じてしまう訳だ。

ミケル・ランダは

男子チームからUCIプロチームカテゴリーへの移行に伴い、誰も望まない非互換性を引き起こす可能性があるため、Euskadi財団内での私の役割を完全に変える必要があることが明らかになった。

アクティブなサイクリストであり、Euskaltel-Euskadiチームも参加しているイベントに参加しているので、財団で自分の職務を続けることは賢明でも論理的でもない。

私はすべての人にとって最良のことは、私がメンバーに、そしてもちろんメディアに、私がEuskaltel-Euskadiチームの決定の一部ではないことを知らせることだと思う。

さようなら、私の心はいつもオレンジ色だ、ミケル・ランダ。

上記の声明文では記載されていないが、UCIからの要請もあったようだ。

ミケル・ランダは2011年から2013年チームが消滅するまで、Euskaltel-Euskadiで走っていた。

チームからは、離れるけれどもランダの心は一生オレンジ色であることを保証すると語っている。

これからも同一のレースを走ることはあるだろう。その時には、少しくらいは一緒に走っても良いのではないかな。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました