Lotto Soudalのベテランライダー、フィリップ・ジルベール(39)は、2022年シーズンで引退することを発表していた。
すでに4つのモニュメントを獲得しており、2012世界ロードチャンピオンのジルベールに残されたのは、ミラノ~サンレモを獲得することだけだった。
モニュメントとは
格式が高く記念碑的な意味合いも含まれている5つのクラシックレースのこと。
- ミラノ〜サンレモ
- ロンド・ファン・フラーンデレン 2017
- パリ〜ルーベ 2019
- リエージュ~バストーニュ~リエージュ 2011
- イル・ロンバルディア 2009・2010
だが、残念ながらミラノ~サンレモは144位でゴールして偉業達成はならなかった。この、フィリップ・ジルベールの引退レースが決まった。
最終は10月15日
フィリップ・ジルベールはサイクリストとして最後の週を迎えている。
ビデオメッセージで発表されたレースプログラムでは、あと3回出場することになっている。10月9日のパリ~トゥールが最後のレースとなる。
- 10月4日 バンシュ〜シメイ〜バンシュ/メモリアル フランク・ヴァンデンブルック
- 10月6日 パリ~ブールジュ
- 10月9日 パリ~トゥール
2度の優勝を果たしたパリ~トゥールで、彼はそのキャリアを終えることになる。
「そこで終わることが重要だと思う。2008年にフランセーズ・デ・ジュのジャージを着て初めて大きな勝利を収め、その1年後にはロットのジャージで優勝した。」
そして、最後にもう一度、フィリップ・ジルベールは、バルケンブルクで本当に別れを告げることになる。
10月15日(土)には、アムステルゴールドレースで4度の優勝を果たしたカウベルクに別れを告げるビッグイベントが開催される予定となっている。
65kmのツアーでは、フィリップが成功の大部分を達成した史跡をたどる。2012世界選手権で優勝したコースの近くも通る。
もちろん、フィニッシュラインは何度もアタックを成功させた、カウベルグの上に描かれている。偉大なライダーがまた一人プロトンから去ることになる。
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