Israel Start-Up Nationはワールドツアーデビュー1年目で、ダン・マーティンのブエルタ総合4位獲得。
ローリー・サザーランド(Rory Sutherland)37歳は、ブエルタでキャリア最後のレースを終えた。
2020年にUAEから移籍してきたが、チームプレゼンテーション前日に電動スクーターで落車して大腿骨骨折の大けがを負ってしまう。
復帰が出来るのか疑問視されていたが、ロックダウンの最中に走れるようになり、後半戦のレースに出場。最後はブエルタで現役生活最後のレースを走り切った。
キャリア最後のレース
Israel Start-Up Nationは、ブエルタ最終日にチームの頑張りを称賛して皆で一団となって走っている。
この中にローリー・サザーランドもいる。元々UAEから移籍してきたのも、長いキャリアでの経験を生かして、ロードキャンプテンの役割を果たすためだった。
明らかに感傷的なサザーランドに、ダン・マーティンは肩に手を当ててねぎらっている。
昨年12月のケガでは、大腿骨に長い金具。骨盤はビスで固定されていた。長いリハビリを得て復帰出来たのは8月のミラノ~サンレモ。
再び、走れることが喜びだった。Team Saxo – Tinkoffでワールドツアーデビューを果たし、モビスターではアレハンドロ・バルベルデをアシスト。
ダン・マーティンとはUAE時代を含めて3年間チームメイトだった。
ローリー・サザーランドは、ジローナとバルセロナにカフェを持っている。今後は、カフェのオーナーとして家族と共に過ごすのかはわからないが、新たな人生の旅立ちだ。
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