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ツイントップチューブとツインシートチューブを持つProject DのDropbar

機材情報
HansによるPixabayからの画像
この記事は約3分で読めます。

これは変わったフレームのバイクだ。

ポーランドのウッチを拠点とするProject Dのバイクで、手作りの自転車ショーで最優秀ビルダー賞とマイク・バローズ賞の2つの賞を受賞している。

ツイントップチューブとツインシートチューブ、チェーンステーは3Dプリントでまっ平。フレームはカーボンとスチールで作られている。

 

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ツイントップチューブ Dropbar 

出品されたProject Dのバイク
 
 
 
 
 
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バイクを作ったドミニク(Dominik)は、新しいハイエンドカーボンバイクを何台か乗ったけれど、硬すぎて1時間乗ると痛くなったと。

そのため古いスチームバイクに戻ったけれど、より長く快適に乗りたいという願いでこのバイクを作っている。

 

フレームは異なる素材から出来ている。

  • シートステイ :  カーボンファイバー
  • トップチューブ  :  カーボンファイバー
  • シートチューブ : カーボンファイバー
  • ダウンチューブ : コロンバスXCr  ステンレスシームレススチール
  • ヘッドチューブ : ステンレススチール 3Dプリント
  • チェーンステー :  ステンレススチール 3Dプリント
  • ドロップアウト :  ステンレススチール 3Dプリント

 

フォークはステンレススチールから3Dプリントされ、クラウンとステーラーは1つのパーツで、2本の脚は別々に作られている。

異なる素材を使うことのアイデアはこうだ。一番下のスチール製の “バックボーン “は高周波の耳障りな振動に対応し、ライダーが座る一番上の骨格は低周波の振動を受け止める。

チューブ分割の背後にある “電球 “のアイデアは、1本のチューブは各方向に同じように曲がるが、同じ量の材料を2本のチューブに分割すると、設計の自由度が新たに加わるというものだった。

ツインチューブは、特定のエリアと方向にコンプライアンスを加える。

ツイン・トップチューブは、ヘッドチューブの上下の動きを助けるだけでなく、チューブ間のわずかな角度が、コーナリング時のヘッドチューブのねじれやヌメリ感を防ぐのに役立っているという。

 

ツイン・シートチューブは、シートが前後に少し揺れるのを助けるが、少し横にひねることもできる。

3Dプリントされたチェーンステーは、プロファイルも肉厚も可変となっている。このアイデアは、上下に少しフレックスを促すものだ。

 

Project D Dropbar (フレーム、フォーク、ヘッドセット、シートハードウェア、アクスル、塗装)の価格は、約5,000ユーロ(約79万円)からとなり、下記のInstagramから連絡となる。

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