フレッシュ・ワロンヌにおいて、19歳で史上最年少の勝者となったポール・セイシャス。
彼が勝負所で名物である「ユイの壁」で見せた登坂スピードは、現在大きな話題を呼んでいる。果たして彼のタイムは、過去の偉大な王者たちと比較してどれほどのものだったのか。
歴代最速にはわずかに届かず
⛰️🏁 ⏱️ MUR DE HUY (last 1.00 km) | 1993 – 2026
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🏹 #FlecheWallonne pic.twitter.com/1SgsVsyBOh— ammattipyöräily (@ammattipyoraily) April 22, 2026
ポール・セイシャスは、フレッシュ・ワロンヌの最後を締めくくるユイの壁のラスト1kmを2分43秒で駆け上がった。この記録は大会の歴史の中でもトップクラスの速さだ。
しかし、歴代最速記録にはわずかに及ばなかった。
単独の記録保持者は2021年のジュリアン・アラフィリップが出した2分41秒とされている。
2014年に初優勝した際のアレハンドロ・バルベルデと、アラフィリップの最速タイムがいずれも2分41秒で並んでいる。
いずれにせよ、セイシャスのタイムはこの偉大なパンチャーたちの記録にあと2〜3秒まで迫るものだった。
現在圧倒的な強さを誇るタデイ・ポガチャルとの比較も興味深い。セイシャスのタイムは、2025年大会のポガチャルよりも12秒速かった。
ただし、昨年の大会は完走者がわずか108名という過酷な悪天候に見舞われており、単純な比較はできない。
より適した比較対象は、ポガチャルが初めてフレッシュ・ワロンヌを制した2023年大会の記録だろう。当時24歳だったポガチャルは、かつてディラン・トゥーンズが記録したのと同じ2分46秒で登坂している。
19歳という若さで、すでにポガチャルの初優勝時のタイムを3秒も上回っている事実は、セイシャスの並外れたポテンシャルを物語っている。
過去のデータと比較することで、彼がいかに驚異的なスピードで壁を攻略したかが明確になった。




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