今回のフレッシュ・ワロンヌで、Tudor Pro Cycling Teamのマルク・ヒルシは激しい落車により鎖骨を骨折した。
今後は治療と回復に専念することになるが、直近の大きな目標であったジロ・デ・イタリアへの出場は絶望的との見方が強い。
ユイの壁でデビュー戦優勝を果たした歴史的ライダーを襲った悲劇
Marc Hirschi (Tudor) souffre d’une fracture de la clavicule gauche après sa chute sur la #FlecheWallonne.
Le Suisse (27 ans) était initialement prévu sur le Tour d’Italie, à partir du 8 mai prochain. pic.twitter.com/cxDbzRC4Ou
— Le Gruppetto (@LeGruppetto) April 22, 2026
マルク・ヒルシが落車したのは残り20km地点。
- マルク・ヒルシ (Tudor Pro Cycling Team)
- ブランドン・スミス (INEOS Grenadiers)
- ワレン・バルギル (Team Picnic PostNL)
- アントン・シファー (Team Visma | Lease a Bike)
マルク・ヒルシは立ち上がれなかった。
激しい落車によりマルク・ヒルシは鎖骨を骨折。今後は治療と回復に専念することになるが、直近の大きな目標であったジロ・デ・イタリアへの出場は絶望的との見方が強い。
手術により早期復帰が出来てもベストとは言えない。
フレッシュ・ワロンヌにおいて、マルク・ヒルシは特別な歴史を持つ選手だ。ゴール地点が「ユイの壁」に設定された1983年以降、デビュー戦でこの過酷な大会を制したライダーは、2020年大会のマルク・ヒルシただ一人しかいない。
ただ、この記録もポール・セイシャスに並ばれてしまった。しかも最年少優勝のおまけつき。
現在圧倒的な強さを誇るタデイ・ポガチャルでさえ、初優勝の2025年までには3度の出場(2019年53位、2020年9位、2022年12位)を要している。それほどまでに、ユイの壁は初出場の選手にとって特有の難しさを持つコースなのだ。
それにしてもTudor Pro Cycling Teamは、ジュリアン・アラフリップとマルク・ヒルシという二人の歴代優勝者を有していたのに振るわず。
特にジュリアン・アラフリップは、今シーズン調子が出ていない。今回も早くから遅れてDNF。チームはシュテファン・キュングがオンループ・ヘットニュースブラッドで大腿骨骨折。
マッテオ・トレンティンがロンド・ファン・フラーンデレンで鎖骨骨折。
さらに今回のマルク・ヒルシも鎖骨骨折でリーダー格のライダーの離脱が相次いでいる。
勝利も2026 アラウルツアー第3ステージのヤニス・ヴォワサールの勝利だけとなっている。かなり厳しい状況だ。





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