ロバート・スタナードは約1年前から暫定的な出場停止処分を受けていたが、このたびUCIから4年間の出場停止処分を受けた。
出場停止処分は遡及的に発効したため、スタナードはすでにレースへの再出場を許可されている。
ロバート・スタナードに関するUCIの声明
Una squalifica pesante – 4 anni più il 70% dello stipendio di due anni – per anomalie nel passaporto biologico: stop retroattivo, dal 2018 al 2022, per l’australiano Robert Stannard con una sentenza che farà discuterehttps://t.co/jhph1BYepC pic.twitter.com/Ugztkmy0zt
— tuttoBICI (@tuttobiciweb_it) June 4, 2024
現在25歳のロバート・スタナードは、2018年8月17日から2022年8月17日まで、UCIから遡及的に出場停止処分を受ける。
これは、Mitchelton-Scott在籍中に生物学的パスポートの異常値を受け、禁止物質または禁止方法を使用したことによるドーピング規則違反が理由となる。
UCIはプレスリリースでは
国際自転車競技連合(UCI)は、UCIアンチ・ドーピング裁判所がオーストラリア人選手ロバート・スタナードに対する裁定を下したことを発表した。
審判所は、ロバート・スタナード選手が2018年と2019年に生物学的パスポート(※)の原因不明の異常により、禁止物質または禁止方法の使用というアンチ・ドーピング規則違反(ADRV)を犯したと認定した。
その結果、審判所は同選手に4年間の資格停止期間を課すとともに、2018年と2019年の平均年俸の70%に相当する罰金を科した。
適用される規則、すなわち世界アンチ・ドーピング規程およびUCIアンチ・ドーピング規則に従い、審判所は、同選手の異常がUCIに伝えられた遅れを考慮し、資格停止期間は2018年8月17日、すなわち最初の異常が現れた日から開始するものと決定した。
この決定は最終的なものではなく、1カ月以内に選手、所属する国内連盟および国内アンチ・ドーピング機関、UCI、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することができる。決定は最終決定後、UCIのウェブサイトで公表される。
UCIはこの件に関してこれ以上コメントしない。
ロバート・スタナードは2018年末にトレーニングチームMitchelton-BikeExchangeからワールドツアー結成へと転向した。
2022年にAlpecin-Fenixに移籍。2022 ツール・ド・ワロニー総合優勝、2022ブエルタ・ア・エスパーニャ山岳賞2位など、将来を期待されていた。
すでにレース出場はOKとなっているが、契約してくれるチームはないのではないだろうか。
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