ツール・ド・ロマンディ第3ステージを終わって、総合3位につけていた2022世界選手権個人タイムトライヤル王者のトビアス・フォスは第4ステージをスタートしなかった。
山岳で凄まじいアシストを見せたロベルト・ヘーシンクも第4ステージをスタートしていない。
二人は、ジロ・デ・イタリアのメンバーに入っており、プリモッシュ・ログリッチをアシストする予定だったが、当初はジロのためと言われていたが、結局コロナに感染していた。
これは、ジロ制覇を目指すプリモッシュ・ログリッチにとっては大きな痛手だ。
トビアス・フォス
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当初は疲労のためジロに備えて、完全回復を目指すと言われていた。だが、その後にコロナに感染していることが判明。
これではジロ出場は出来ない。トビアス・フォスは、Instagramで以下のようにコメント。
ジロを逃し、非常に残念だ。ロマンディ第3ステージの後、コロナ陽性反応が出たんだ。できるだけ早く回復するためにベストを尽くしてきたが、今回ばかりは厳しく当たってしまい、まだ体調不良に悩まされている。
とても残念なことだが、残念ながらどうすることもできない。男の子たちの幸運を祈って、イタリアで3週間のレースをぶち壊すのを楽しみにしています💛
ジロには3回の個人タイムトライヤルがあり、当然世界王者としてフィリッポ・ガンナやレムコ・エヴェネプールとの対決が期待されていたのに非常に残念。
トビアス・フォスは、今シーズン限りでJumbo-Vismaを去ると噂されており、チームでの最後のジロ出場を逃してしまった。
ロベルト・ヘーシンク
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山岳での強烈な走りはロマンディで復活した。このベテランライダーがジロにいないのは、プリモッシュ・ログリッチにとってマイナス要素だろう。
ロベルト・ヘーシンクは、今年最初のグランドツアーを逃してしまった。
ジロのプロジェクトには多くのハードワークを費やしたが、残念ながら私にはそうなるはずもなかった。
ツール・ド・ロマンディでコロナにかかってしまい、ジロを逃したのは本当に残念です。幸運を祈る!
これにより、Jumbo-Vismaはメンバー変更を余儀なくされている。ウィルコ・ケルデルマンもコロナと落車の影響でジロには出れない。
Trek-Segafredoのジュリオ・チッコーネもコロナでジロを辞退。多くのライダーが、まだコロナによって予定を狂わされている。まだ、スタートまでに変わりそうだ。
【追記】
ヨス・ファンエムデンもコロナ感染。代わってサム・オーメンがメンバーに変わっている。
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