Ridley Heliumシリーズにディスクブレーキ対応に進化したRidley Helium SLX Discが登場。
軽量でありながら、すでにワールドツアーレースで活躍している実績あるバイク。
ヘリウムバイクシーズの最高峰とRidleyは位置づけており、ディスク対応とケーブルの内蔵化により空力性能を高めている。
Ridley Helium SLX Disc
Ridley Helium SLX Discは、すでに2019パリツアーでイエール・ワライス(Lotto Soudal)が乗って独走勝利している。
2011年ツール・ド・フランス覇者のカデル・エヴァンスは2005年からLottでリドレーに乗っていた。
ツール・ド・フランスに勝つために使用できるバイクを作ってくれ。
6.8 kgの制限にできるだけ近づけてほしいが、100グラムオーバーするならば、常に剛性を優先してくれ。
と要望を受けた。
エバンスの要求に従い、重量に対する剛性にヘリウムの焦点を絞った。軽くする必要があるが、さらに重要なことは硬くなければならなかった。
ブロならではの要望ですね。
Ridleyはカーボンフレームを大幅に変更することなくその傾向を続けている。わずかにドロップしたシートステイデザインのおかげで実際に剛性を獲得している。
SLXディスクは12mmのスルーアクスルにより、車体の横剛性を上げ、ペダリング効率の向上に貢献。
チューブプロファイルを変更することなく、空力の利点を得るためにケーブルに注目。
Ridleyは、バー、ステム、フレーム内のすべてのケーブルを隠すことで、風の抵抗を14%減らしたと主張。
整理整頓されたケーブル配線と、同社のエアロロードNoah Fastで使用されているのと同じF-Steererシステムでかなりすっきりとした印象的となっている。
F-Steererシステムは、半月型の曲率を備えた形状により、ケーブル配線を完全に内部配線を可能にしたRidleyの技術。
プレスフィットBB30を採用し、パワーアップしたBBエリア。漕ぎ出しの軽さやパワー伝達効率を向上させている。
Ridleyは、フレームの重量が820g(中)であり、リムブレーキモデルよりもわずか60g重いと主張。
フレームは6つのサイズで提供され、それぞれ700c x 28mmタイヤ用のクリアランスがある。
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